10日の夜、月がとても綺麗で満月のようだったので写真を撮りました。
色々試しましたが、うまくいったのは、シャッタースピード優先にしまして、ISO 1600、F値5.6
シャッタースピード1/4000でした。
10日の月は、インターネットで各地のこよみ(国立天文台)をクリックしますと各地における1ヶ月分の日の出入り、月の出入り、方位、月齢等を知ることができます。
(例)2020年1月10日の場合を調べました。
月の出時刻(15:40)方位(302.1)南中(23:31)月入り時刻(6:22)月齢(14.9)となります。
月の満ち欠けの周期は平均約29.5日ですから、その半分の約14.8日くらいが望 (満月)の月齢だと見当がつき、10日がやはり満月でした。
方位角は北:0度(360度)、東:90度、南:180度、西:270度ですので今回の302.1度は北西だと思います。
ところで、月は、いつ見ても同じ姿です。なぜなのか調べてみました。
月は、約27.3日かかって地球の周りを公転していますが、ちょうど同じ日数をかけて1回自転しています。そのためにいつも同じ姿だそうです。そして、しかも、いつもうさぎが餅つきをしているように見えます。
何故うさぎなのか今昔物語「月の中のウサギの話」の中に答えがでています。
「ウサギとサルとキツネがいてそこに衰弱した老人が現れても、ウサギだけ老人に善い行いをする事ができない。ウサギは、火中に飛び込み、我が身を焼いて老人に食事として差し出した。その姿をそのまま月の中に移し、命あるもののすべてに見せるために月面に刻み込んだという」月はウサギの墓標の話です。
また月は、昔から祈りや願い事の対象でした。
戦国時代、出雲の勇将山中鹿介は、悲願である「尼子家再興」を志し、新月に向かって手を合わせ「我、主家を必ずや守らん。願わくば、我に七難八苦を与え給え」と誓いました。結果的には、願いは叶えられませんでしたが山中鹿介の刻苦勉励と忠義心は、戦前の終身の教科書に取り上げられました。
「月よ、我に七難八苦を与え給え」勇将山中鹿介は、あらゆる苦難に屈しないことを月に誓いました。
このように月は、願い事の対象でした。
現代においても新月に願い事をするとムーンパワーにより願い事が叶うと言われているようです。
最後までご覧になりありがとうございます。
←よろしかったらクリックお願いいたします。
にほんブログ村