映画「素晴らしき哉、人生!」感想 | リタイアライフのつぶやき

リタイアライフのつぶやき

65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

過去に、NHKBSプレミアムで映画「素晴らしき哉、人生!」が放送されていました。ジェイムス・スチュアート主演のため期待して見てましたら、感動的な映画でした。

1946年アメリカ映画

監督 フランク・キャプラ

俳優 ジェイムス・スチュアート ドナ・リード

130分 白黒スタンダード

「小さな住宅金融会社を経営し、貧しい人々のために働く父と優しい母のもとで育ったジョージ。

高校を卒業し、海外旅行と大学進学を控えていたジョージは、卒業記念パーティで友人の妹のメアリー・ハッチを紹介され、すぐに仲良くなる。

ところがその夜、父が急病で倒れ、まもなく死んでしまう。町で一番の富豪で金儲けのことしか考えないヘンリー・ポッターが父の死を機に会社を潰そうとしていることを知ったジョージは、大学進学を諦めて会社を継ぐことにした。

その後、進学先のニューヨークから戻ってきていたメアリーと再会する。メアリーはジョージを愛し続けていた。ジョージも彼女に愛を告げ、ふたりは結婚する。しかし婚礼の日、富豪のヘンリーがふたたびジョージの会社を潰そうと策略をしかけてきたため、預けていた金を引き出そうと町民たちが押しかけてくる。ジョージとメアリーはハネムーンの費用として持っていた2000ドルを配って人々を安心させ、取り付け騒ぎは収まって会社は廃業を免れる。

二人はあばら屋をリフォームしながら新婚生活を始め、4人の子供にも恵まれて貧しいながら幸せな生活を送るようになる。ジョージは貧しい人々のために宅地開発を行い、安価な住宅を提供する仕事を進めて人々の信頼を得る。

1945年のクリスマスイブの朝。ジョージの右腕として働いていた叔父のビリーは会社の金8000ドルを銀行に預けるため出かけたが、あろうことかこの金を紛失してしまう。

この日は会社の監査があり、この8000ドルがないと会社が潰れてしまう。ビリーとジョージは必死に金を探すが見つからない。

ジョージは家族に八つ当たりをして家を出ると酒場で酒をあおり、ついには自殺によって保険金を得ることを考えて川に向かう。

ところがジョージの目の前で老人が川に飛び込んだため、ジョージも飛び込んでその老人を助ける羽目になる。この老人こそ二級天使のクラレンスで、ジョージの自殺を止めるために自ら飛び込んだのだった。

自分は死ぬしかない、自分がいない方がみんな幸せになっただろうと語るジョージに対し、彼の考えを改めさせようとするクラレンスは敢えて「ではその通りにしよう」と言う。ジョージが戻ると町にはけばけばしいネオンが光り、人々はみな荒んだ心で暮らし、知人や友人だった人々は誰もジョージのことを知らず、住宅金融会社はとうの昔に廃業、我が家は廃屋、そしてメアリーは独身のまま図書館に勤務していた。。

自分の人生が素晴らしいものだったことに気づいたジョージが「すべてをもとに戻してほしい」と心から神に祈ると、願い通り世界はもとに戻り、ジョージは大喜びで家へ帰る。

一方メアリーは町の人々に夫の窮状を伝えて助けを求めていた。人々はジョージの家に集まって次々に金を寄付し、必要だった8000ドルを大きく上回る額が集まる。ジョージとメアリーは幸福をかみしめながら人々とともに「蛍の光」を合唱するのだった。」とあります。

実は、天国の大天使が二級天使のクラレンスを呼び、ニューヨーク州のベッドフォールズという町で絶望に陥っているジョージ・ベイリーを救うよう命じたのでした。

この映画をみて感じたのは、「自分は、何のために生きてきたのか、生まれてきた意味は?」と誰でも人生に一度は、必ず思う事の回答を示してくれたと思いました。

この映画の主人公は、優しく、家族や周囲の人々のために、いつも自分の事は後回しにしてきました。彼がしてきたことは、何物にも代えがたい役立つ人生であったと知るのでした。

ラストシーンで皆の善意で悩み事が解消する時は、泣けてきます。普段の行動が助けてくれました。

この映画は、今でもアメリカでは、クリスマスにこの映画が流れるのは定番となり、アメリカで最も親しまれた作品としてよく知られる映画だそうです。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

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