お盆休みももう終わり。本日から社畜諸君は我が国と家族の為に汗を流すのだ。君たちが治めてくれた税金や、夏休みにつかった血と汗の結晶である日本円はまわりまわってわたしのところにやってくる。すなわち君たちはわたしの為に働いているのだ。世界の労働と全ての富はわたしの為にある。この世はわたしのためにある。
そんなわけでわたしの夏休みもそろそろおしまい。今年の夏も移動型日本人として、2000キロ以上の陸路をクルマで移動した。
2017/07/22 名古屋→伊豆:http://ameblo.jp/romys-mail/entry-11897742706.html
(伊豆のビーチで土人のバカンス)
2017/07/28 名古屋→糸魚川:http://ameblo.jp/romys-mail/entry-11900883774.html
(糸魚川で土人がヒスイ採取)
2017/08/03 名古屋→水戸:http://ameblo.jp/romys-mail/entry-11903874317.html
(ROCK IN JAPAN fes.2014)
お盆期間の移動
先日からお伝えしているように、お盆期間中は首都圏を避けて長距離ルートで名古屋⇔仙台間を移動していたが、昨日の夜に名古屋に帰ってまいりました。

日本海ルート

信州長野ルート
気まぐれも気まぐれ、気まぐれにもほどがある感じで、目標地は仙台の実家と定めたものの、お盆期間中にお墓参りできればいいや、というアバウトなマインドでダラダラと(と言っても時速130キロくらいで)クルマを走らせました。
そんなわけで、トラベル・レポート!
名古屋→新潟
トラベルと言ってもほとんど高速道路であったので、サービスエリアで観光気分を味わっていた。わたしはサービスエリアが好きだ。土地土地のお土産とかがちんまりまとめておいてあって、フードコートには地味に地元の食材を使った料理なんかがあるので下界(一般道)に降りなくてもプチ観光キブンが楽しめる。
まずは名古屋出発。名古屋都市高速→一宮間がちょっとだけ渋滞。

まず初めに立ち寄ったのが、東海北陸道路 岐阜県は高山サービスエリア。って、名古屋出てから1時間も走っていない。大丈夫か。仙台までたどりつけるのか。

謎の象がおでむかえ。

お土産コーナー。ご飯のおかずやお酒のおつまみに最適な漬物とか燻製とかわたしのすきなものばかり。

『織田信長サブレ ~信長と道三の絆~ 』サブレと信長となにが関係あるのか0.1ミクロンも理解できないが、このシュールな面白さは認めよう。どんな味なんだろうか・・・。

一通り高山観光(キブン)をすませたあと、東海北陸道を北上して、富山県へ入る。名古屋→富山間のトンネル数は56。ほとんどトンネル。長いトンネルは5000メートル程。

トンネルに疲れ果て、富山県は砺市立のサービスエリア(ハイウエイ・オアシス)に立ち寄る。その名もヨッテカーレ城端。ご希望通りヨッテカレましたよ。

富山と言えば米どころ。というわけで、フードコートでおにぎりを注文。具は高菜とめんたいこ。うまし。

砺市立のローカルアニメ『恋旅』

『自販機がこわれてるんですけど・・・ーそんな一言で出会ったふたりー』これもなかなかにシュール。いやー、どこに出会いがあるかわからないもんだね。

昼食を取り北陸自動車道に入って新潟県へ。ちょっと天候がアレだったので、糸魚川に立ち寄る計画は断念して、糸魚川ICにほど近い、蓮台寺PAで休憩。

蓮台寺のラーメン屋に素敵なおこさまラーメンが・・・。

そんなわけで、名古屋→新潟間を走破して新潟に一泊。そのもようはコチラ。
新潟→仙台
二日目は一日目とはうって変わっていい天気。ハンドルを握る手もかろやかである。

新潟から磐越自動車道に入り東北(福島)入り。山と田んぼと森しかない。
奥羽山脈の山

福島のおいしいお米。※ 2014/08/18 17:00 抗議があったので一部削除。コメント欄参照

福島県は会津若松の磐梯山PAにて休憩。

会津磐梯山がででーん!

ずいぶん遠くへきたもんだー。

テンションが上がってきたので高速道路を下りて猪苗代湖に。

折角なので喜多方ラーメンを昼食に食べる。ん~。まぁ、こんなもんかな・・・(←実は喜多方ラーメンはあまりすきではない)。

磐越自動車道から東北自動車道カッ飛ばし、夜には仙台に到着。街の明かりが眩しいねぇ。

仙台→栃木(那須高原・宇都宮)
仙台の実家で過ごしたダラダラな日々は コチラ とか コチラ とか コチラ を参照してもらうとして、2日後に仙台を出発。我ながら慌ただしいが、そういう性分なので仕方がない。
東北自動車道に入った途端にまさかの渋滞・・・。やはり都市部から脱出するときだけは渋滞する。

東北自動車道から栃木に入り、那須高原へ。さわやかな高原の牧場や、那須ハイランドパークでの楽しいレジャーがわたしを待っている!きゃー!

と、おもいきや、石の信仰について調べるためホラー・スポット殺生石園地へ。遊園地ではない。

ここにしか存在しない、合掌スタイルのお地蔵さま。手が大きくそれがなんともいない異様な様相を呈している。絶対に夜には来たくない。

こちらがメインの殺生石。温泉のガスで動物や人間が死ぬのだが、昔の人はこの石が取り付いて殺しているのだと考えていた。写真の中央右寄りにある、しめ縄と紙垂(しで)がついている石がその殺生石である。

ゆうた りな を祀った石。どこにでもこういうことするアホがおりますねぇ。ゆうたくーん、りなちゃーん、イエーイ!見てる~!?晒しといたよ~!

渋滞にハマったせいですっかり夕暮れ。

宇都宮のホテルに泊。渋滞と画策で疲れ切っていたので写真はない。
栃木→長野→名古屋
宇都宮で一泊し、北関東道路へ入る。さほど渋滞もなくスイスイ進む。途中、群馬県波志江町の波志江サービスエリアでトイレ休憩。

なぜか雑誌コーナーにこんな本が・・・。コレ、必要?高速道路のサービスエリアにいるのに、今、コレ必要?

上信越自動車道に入り、長野県佐久平パーキングエリア。おおっ、噂のかぶとむしドームが見える・・・。

安曇野ICでおりて昼食。長野と言えば信州蕎麦でしょ!と、いうわけで安曇野ICからほど近い小木曽製粉所へ。その場で蕎麦粉を挽き、蕎麦を打ち、茹でてくれる。

蕎麦粉があちらこちらに・・・。

ちょっと並んだがこれで500円!味も最高!これはクルマで2時間かけてもリピートしたいレベル。長野に行ったときには是非どうぞ。

上信越自動車道に戻り諏訪市に入る。観光名所にはわき目もふらず諏訪図書館へとおもむき、手当たり次第に石と信仰の資料をあさる。今回の旅の目的は古代の石信仰から現代のパワーストーン信仰への系譜をさぐるものでもあるのだ(参考URL:石の信仰について① (諏訪大社とミシャグジ))。

続いて諏訪博物館。

こちらでも資料をあさる。

『諏訪国』の霧ケ峰は黒曜石の有力産地。日本海川の糸魚川周辺の『越国』は翡翠の産地。縄文時代のこの二つの『クニ』は経済的な大国で、それに対抗するヤマト王朝は・・・っと、書いていくと長くなりそうなので別の専用エントリーで書きます。

縄文時代の石器等の古代の『工具』が・・・。ロマンを感じますねぇ。

おわりに
と、いうわけで無事名古屋に帰ってまいりました。しかし今回の旅は交通事故が多かった。10回以上事故車を目撃。
長野から愛知へと抜ける中央道で急に渋滞してたからナニゴトかと思えば・・・。
左を見て

右を見る

プリウス粉々・・・。幸い運転手の方は無事だったようで、路肩で薄笑いを浮かべながらどこかへ電話していらっしゃった。うん・・・。わかるわ。もう笑うしかないよね。この状況。
と、いうわけで皆様事故にはご注意をば。
来年の旅は誰かついてくるかい?気まぐれ旅行だけど。