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ブルゴーニュ便り2012⑤~Domaine Camus Pere et Fils

こちらは3度目の訪問。

Gevrey-Chambertin村の老舗ドメーヌです。


ぶどうDomaine Camus Pere et Fils

21 Rue Marechal de Lattre de Tassigny 21220 Gevrey-Chambertin

0033 380 34 30 64



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創業1732年。所有する畑は18haでそのうち3分の2がシャンベルタンをはじめとするGrand Cru畑。キュヴェゾンは伝統的手法で15-18日。樽熟成は18カ月、新樽比率はアペラシオン毎に異なるが、Grand CruのChambertinで60%、Mazis-Mazoyeres Chambertinは若干少なめ。数百年前からある地下の巨大セラーは圧巻。地下水と天然のカビ(ロックフォールと同じカビ)がワインを守ってくれています。


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造っているのはこちら.

かっこ内が試飲したミレジム。


Chambertin(2001/2007)

Charmes-Chambertin(1999/2001)

Latrisieres-Chambertin

Mazis-Chambertin

Mazoyeres-Chambertin

Gevrey-Chambertin


上記から一目瞭然なように、圧倒的にGrand Cruの比率が高いドメーヌ。テイスティングも惜しみなくポンポンとあけてくれます。

2012年はブドウにとっては難しい年だったようで、春先の花がつくころにとても寒く、夏にかけても天候が不安定で実が小さくて少なく、その後突然暑くなったとはいえ、収穫は少なくなるだろうとのこと。


ミレジムの一口コメントは以下の通り。

98:ソフトだが香りよい

99:シャンピニオン、タンニン強い

00:ソフト

01:バランスのいい年だが02の方がベター。

02:ミネラル、長熟

03:猛暑の年で性格が異なる。生産量が1/2。

04:今飲んでも楽しめる

05:タンニン強い。時間必要。

06:フルーツたっぷり。いい年。まだ閉じている。

07:酸強い。長熟。もう少し。

08:ボディあり。あと2-3年。

09:暑すぎ。ボリューム大。余韻はあまり長くない。早く飲みごろが来る。


試飲したCharmes-Chambertinの99はすでに熟成が結構進んでいて、リムはレンガ色。まさにシャンピニオンや土、草の香り。口の中に含むと熟したフルーツが感じられる、まさに飲みごろと言う感じのワイン。そのあとに飲んだChambertinの01は、骨格・ブーケともに大きく包み込む感じ。うまい!


CamusがもつCharmes-ChambertinとChambertinの区画は小道を挟んで向かい合っているのですが、Charmes-Chambertinは比較的平たんな土地でブドウの木が道路に平行に植えられているのに対して、Chambertinの畑は勾配がきつめの斜面になっていて、ブドウの木は垂直方向に植えられています。ミネラル感やブドウの熟し方によるボリュームや骨格的な違いが出てくるわけですね。


2年前の訪問時に購入した02のChambertinがまだRomyu亭に数本ストックされていますが、今年は02年のストックなしということで購入不可。試飲して飲みごろだったCharmes-Chambertinの99とChambertinの01と07を購入。


ブルゴーニュ便り2012④~テラス席でランチ@La Gentilhommiere

Nuits-Saint-Georgesの町からMeuilley方面へ5分くらい車で走ったところにあるホテルレストラン。


ナイフとフォークLa Gentilhommiere/Le Chef Coq

13 Vallee de la Serree, Nuits-Saint-Georges

http://www.lagentilhommiere.fr/en/index2.php



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素敵な店構え。レストラン名はLe Che Coq。店内はモダンな造りでテラス席も多く用意されているので、お天気のいい日のランチにはテラス席がお勧め。


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プリフィックスタイプの3コースランチメニューがお得。

アントレは牛肉のカルパッチョと夏トリュフがたっぷりかかったチーズリゾット、メインはホタテのグリル(クレマンソース)と牛の串焼き(ワインソースとポレンタ添え)をそれぞれチョイス。


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カルパッチョは厚切り&ごま油が少し効いたソースで極ウマ。リゾットは髭男爵が「あと3ポーション食べたいくらい」の美味しさ。ホタテのクレマンソースはいったいどうやって作るのかしら・・・軽いけどクリーミーで絶妙。牛の串焼きもペロリと。



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ワインはVosne-Romaneeの大好きな造り手、Mongeard-MugneretのVosne-Romanee 2009。カカオや菫の香り、ほどよい酸と比較的ライトなボディがランチに合います。美味しゅうございました。



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大きな感動はありませんが、サーヴィスもきびきびしていてお味も雰囲気も満足のホテルレストラン。Nuits-Saint-Georgesはカジュアルなお店(&大衆的でイマイチ)が多いので、こういうレストランは案外貴重かもしれません。


ブルゴーニュは驚くほど美味しいお店がたくさんあるのでレストラン側も大変ですよね。


ブルゴーニュ便り2012③~Domaine Pierre Guillemot

Savigny-les-Beauneのドメーヌを訪問。

こちらはロンドンで最近飲む機会があって、エレガントなスタイルが気にっていた造り手さんです。


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ぶどうDomaine Pierre Guillemot

11 Place Fournier, Savigny-les Beaune

0033 380 21 50 40

www.domaine-guillemot-pierre.com



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マダムと息子のVincentさんが案内してくれました。

何気にSavigny-les-Beauneの村に足をのばすのは初めて。イメージ的にCote de Beauneにあるのかと思っていましたが、地図を見るとBeauneの先、Cote de Nuitsにあって、コルトンの丘の手前にある丘斜面に畑が広がっています。


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この村のドメーヌを訪れるのがはじめてだと言うと、地図を見ながら丁寧に説明してくれました。村の中央に小川が流れていて、村を南北に分断。グラクリュはありませんが、Cote d'Orの中で一級畑が一番多いとか(22区画)。


北側斜面はPernand-Vergelesses村と地続き、ワインもスリムでミネラリーになりますが、畑が真東を向いているので太陽をたっぷり浴びてより濃厚で香り高いワインに。南側はBeauneと地続きで、土壌も砂利より砂が多くなります。ワインも丸みを帯びたものが多いそうです。


創業は1946年。現在8代目の老舗作り手で、「Vin de Terroirs=テロワールを表現する」ワイン作りを目指しているそうです。栽培方法はリュットレゾネ。畑は全部で8.5ha。パワーや骨格よりもエレガンスやフィネスを大切にするワインを造り、驚くほど長熟だと評価されている造り手さん。キュヴェゾンはステンレスタンクと木樽を併用して16日程度。ピジャージュは適宜。樽熟成は13-15か月。ブドウの香りを大切にしたいとの考えで新樽は10-15%程度。


造っているワインはこちら。4つの一級畑とCortonのGrandnCruを所有。

かっこ内は試飲したミレジム。


Savigny-les Beaune Rouge(2009)/Blanc

Savigny-les-Beaune Les Grands Picotins(2006/2007/2009)

Savigny-les-Beaune 1er Cru Les Narbantons

Savigny-les-Beaune 1er Cru Les Jarrons

Savigny-les-Beaune 1er Cru Aux Serpentieres(2007/1995)

Savigny-les-Beaune 1er Cru Aux Gravains(2010)

Corton Grand Cru Le Rognet et Corton (2007/2008)


1erCruのAux Gravainsは2005年に購入した新しい畑。小石や石灰岩土壌で表土は薄い。とってもエレガントで花や乾燥したフルーツ、ハーブの香り。余韻長。


1er Cru Aux Serpentieresは一番大きな区画で2ha。21樽くらい。小石砂に加えて赤土も見られ、しっかりとした質感。白トリュフ、花、クローブ(Girofle)の香り。心地よいタンニン。2007のテイスティングの後に、セラーの奥から5年前に瓶詰したという1995年のAux Serpentieresを持ってきて試飲させてもらいました。これがまたびっくり!スモーキーさが加わっていますが、まだまだフレッシュでタンニンもこなれた感じ。芳醇でなめらか。


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ミレジムを比べさせてもらった2006と2009。同じような恵まれた日照量のミレジムでブドウは同じように素晴らしく熟した年ですが、09年はダイナミックですが若干too much fruitですでに良く開いていて、、06はタンニンと酸がバランスよいが、まだ閉じているそうです。不思議で面白い。それを舌と香りで良く感じることができて、二人ともかなり納得。


Grand CruのCortonは1999年に購入した畑。コルトンは「エレガントさとストラクチャー」という普通は共存させることが難しい二つの要素を兼ね備えているワインと言われますね。こちらは0.4haで5樽ほど。試飲させてもらった07はよりフィネスが、08年はよりストラクチャーが前に出たスタイルだそうです。


Myuの下手なフランス語にもじっくり耳を傾けてくれて、ワインづくりとテロワールへの愛をとても深く感じることができた訪問でした。また畑の違い、スタイルの違い、ミレジムの違いもとてもわかりやすかった気がします。


そんなこんな大満足のromyuはここで6本も購入。。まあ、たしかにロンドンで購入できる銘柄は限られていますからね、と自分自身にいいわけ。。ふふふ・・・。



まだ二日目の午前中ですが、なにか??