映画「極道の妻たち 最後の戦い」感想 | リタイアライフのつぶやき

リタイアライフのつぶやき

65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

1月18日、BS松竹東急で映画「極道の妻たち 最後の戦い」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督 山下 耕作

俳優 岩下志麻 かたせ梨乃

1990年 東映映画 116分

内容(Wikipediaより抜粋)

「秋、関西のヤクザ組織・川越会は5年前に中松組から分裂して以来抗争状態だったが休戦が決まり、田所亮次が中松組四代目組長を襲名する。川越会傘下の瀬上組組長妻・瀬上芙有が服役中の夫・雅之の留守を預かっていた所、福井から元組長妻・伊勢夏見が訪れる。

先の抗争で川越会を加勢した夫を中松組に殺されていた夏見は、休戦話を聞いて夫の無念を口にする。芙有は夏見の夫に組織の姐として気遣いを見せると、芙有を信頼した夏見は瀬上組で身を預かってもらうことに。

新事業を考える芙有は金貸し兼大物弁護士・市場憲章に融資を頼むが、中松組幹部と一席設けることを条件に出されたため断る。

しかし芙有の力になることを望む夏見が市場に直談判して5億円の融資の許可を得ると、芙有から敦賀市(福井)での新事業の仕切りを任される。

芙有と共に瀬上組組長の面会に訪れた夏見は、その場で芙有と兄弟盃を交わし瀬上組組長から夫の敵討ちを約束され胸を熱くする。敦賀で建設工事の交渉にあたる夏見だが、信頼していた夫の知人組長に裏切られて事業は頓挫してしまう。

その後、夏見は知人組長を脅すと四代目中松組組長・田所に指示されたことを知るが相手を射殺して失踪した後、芙有にそのことを伝える。

翌年の春、刑期を終えて瀬上組に戻ってきた瀬上組長は組員や妻たちから出所祝いをされ、芙有も久しぶりに楽しいひと時を過ごす。

その矢先入院中だった川越会会長の臨終に立ち会った瀬上夫妻は川越会の将来を託され、瀬上組長は「中松組を潰します」と応える。

川越会と中松組の間を行き来して腹の探り合いを楽しむ市場は、田所が会長と夫妻との臨終の会話を聞きつけたことを芙有に伝える。

5月のある日、突然マスコミの前で会見を開いた瀬上組長は「中松組との戦争を終わらせるため」と瀬上組の解散宣言をする。その会見をテレビで見ながらほくそ笑む四代目中松組組長・田所のもとに電話をかけた市場は、「瀬上は“がん”みたいなもの。取り除くべき」と発破をかける。

同じく会見を見た芙有は、帰宅後、瀬上に真意を尋ねると四代目中松組組長・田所から中松組最高顧問の役職を提案されたことを打ち明けられる。田所を疑う芙有は、瀬上に面会時の夏見との約束を思い出させて目を覚まさせようとするが、瀬上は聞く耳を持たない。

6月、夫の仇を取ることを決めた夏見は四代目中松組組長・田所が訪れた高級クラブで田所に銃を向けるが、中松組組員に射殺されてしまう。

夏見の遺体と対面した芙有は夏見と交わした兄弟盃を譲り受け、姐として敵討ちを引き継ぐことを心に誓う。

瀬上は田所に騙されたことにようやく気付くが、芙有は泥酔するだけで中松組に戦争を仕掛けない瀬上に愛想を尽かし別れを告げる。その後、瀬上組は解散状態となるが夏見との約束を果たしに、芙有は最後まで自身を慕う若手組員たちと共に四代目中松組組長・田所のもとに向かうのだった。」以上が概略です。

この映画は、極道の妻たちシリーズの4作目で岩下志麻が再度、主役として復活した作品で監督に山下耕作を起用しています。

感想としては、今まで、やくざ映画は、男の映画だと思い、正直女性が主人公のやくざ映画は、見たことはなかったが、いざ見てみると以外と面白く、時代が現在に近いと義理人情の任侠映画はないだろうと考えると納得がいきます。

組長が頼りなく妻が組を支え盛り立てていき、筋を通していきます(岩下志麻)。殺された組長であった夫の仇をとろうとする律儀な妻をかたせ梨乃が演じます。夫の仇をとろうとして逆に殺されたとき、グッと来て泣いてしまいました。岩下志麻とかたせ梨乃の演技がいいです。二人とも活舌がよく言葉が通ります。男顔負けに人を殺します。岩下志麻の姉御は、ピッタリでした。

初めて見ましたけど、兄弟盃を交わすとき、酒に血をいれ、かつ遺骨を入れて飲むには、びっくりしました。任侠映画でも見たことはありませんでした。さすがに、男性陣に中には、やくざ映画で有名な俳優は、一人もいませんでした。プライドがあるのですね。

映画としては、面白くまた違う極道の妻たちを見ようと思いました。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ  ←よろしかったらクリックお願いいたします。
にほんブログ村