映画「北の桜守」感想 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

アマゾンプライムで「北の桜守」を見ました。自分は、サユリストではないですけど、吉永小百合の熱演には感動しました。また、自分の母が認知症であり、重なり泣いてしまいました。

2018年 東映映画

監督  滝田洋二郎

俳優 吉永小百合 堺雅人 阿部寛 篠原涼子 等

(内容)(DVD映画紹介より)

「1945年5月、南樺太に住む江蓮(えづれ)家の庭に待望の桜が花開いた。夫と息子たちと暮らす江蓮てつが大切に育てたその花は、やがて家族の約束となる。しかし8月、本土が終戦に向かう中、樺太にはソ連軍が迫っていた。樺太に残る夫との再会を約束し、てつは二人の息子を連れて網走へと逃げ延びる。時は流れ1971年、次男の修二郎はアメリカに渡って成功し、米国企業の日本社長として帰国する。15年ぶりに網走へ母を訪ねると、そこには年老いたてつの姿があった。一人暮らしが心もとなく思えるその様子に、再び母と共に暮らす決意を固める修二郎。しかし想いあうがゆえに母子はすれ違いを重ね、立派になった修二郎に迷惑をかけたくないと、てつは一人網走に戻ろうとする。母に寄り添いたいと願う修二郎は、二人で北海道の各地を巡り、共に過ごした記憶を拾い集めるように旅を始める。再会を誓った家族への想い。寒さと苦難を共にした懐かしく温かい人々との再会。幸せとは、記憶とは、そして親子とは。そして満開の桜の下で明かされる、衝撃の真実 ―――」とあります。

この「北の桜守」は吉永小百合主演「北の零年」(2005年)、「北のカナリアたち」(2012年)に続く「北の3部作」の最終章です。

戦争で夫は亡くなり、残った妻は、子供を抱えて辛酸をなめますが健気に生き、次男は成長し立派になりますが長男の死を自分のせいにして苦しみます。再婚の話があっても白い喪服で「二夫にまみえず」で答え胸が熱くなりました。主人公は、不幸を自分のせいにして、自分だけが豊かになるのを拒む犠牲の精神です。だんだん失われていく記憶の中でラストは、桜守をしている母が息子に「おかえりなさい とうさん」のシーンには、グッときました。ところが、舞台のシーンにかわり全員揃って歌い出します。よくわからず戸惑いました。吉永小百合の熱演と認知症で幻覚症状を起こす自分の母と重なり涙した映画でした。

 

 


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