romyu通信 -11ページ目

Finchley Kebab会

旅行記の途中ですが、ちょっと一息。

帰国まで一カ月を切ってカウントダウンが始まり、

髭男爵の夜のご予定もすべてきっかり埋まりました。

私の方も色々お声かけいただき(&自分から?)、せっせと予定を埋めております。


みなさま最後までよろしくお付き合いくださいませ。



そんな中、先日Finchley Kebab会なるものに

かなり久々に参加させていただきました。


ろみゆの住む北ロンドンのFinchleyエリアに住む両替商仲間の集いで、

場所は何年も前から変わらぬケバブのお店DIVIN。

主に緑銀行の集いなので、髭男爵は万年下っ端の幹事でした。

近くにもっと有名なDURUMもある中、やはり思い入れの強い店と言うことでいつもコチラで開催。


不定期開催ではありますが誰かが移動したりするたびに開かれる夜会で

ホーム開催ということで這ってでも帰れる距離にみんな住んでいることもあり、

いろいろな(大きな声では言えない)レジェンドを生んできたわけですが、

今回はメンバーのほとんどが顔見知りということもあってろみゆ二人で参加させていただき、

もう一人奥様もご参加。


とっても気さくな女性で

来たばかりの彼女ともうすぐ帰るワタクシ。

もっと早く知り合いたかったわ~とお互い話しながら飲んでいました。

残念ですがやむをえない出会いと別れですね。



駐在生活も長い人もいれば来たばかりの人もいて、

ロンドン情報、日本情報でいろいろ盛り上がりました。

ワインもかなり派手に飲み、Riojaの店のストックをすべて飲みつくしてしまうほど(苦笑)。



参加した10名のうち、5名が近々帰国するという入れ替わりがある中、

今後の存続が危ぶまれますが、先輩方から代々引き継いできた貴重な会ですから

細々ながらも続けていっていただきたいものです。




ブルゴーニュ便り2013⑥~Flagey-Echezeaux村のプチレストラン

Vosne-Romanee村のお向かい、Flagey-Echezeaux村にある小さなレストラン。


romyu通信  romyu通信


ナイフとフォークSimon

12 Place de l'Eglise 21640 Echezeaux

0380 62 88 10


地元の人が集まる食堂のようなコージーな造り。

でもさすがラブラブなワインリスト。


12時の予約で開店直後に入りましたが

12時半にはもう一杯。すべて予約のお客さんです。


romyu通信  romyu通信

アミューズはアスパラとポテトの温かいスープ。


romyu通信

ワインは神の雫の第10の使徒の造り手Robert SirugueのVosne-Romanee VV 2007。

Mongeard-Mugneretのロレッタさんの言うとおり、2007は比較的Accessibleで開きかけている感じ。フルーツの凝縮感と鼻に抜ける香りがたまりません。


romyu通信

アントレはシンプルかつ激ウマのエスカルゴとクレマンソースの半熟卵。

スペックの塩味も効いていて美味。贅沢カルボナーラのソースにしたいとひげ男爵。


romyu通信  romyu通信

メインはルージェという鯛のようなお魚と、ダック。

シンプルながら、とっても細部にこだわった味付けで大満足。

ブルゴーニュ料理は本当にソースが美味しい!


romyu通信  romyu通信

デザートはクレームブリュレ。外れなし。


romyu通信


とっても美味しくて、なんだかおばあちゃんのお家に遊びに来たような

あったかい気持ちになるようなそんなレストランでした。


ブルゴーニュ便り2013⑤~魅惑のG-Echezeaux@Mongeard-Mugneret

こちらのドメーヌも以前からアプローチしていて、

今回訪問が叶った造り手さん。


ぶどうDomaine Mongeard-Mugneret

14 Rue de la Fontaine 21700 Vosne-Romanee

03 80 61 11 95

www.mongeard.com



romyu通信  romyu通信

皆さんもこの手のマークのエチケットは見たことがあるのでは?

Mongeard家は8代以上も前の1620年からVosne-Romaneeに土地を保有しワイン作りをしていたファミリー。ドメーヌ設立は1945年で、現当主Vincentの祖父Eugene-Mongeardと祖父Edmee Mugneretの婚姻により畑を持ち寄ったことから。


現在所有畑は33ha、35アペラシオンに及ぶ。リュットレゾネ。


当日はドメーヌで20年以上も働いており、自分の畑のブドウも同じチームで育てているというロレッタさんが案内してくれました。


畑の地図を広げて丁寧に説明頂きながらテイスティング。


romyu通信  romyu通信


造っているのは下記35アペラシオン(一部Regionalアペラシオン省略)。

カッコ内は試飲したビンテージ。


①Bourgogne Pinot Noir(2011)

②Bourgogne Haut-Cotes de Nuits La Croix(2010)

 Marsannay Blanc le Clos du Roy

 Fixin

 Fixin VV

③Fixin Les Fondemens(2007)

 Savigny-les-Beaune

 Nuits-Saint-Georges

 Nuits-Saint-Georges Les Plateaux

 Chambolle-Musigny

 Vosne-Romanee

④Vosne-Romanee Les Maizieres Hautes(2010)

 Gevrey-Chambertin

 Savigny-les-Beaune 1er Cru Les Nabantons

 Beaune 1er Cru Les Avaux

 Pernand Vergelesses1er Cru Les Vergelesses

 Vougeot 1er Cru Les Cras

 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Boutots

⑤Vosne-Romanee 1er Cru Les Orveaux(2010)

 Vosne-Romanee 1er Cru Les Suchots

 Vosne-Romanee 1er Cru Les Petits Monts

 Echezeaux

 Echezeaux VV

⑥Grands Echezeaux(2008)

 Clos de Vougeot

 Richebourg



基本的に100%除梗するが、RichebourgとGrands-Echezeauxだけは例外的に30-50%残す。

4-5日の低温マセレーションの後、アルコール発酵15日、熟成は18-22カ月。

フィルターなし。

新樽はRegionalアペラシオンでは使用せず、Villagesアペラシオンで30%、1er Cruで40-50%、Grands-EchezeauxとRichebourgは100%。



romyu通信  romyu通信

romyu通信  romyu通信


①Flagey-Echezeaux村とVougeot村にある区画。樹齢30年。フルーティ


②Vosne-Romanee村の裏手の丘の上にあるArcenantという村の区画。標高は300mで谷に面した斜面。風通しがよくエレガントなスタイル。樹齢50年。


③80年代にVillagesアペラシオンへの昇格が認められた村。それまではCotes de Nuits Villagesを名乗るしかなかった。ナポレオンが愛した村で、村の中にナポレオン軍の銅像がある公園あり。

Fixin村には3区画あるが、Vincent氏は3区画別々にキュヴェゾンしている。

試飲したLes Fondemensという区画は樹齢65年、07年というビンテージもあるがひらき始めていて芳しいスミレの香り。Argilocalcareousのサブソイルがラウンドボディをもたらすとか。ミディアムボディ。


④Villagesアペラシオンにしては高めの新樽比率40%。ライムストーン。ミネラル。繊細だがまだ堅い。


⑤同じ2010ビンテージだが、Villagesアペラシオンに比べてかなりスタイルが異なり驚き。

この区画は同じ畑で下部の方はGrand CruのEchezeauxを名乗ることができるが、

ここは背後に森があって土壌が微妙に違うので1er Cruになっている。

地図を見ると小道を挟んで同じ名前の畑がもう二区画あって、

一つはRegionalアペラシオンのBourgogne Rouge、もう一つはChambolle-Musignyの1er Cruとなるとか。地図上では同じ平面に見えるが、実際は谷のようになっていて傾斜がかなり違うんですって。同じ名前で4つの種類があるなんて、面白すぎ!



試飲したVosne-Romanee 1er CruのLes Orveaux2010は

二週間前にろみゆ亭で飲んだ08年よりひらいているような印象を受けました。

ロレッタさんに話すと、

「2010年は今はリリースされて日も浅くて起きているように感じるけど、もうすぐ長い眠りにつくわよ」と。また、「2008年は飲むには6年くらい早かったわね」とも。


2010はまさに「クラッシック」な素晴らしいビンテージだそうで、ブドウが完全に熟した2009年がメディアではグレートビンテージと言われているが、ブルゴーニュの造り手の間では2010の方が評価が高いようです。フレッシュなミネラリティとクリアーな酸、程よいボリューム、熟成のポテンシャルをもち、「ピュアなテロワール」をより表現するのは断然2010年なんですって。そう話すロレッタさんは何だか我が子の自慢をするみたいでした。


⑥EchezeauxとGrands-Echezeauxのスペシャリストと呼ばれるMongeard-MugneretのGrands-Echezeaux2008を試飲。

グランクリュの中ではクラスとスタイルともにGrands-EchezeauxとRichbourgが同等扱いで、試飲の時もフェミニンで複雑なEchezeaux、Clos de Vougeotの後に、よりストラクチャーとフィネスのあるGrands-Echezeaux、最後にRichebourgを持ってくるそうです。

Grands-Echezeauxの畑は粘土が強いのが特徴ですが、表土はそれほど深くなく、大きな石もごろごろしています。パワフルで余韻の長さにうっとり。

Echezeauxは全体で30haもあり、区画によってスタイルは全く異なるものになるそうです。Mongeard-Mugneretはそのうち3区画2.5ha所有していて、ワインも3種類別々にキュヴェゾン。

表土が厚い斜面下部の区画は肉付きがいいスタイルで主にアメリカ向け、

De Dessusという区画はライムストーンが多く、もう一つはVV。 


EchezeauxとGrands-Echezeauxの比較をしたいと思いましたが、Echezeauxは3種類に分けているためそれぞれの生産量が少なく、すべてSold out。その後ロレッタさんに教えてもらったワインショップに行ってみましたが、2009も2010(予約で完売)もなし。ロンドンや日本の方が手に入るかもしれませんね。



romyu通信  romyu通信


これまた大満足の訪問となりました。