美しすぎる切り絵教室 横山夢(よこやまろまん) -73ページ目

悲しみの聖母

 

クリスマスの朝、子供だった私は手紙を受け取った。

開けてみると活字の英語で何事か書かれていた。

作り物の柊と香りのする透明なピンクの粒粒が添えてあった。

 

なんだろう?

 

母にたずねた。

 

「これ、なんて書いてあるの??これ、何?」

 

「サンタさんからの手紙だけど、お母さん、英語読めないから何て書いてあるかわからないわ。」

 

「英語で書いてきてもわからないよ!サンタさん!つまんないプレゼント!」

 

そう言った子供に母は腹を立てた。

 

「アンタのために、わざわざ近所の教会に申し込んで送ってもらったのよ!これ、高かったのよ!」

 

「サンタさんがくれたんでしょ?」

 

「お金払えば誰だってもらえるのよ!」

 

 

 

その時、サンタさんはいないというか、いても私には遠い存在であることを知りました。

日本でサンタからのプレゼントとされているものは大人たちが用意していることがわかってきた。(この時点でもまだキリスト教の家には来ると思っていた)

 

サンタからの英語の手紙、活字であることは失敗していると思います。教会が誰向けに作っていたのかは当時の私には知る由もないのですが、子供にサンタさんの存在を感じてもらうようにはできていなかったと思います。

 

母も、子供に夢を与えようとした思い付きは評価できるけれど、その後の対応が不十分でした。「だますなら死ぬまでだましてほしかった」という言葉がこのエピソードにはふさわしいでしょう。タイトルもそうすれば良かったですね。

 

この一件があり、私は貯金箱を満杯にしたり、お金を数えるのが趣味になっていきました。お金の価値を子供なりに感じるようになったのです。当時親からは「守銭奴」と呼ばれました。

 

 

このように。

 

幼児期のサンタクロース問題は人格形成に重大な影響を及ぼすものであり、資本主義社会が量産するクリスマスイメージを何の考察もなくただ消費するというのはいかがなものかと思います。

親の行いは、極端な場合を除いて子供の成長を促します。

この件で子供の私は少し大人へ成長したともいえるし、純真な子供心を打ち砕かれたとも言えます。良いことと悪いことはいつも一緒にやってくるのです。

 

 

楽しみを求めることは罪ではありません。

おおいにクリスマスの楽しさを享受することは何の差支えもありません。

 

 

3歳児の母になった私が彼女にできることは、自身の母の例をふまえ、考えるということです。

 

 

 

 

素敵なクリスマス

We Wish You a Merry Christmas

We Wish You a Merry Christmas

We Wish You a Merry Christmas

&Happy New Year

 

素敵なクリスマスの事例として、下記のメッセージをいただきました。

横山感動!

 

 

(ぐーmamaさんのおたより)

 

我が家は、夢はあった方が良いー
と、懲り性の夫が
サンタさんにふんし
英語で手紙を書いていました。

息子達は、キラキラとした目で
その手紙を握りしめていました。

今では懐かしい、楽しい思い出です。

 

 

 

 

 

・・・なんという素敵なおうち。

英語でメッセージを描かれるパパもすごい。喜んでくれる子供たちも、かいらしい!

 

サンタさん、英語圏の人ですもんね。

 

 

実は

 

わたくしも子供の頃

 

サンタさんからの英語の手紙、受け取ったんです。

 

 

しかし。

 

 

ぐーmamaさんのような素敵な話にはならなかったのです。

 

この続きは明日書きます。

明日も読んでね♪

住むところを探す

 

自宅を立ち退くことになって、滋賀県で住むところをさがす当家。

 

寒い。

 

 

右を見ても。

 

 

 

左を見ても。

 

 

寒いんですけど。

 

 

滋賀県って琵琶湖周辺特に湖南であればあるほど超街。

全然田舎じゃない。

 

時折「集落」のような所もあって、いいなと思うのですが、「近江では300年住まないと余所者扱い」との情報あり。300年後人類はどのような感じでしょうか。

 

 

私としては街と集落の中間で、蜜柑と林檎と柘榴の木があって、温泉が引いてある敷地の広いモダンな家に住みたい、ので、比良がいいんじゃないかと。

そして広いギャラリーと焙煎所併設。

 

 

そして寒すぎなければいいな。

サンタは今頃何してる

サンタクロース問題からは誰も逃れられませんよ?

 

これは通信教育の「ポピー」です。3歳児用。12月号。

ひとたびページをめくると・・・

 

ほら。

逃れられない。

保育所で先日参観日があり、そこで「サンタは今頃何してる?」という歌を子供たちが歌いましたし、すでに述べましたがクリスマス会もあります。先生たちは「良い子にしていればサンタさんが来てくれるよ」と教えているに違いありません。当日には各保育所や幼稚園で園長先生が男子の場合は園長先生がサンタの扮装でプレゼントを配ったりしています。

 

サンタクロース、実在するかしないか。

ここでの論争は、

 

神様っているのかな

 

と同じ。日本人が「神様」って言うときに神社の神様かキリストのことか判然としませんが、ここではキリストとします。

 

神様はいない

神様はいる

 

信じる人には実在します。・・というと、馬鹿みたいに聞こえますが、こういうのはどうでしょう。

 

この世は憎しみに満ちている

この世は愛に満ちている

 

どちらかをその人が信じていれば、この世の中はその人にとってその通りになる。「ものはとりよう」というより、「どちらも真実」なのです。

 

サンタはいる

サンタはいない

 

いると伝える。いないと伝える。いると思っている人といないと思っている人とがいると伝える。どれにするかは親の人格。どれを選んでもいいが、幼少時のサンタクロース問題は今後の人格形成に深くかかわるのは間違いない。

 

「自分が信じてないのにサンタさんいるっていうのは良くない」という意見もあり、いるよって言わんとこうかな?という人もいる。「いるよ」って言うとき、そこには子供への願いや思いがあればいいのではないかと思う。

 

サンタさんは「聖人」。いわゆる神様というものだと思う。神からの贈り物はそんなに容易く得られるものではない。おもちゃやお菓子という形で授かるとはかぎらない。子供は神様からの贈り物授かりものというが、その子供だって十月十日と分娩の物凄い苦しみののちにやっと授かるのだから、子供が少々良い子にしていたからってプレゼントがもらえるわけではない。

 

 

 

 

だから、ママが代理人に選ばれた。贈り物を授けよう。

 

 

それでいくことにしよう。

サンタクロース問題勃発

 

勃発ってなんやねん?サンタさんのつぶやき・・。

 

当家ではちょっとしたトラブルを「○○問題勃発」と言っています。トラブルをファミリーで共有し、改善していくための言葉になっています。「我が国は深刻な○○不足に陥っています」というのもあります。お酢や醤油が切れそうなときに使います。

 

それはさておき。

 

醤油じゃなくてサンタクロースの話です。

ブログをお読みのあなたは子供の頃、サンタクロースを信じていましたか。

 

大抵の方は小さい頃には信じていて、大きくなるにつれ、

「サンタなんかおらへんねんぞ!あほちゃうか、なあなあ、こいつ、サンタ信じとんねんて!あーほーやー」という心無い男子の言葉により、不安になり、親に確かめに行き、やっぱりいないということを知らされ、傷つき、涙したのではないでしょうか。

子供は穢れたこの世に誕生してどんどんそれに染められてしまうのです。・・いえ、そういう問題じゃなくて、大抵の親は「サンタさん、来てくれるかな?良い子のところにはプレゼント持って来てくれるよ」と初めのうち言います。しかし、最近自分自身が親になり、サンタクロースについて子育て経験のある方に聞くと、「当家ではサンタクロースは実在しないことを初めから教えている」派も存在することに驚嘆しました。

私としては、信じる心とそれを貶められることで傷つくことで悲しみを経験し、強い女に育って欲しいなと思っていました。それが良いか悪いかさておき、子供の父親にサンタクロース問題をどうするか尋ねたところ、

 

「はあ」

 

という生返事しか返ってこない。私の考えを述べると、彼は言いました。

 

「サンタクロースって実在するけど。今何人公認されてるのかしらんけど、サンタクロールって認定受けてる人いるし」

なるほど。そう言われたらニュースにサンタさん出てきてた。

「いるかいないか、子供にどう伝えたらいいのかわからんけど、大人がそれを聞いたときに「おお!こいつやるじゃん!」って思えることが言えたらいいねん。例えば、お寺の和尚さんが子供にサンタさんってホントにいるのか聞かれたらどう答える?和尚さんは異教徒。そこで「そんなもんおらん!」って答える和尚さんはアカン大人やろ。和尚さんじゃなくてもいい、安倍晋三が子供にサンタさんっているの?って聞かれた答えが、大人が聞いて「おお!」って思うものやったらええんちゃう。わしはしらんけど。」

 

私はなるほどと思った。

しかし彼の答えは結論を言うと「わかんない」でした。

 

次回に続く・・・・