ひとはやっぱり自分が好きなのである。なんだかんだと謂ってもわたしはわたしを愛している。ちゅっちゅっちゅっ!
なんでまた急にこんなことをいい始めたかとゆーと、過去の自分の作品を見ていたからだ。うわぁ・・・拙いなぁ・・・とか、恥ずかしいなぁ・・・とか思いつつもなんだかんだで自分が作ったものなので、自分が好きなテイストで作られており、根っこの部分では今とそう変わらない。『ダサいけど・・・ダサいけど悪くないじゃん?ラブリーじゃん?』とか思ってしまう。
どんなに大人になって小賢しくなって、小手先のスキルが身につこうとも、やっぱり自分は自分、おぎゃあと生まれて33年間の根底を覆せるはずもなく、過去を振り返ると恥ずかしいと思う反面、確実に過去の己がそこにあることを実感せざるを得ないのだ。
よく自己啓発本なんかで『新しい自分になる!』とか『生まれ変わって新しい人生を!』等というものがあるが、そんなもんは所詮無理な話で、どこまでいっても自分は自分、己は己、長い人生の中で3ミリくらいは成長できるかもしれないんだけど、根本なんか変わるはずがないのだ。っていうか、なんで変わりたいのかがわたしには0.6ミクロンも理解できない。変わんなくていんじゃね?ダメならダメでいいよ。『みんな違ってみんな良い』って言葉はキライだし、性格的に受け入れられれないヒトもおるけど、まぁ、そういうヒトも役割はあるわけであって、わたしは嫌だけど他の人は好きなわけで、そんでいんじゃないかと思う。嫌な奴は嫌な奴だけどな!でもソイツを良いと思う人もいるから世の中が廻っている。デブが好きとか、パンツが好きとかそういう専門家にも神様は役割を与えてくれているのだアーメン。まぁパンツ好きは悔い改めよ、と思うけど。
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過去にはワイヤーとかそんなんの作品も作っていたワケだ。ワイヤーは作業としてキライじゃないんだけど、やっぱ強度に不安が残るので、最近ではまったく作っていない。たぶんもう今ではメガネ留めとかもできなくなってるんじゃないかと思う。ここ数か月まったく触れてないもん。
![ワイヤー](https://stat.ameba.jp/user_images/20150605/23/romys-mail/89/75/j/o0550043013328586597.jpg?caw=800)
過去のアレ。379円で売った
別にワイヤーが悪いというわけではなく、今の自分の性向にあわなくなったというだけで、金属をアレする基礎として役には立っているし、造形が自由な分好きな形を作りやすい利点はある。銀線でロウ付けしちゃえばわりかし強固な作品にもなるのだが、今はそこから離れているのだ。本ブログにはワイヤーの加工法まとめっていうカテゴリがあり、そこから収入を得ていたりもするのだが、最近では自分ではやらなくなってきている。
ちなみにワイヤー技法に関しては完全に著作権を放棄している。わたしのノウハウを駆使して教室で教えていらっしゃる方もいるみたいであるが、それはもう喜ばしいことなので全然OKです。もっとやってくれ!どんどんやれ!ガンガン売れ!
そんでもって、このブレスのレシピを近々公開してみようと思う。
あれ?公開したかな?どうだったかな?
![ラリマー](https://stat.ameba.jp/user_images/20150605/23/romys-mail/bb/e8/j/o0550043013328595610.jpg?caw=800)
ワイヤーの魅力って『手軽さ』なんだよね。火も刃物も使わないで作ることができる。手軽なのに、奥は深い。うちの商品で今後扱うことはたぶんないと思うんだけど、テクニカルな訓練としてはアリっぽいから、ちょこちょこノウハウを公開してこうと思う。
以上!