本中毒、映画中毒、仕事中毒、そして...恋愛中毒 -16ページ目

東京オリンピックは開催できるのか?

2/13の深夜の地震で、すっかり霞んでしまった感があるのだが…

オリンピック組織委員会の森 元総理が、不用意な発言の為辞任に追い込まれた。

 

20年前に総理大臣やっていた時から問題が多い人だったから、まぁ起こるべくして起こった問題だと感じる。

おそらく、危な面白い事を言って笑いを取ろうと思ったのだろうが、その言ってはいけない境界線の見切りがそもそも間違っているので、馬脚を現してしまったという所か。

森元総理でなくても、オッちゃん達のコンプライアンス意識なんて、こんなモノなのだ。

 

混乱はこれで終わらない。
まず、後任人事が決まらない。
一瞬、川渕元Jリーグチェアマンの名前が挙がったのだが…
後任決定のプロセスが不透明だ。という意見が出た途端、川渕氏は辞退した。
 
僕はオリンピック組織委員会は公職とは思ってないので、その選出任命プロセスが不透明でも、有能で職責を全うできる人材を任命するのなら、全然構わないのだが、そうは思わない人がいるらしい。
川渕さんがさっさと辞退したのは、そういうコンセンサスがまとまってない状態で職についても、本来の仕事ができないだけでなく、状況を混乱させるだけだと、判断されたのだろう。
良い判断だ。
が、ちょっと代えがたい人選だった様な気がするので、手順を間違えて非常に惜しいことをしたな。と思う。
 
しかし、ちょっと困った事になった。
covid19の流行で開催が危ぶまれている中、組織委員会のTopが不在ではきちんとした意思決定が出来ない…
僕は組織委員会のTopの、今からの仕事は東京オリンピックの開催是非を判断することだと思っている。
 
開催の準備/実施は、後6か月に迫った現在、トップが判断しなくても(トップが居なくても)、きちんと進むだろうと考えている。
既定路線でモノゴトをきちんとこなすのは、日本人が最も得意とする所だ。
(最近は、それもちょっと怪しいのだけれど…)
 
しかし、路線変更をしなければならなくなった時には、きちんと路線を引き直すリーダーと参謀が要る。
 
開催するのか、しないのか?
観客は入れるのか、入れないのか?
海外からの観客の入国はどうするのか?
 
判断のポイントは、大きくこの3点。
 
もっとも、森 元総理が今回の様な形で辞任していなかったとしても、ここら辺の意見調整/集約は無理だったろう。
ならば、これを奇禍として、そういう事ができる人物に頭を挿げ替えるのもありかもしれない。
 
もしかしたら、今回の一連の騒動はそもそも、そういう挿げ替えの動きの中の一環なのかも知れないのだけど…

ブログを読み返して

久々にブログを更新したついでに、ちょっと過去の記事を見返してみた。

何年か前に「書評」カテゴリを、「書評」と「書評(ノンフィクション)」に分けたので、古い記事のカテゴリ分けを見直してみる気になったのだ。

 

アメブロに引っ越してくる前も含めると、実は18年もブログを書いている。

それだけ長期間に渡ってブログを書いていても、文章を磨かずに、流れに任せ思いついた適当な事を書いているので、全然文章が上手くならない。

最近は「書く」モチベーションが下がってしまい、頻度は下がり、文章は短く、軽くなっている…(-_-;)

 

さて読み返してみると、自分が読んだ本を忘れていることも多い。

呆れた事に、半分くらいは忘れてしまっている…

 

忘れた本は、たぶん自身にとってあまり役に立たなかったり、意味を見出せなかったりした本なのだろうと思うのだが、

そういう本に対していちいち記事を書いている無駄行為もどうなのだろうなぁ…と感じる。

今更、記事を消したりはしないけれど。

 

とりあえず、現時点で2009/4までカテゴリ分け終了。

■書評 中川功一『戦略硬直化のスパイラル』有斐閣 2019/9/25

 

 

ちょっと硬めの、経営とか法律とかの専門的な学術書を出版している有斐閣から出版された本。

 

夏ごろに延髄反射的に職場の購買で本書を発注し、しばらく積読状態だったのだが、1月末に通勤電車の中で読み始めたら、あまりに面白いので、通勤途上と夜寝る前の20分くらいで、1週間で読了した。

 

学術的な本であるため、ちょっと硬めでクドいのだけど、語り口は柔らかく読みやすい。

何よりもすごく面白い。

上を目指す若手会社員や、既に上になってしまった会社のそれなりの責任者はぜひ読んでおくべき本だろう。

 

内容は本書のタイトル、そのままなので説明はしないのだが、

中で具体的な検証に扱われている事例がとても良い。

  • ビシェー・スプラーグ(積層セラミックコンデンサ)
  • シャープ(液晶)
  • 新興国日系企業子会社 アンケート統計調査
  • チュニジア製造業企業 現地インタビュー調査
  • ルネサススピードドライバー(液晶駆動IC)
  • シリコンバレー

有斐閣という出版社の性格から、あまり本屋の店頭で目に触れる機会がないだろうけれど、それではあまりに勿体ない…

個人的にそう思ったので、ちょっと毛色が違うのだけどブログで宣伝。

 

一人でも多くの人がこの本を読み、日本企業全体が陥っている戦略硬直化状態から一社でも抜け出せますように…