(チンギス・ハーン像)
2018年7月8日に成田からモンゴル航空の直航便でウランバートル入りし、モンゴルが102か国目(アジアでは31か国目)の訪問国となった。時差が1時間しかなく、直航便なので、5時間半という飛行時間でも体はかなり楽である。今回、空港の出迎えにホテルの車を頼んでいたので、タクシー交渉もなく、楽勝であった。ホテルは、老舗の5星(本当か不明)とあって、部屋も広く、かなり立派であった。
7月9日はホテルを朝9時半頃出てすぐ傍にあるスフバートル広場を散策した後、11日のツアーの件もあったので、諸情報を得るためにHISのオフィスに立ち寄った。市内巡りとしては、ガンダン寺(1838年創建のチベット仏教寺院)、ザイサン・トルゴイ(戦勝記念碑のある丘で市内が一望)、ボグド・ハーン宮殿博物館(ボグド・ハーン8世が最後の20年を過ごした宮殿)をほぼ歩いて見て回った。
7月10日は、Indy Guideというローカルガイドを利用して、ウランバートルから約50km離れているテレルジという国立公園に行ってきた。見てきたものは、チンギス・ハーンの巨大像とテレルジの亀石及びアリヤバル寺院であるが、1日中雨模様で寒く、厳しいツアーとなった。ガイドの女性は、19歳の大学生(英語勉強中)で今日が初体験ということで、緊張しきっていたが、若くて可愛い女の子が同伴してくれていると思えばツアー料金も安いものであった。
7月11、12日は2日間ともナーダムという年1回のモンゴル最大のお祭り観戦三昧となった。11日は、開会式と射的、弓射及び相撲、12日は、(子供)競馬と相撲の決勝トーナメントを観戦した。ナーダム祭りは、2010年にユネスコ無形文化遺産に登録されている。開会式、射的、弓射及び相撲は、ウランバートルの競技場で開催されるが、競馬は、車で1時間半位離れたフイドローンホダグというところで行われるため、12日は早朝に車で現地まで行き、競馬のフィニッシュを見た後、競技場まで戻った。
ナーダム祭は、モンゴル人にとって最大のイベント祭なので、特に開会式のチケットを取ることは、至難の業であるとの情報が事前に入っていたので、少し高かった(170米ドル)が、出発前に、HISのナーダム観戦ツアー(日本語ガイド付)に入ることにした。開会式は、オリンピックの開会式のごとく、入場行進、マスゲーム、騎馬隊のパレードやショーなど盛り沢山で感動を覚えた。騎馬民族らしく、馬も多数登場する。競技場は超満員で3~4万人位の観客が入っていたのではないかと思うが、チケットの入手が困難というのもよくわかる。開会式は久しぶりの感動イベントとなった。2025年には天皇陛下御夫妻がモンゴルを訪問し、このナーダム祭を見学している様子が報道されたが、見る価値は十分あると感じた。
12日の競馬ツアーは当初、英語が話せないドライバーだけでガイドはつかないと言われたが、実際は、16歳の女子高校生が英語の勉強を兼ねて同行してくれた。競馬のフィニッシュ地点の草原の丘は物凄い数の車と人で溢れ返っていた。道路も反対車線を含め、すべての車線を一方通行とするほど車が現地に殺到し、いかにビッグイベントであるかが伺える。フィニッシュ地点には、観客席のスタンドが設置されていたが、そこも超満員で、外の観客を含めると1万人以上は草原の丘にある会場にいたと思われる。
13時頃、競技場に戻ってから21時頃まで、射的と弓射と相撲の決勝トーナメントを観戦した。競技場は勿論満席であるが、外にも、いろいろな屋台のお店がでていて、まさにお祭りを楽しむ人で溢れ返っていた。地元の人も年1回のこのお祭りを家族揃って楽しみにしているようであった。
相撲は、512人が参加し、5回戦目から見たが、5回戦は16名ずつの対抗戦で、8戦目が準決勝、9回戦目が決勝にあたる。フィールドの芝生の上で戦うが、土俵はなく、時間制限もないので、とにかく勝負がつくのに時間がかかる。優勝者が決まったのも、予定より1時間半ほど遅れていた。今回優勝した人は、初めてらしく、新チャンピオン誕生ということだそうである。出場者は皆、体格がよく、日本の大相撲でモンゴル力士が強いのも頷ける印象を持った。スケジュールが大幅に遅れたので、閉会式の前に、途中で会場を後にし、ホテルまで約40分歩いて戻った。最後には打ち上げの花火が上がって、祭典の幕を閉じた。モンゴルは馴染みの薄い旅行先かも知れないが、旅行する魅力は十分あるので、一度は足を運んでみたい国である。
モンゴル旅行アルバム: https://www.youtube.com/watch?v=F1KS_gK0oJc











