考えても考えても自分の名前を思い出せない。どんなに考えてもだ!!
仕方ない、とりあえず名前を思い出すのは諦めよう。
と、思っていたら白い空間に突如テレビが現れた。
レベルは32。(32型のことです。)
シルバーの服を着ている。(シルバー色をしているということです。)
こ、こいつは強い。倒せない。
私はテレビに降伏して、テレビさんのご機嫌伺いをする。
「テレビさん、私は何をすればよろしいでしょうか?」
「とりあえず私の電源を入れて、どこかのチャンネルの番組を見てくれ。そうでもしないと、私は暇でたまらん」
テレビさんに言われたとおりに電源を入れ、チャンネルを5に回した。
刑事ドラマが放送されていた。私は1度も見たことがないが、噂によると面白いドラマらしい。
出世に縁がなさそうな人が、
「暇か?」
と、高学歴のインテリ派と思われるメガネの人と、アウトドア派の好青年と思われる人に話しかけていた。
それに対し、アウトドア派の好青年と思われる人は、
「暇だからここにいるんですよ!」
と、答えると、出世に縁がなさそうな人がバツの悪そうな顔をして、部屋を出ていった。
その後、事件が起こり、それを高学歴のインテリ派と思われるメガネの人が解決して、番組は終わった。
うん、三すくみの会話劇などがあり、とても面白い番組だ。今度からは毎週見ることにしよう。まあ、今度があるかは知らないけどね。
と、そんなことを思っていたら睡魔が襲って来て、眠りについてしまった。
⇒「バイザー」~「山の上ホテル」~