N中ソフトテニス部の軌跡 No.46 

                上達のポイントは左にあり

                                           2026.1.26

 

    一番多く使う技術は、フォアストロークです。みんなは、2時間くらい練習すると、必ず上達(じょうたつ)します。1時間でも、うまくなるときがあります。とこ

ろが、うまくなったと思ったら、急にうまくいかなくなるときがあります。まだ、技術が不安定なのです。完全には、身についてはいないのでしょう。きっと、毎日ボールを打てるようになれば、どんどん技術は安定していくものと思われます。しかし、冬の間は、そうもいきません。

 フォアストロークは、高いところで、前で打つことが重要です。そのために、早くラケットを引いて、左足を踏み込んで、腰を回転させるわけです。腰が回転するため

には、左手も使わなければなりません。

 みんなの打ち方を見ていると、左足を踏み込むことと、左手を使うことが、まだまだできていないようです。「左足を踏み込んで」「左手を使って」と言うのは簡単です。しかし、実際にやるのはそう簡単ではありません。

 そこで、左足を踏み込むことができるようになる練習を考えました。左手を使うことができる練習を考えました。また、前衛のストロークがよくなってきたので、前衛レシーブでの攻撃パターンを増やしたいと思います。そのための練習もします。

 これらの練習を、下の練習の機会(きかい)にやってみたいと考えています。1月30日(金)の体育館練習は、クラブチームの都合がわるくなったため、私がいただ

いたものです。

 

1月30日(金)西部体育館 18:00~20:00 みんなで練習

              20:00~20:30 希望者で試合をやります 

1月31日(土)小学校体育館 9:00~11:00 みんなで練習

        西部体育館 12:00~13:00 試合をやります

2月 1日(日)小学校体育館 9:00~12:00 みんなで練習

 

 新しい練習をやることで、技術を確かなものにしましょう。技術が安定してくれば、どんどん強くなっていきます。みんながうまくなることを楽しみにしています。

 なお、1年生から、家でできる練習はないですかという質問を受けました。いい質問です。答えを文章で説明するのはむずかしいため、体育館練習のときに、練習の方法とポイントを説明します。

 

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『人生は、燦燦と 校長室だより100選』文芸社
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園長通信~こころ~ №378
                      やりがいと魅力
                                                                                           2026.1.26
                                                                            
     教員2年目は、学級通信を柱に学級経営を進めていった。これは、当たり前のことであり、先輩の先生方は何年もやっていることである。学級経営よりも問題だったのは、教科の授業である。本業の国語を避けるように体育や特別活動に逃げている自分がいた。それでも、何とかしなくてはならないという思いはあった。                                        すがるように本を読んだ。書いてあることをやってみた。うまくいかないほうが多いのだが、それまでの授業よりはまだましという感触はあった。いろいろやっているうちに、徐々にわかってきた。やりたいことと子どもの実態とがずれていると、ミスマッチが起こることがある。大事なことは、今、子どもたちはどういう状態なのか。何ができて何ができないのか。だから、どんなことが必要なのか。これらを見極めることである。経験も必要だが、センスのようなものが求められる。 

 手応えといえるようなレベルではないのだが、わかってきたこと、見えてきたことはあった。とはいえ、依然として授業は未熟そのものだった。それでも、子どもたちはついてきてくれた。なぜだろうか。たぶん、1年目からそうなのだが、いつも子どもたちと遊んでいたからではないだろうか。もはや、子どもたちと遊ぶことは生命線のようなものだった。他には何もなかった。          

 毎週出し続けた学級通信は、目標とする年間50号に到達した。憧れの製本をした。印刷屋さんにお願いして背表紙にタイトルを入れてもらった。あんなに薄い冊子に文字を入れてもらうのは申し訳ない気がした。それでも、入れたかった。何とも恥ずかしいものが出来上がってしまった。改めて読み返してみると、内容も薄かった。         教頭先生によるマンツーマン指導のおかげで、研究論文も仕上げることができた。手取り足取りとは、このことである。満足感も達成感もなかった。中身がないのは、自分が一番よくわかっている。教頭先生との約束を果たした、それだけである。期待に応えたなどとは思ってはいない。ご指導いただいたのに、このようなものしかできずに申し訳ありません。そう思っていた。            

 それでも、研究論文というのは、こうやって書いていくのか。その進め方や書き方はわかった。これは、その後の自分の教員人生を考えると大きかった。教頭先生は、恩人であり師匠のような存在である。教頭先生に声をかけてもらわなければ、また違った教員人生になっていたように思う。出会いは大きい。出会いがすべてである。出会いが人生を形作っていく。                        

 1年目に小学3年生の担任となり、2年目には、そのまま小学4年生の担任となった。子どもたちは、いつも一生懸命だった。パワフルだった。エネルギーに満ち溢れていた。そんな子どもたちに引っ張られて育ててもらった。おかげで、学校の先生という仕事に、やりがいと魅力を見出すことができた。                                                                        
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N中ソフトテニス部の軌跡 No.45 

                 いい選手とは

                                         2026.1.23

 

   「先生、ブログなんですけど、紙でももらえないですか」「何度も読んで、心に刻(きざ)みたいんです」

 この前の練習のときに、ゲームキャプテンに言われました。「やっぱり、そうきたか」ブログは、すぐに読めるのはいいのですが、保存しようと思うとあまりよくありません。紙に印刷されたものをファイルしておくと、すぐに読み返すことができます。何度も読むことができます。

 大会や練習の連絡事項(れんらくじこう)であれば、何度も読み返す必要はないでしょう。「N中ソフトテニス部の軌跡」は、連絡事項のようなことも入っていますが、その多くは違う内容になっています。考えてほしいこと、覚えてほしいことが中心となっています。したがって、すべてではありませんが、何度も読んだほうがいいものも入っています。そうなると、紙のほうが、ファイル形式のほうがよくなります。

 そこで、紙に印刷されたものを配付(はいふ)することにしました。配付係は、2人の副部長にお願いします。一枚一枚に名前が書いてあるため、誰に渡していないかはわかるようになっています。

 こういった「N中ソフトテニス部の軌跡」のようなものを大事にする人は、強くなる人です。人の心がわかる人になります。昔、ソフトテニス部の顧問をしているときに、「部活動通信~かがやき~」というものを出していました。こちらは、配布するだけでしたが、多くの部員が、自分で専用のファイルを用意して、きちんとファイルしていました。今でも、大切にとってあるそうです。

 今回は、ゲームキャプテンに心を動かされました。指導者の心を動かす人は、いい選手です。いい選手になります。他にも、私の心を動かしてくれる人がいます。その人も、いい選手です。もっともっと、いい選手が増えることを楽しみにしています。

 

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N中ソフトテニス部の軌跡 No.44 

                 ポストが人をつくる

                                        2026.1.23

 

   「ポストが人をつくる」という言葉があります。ポストとは、役職、役割のことです。学級でいえば、学級委員長や学級副委員長のことです。生徒会でいえば、生徒会長や副会長のことになります。

 ソフトテニス部で考えてみます。部長という役職、役割があります。副部長というポストがあります。今までであれば、この2つのポスト、役職、役割だけでした。そこに、「ゲームキャプテン」というポストをつくりました。これで、役割があるのは4人となります。

 「ポストが人をつくる」とは、そのポスト、役職、役割を務(つと)めていると、だんだんとそれっぽくなってきて、成長できるというものです。ただし、何もしなければ力はつきません。一生懸命自分の役割を果たそうとするから成長できるのです。

 ポストが人をつくるのであれば、一人一人にポストがあったほうがよいと考えました。そこで、新しいポストをつくることにしました。「前衛キャプテン」と「後衛キャプテン」です。何をするのでしょうか。前衛キャプテンは、前衛のリーダーです。後衛キャプテンは、後衛のリーダーです。リーダーということは、前衛の練習のときに、一番最初にやるでしょう。後衛練習のときに、一番前に並ぶでしょう。一番最初にやるのですから、どんな練習をするのか、話を聞いて理解できなければなりません。それだけ、今まで以上に、熱心に、意欲的になるでしょう。

 これで、6人になりました。あと一つポストを考えています。このポストは、特別なポストになります。それだけ、役割も大きくなります。新しい2つのポストとこれから決まるポストは誰が務めることになるのでしょう。明日の体育館練習後のミーティングで発表することにします。

 

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園長通信~こころ~ №377
                      ターニングポイント
                                                                                           2026.1.23
                                                                            
     どうにかこうにか小学校教員1年目が終了した。そのまま持ち上がって小学4年生の担任となった。お世話になった学年主任の先生が異動し、転任してきた先生が新たな学年主任となった。      

    1年目が終わろうとする2月頃から考えていたことがある。「このままではいかん。どうにかしなくては」たぶん、20年あまり生きてきた人生で、初めて真剣に考えた。本気になった。教員2年目を迎えるにあたって、ようやく本気で教員になろうと考えた。
    それまでは、何となく流されるままに大学に入り、教員になってしまっていた。この調子ではいけない。目の前の子どもたちの純粋な目の輝きが、一人の人間を本気にさせた。何の疑いももっていないような目で見られると辛かった。本気にならざるを得なかった。                          

    1年やってみたおかげで、見通しがもてるようになった。少しは気持ちにゆとりが生まれた。まずは学級経営、学級づくりということで、何か柱になるものはないかと考えた。1年目から学級通信は出していた。出したいから出していたというよりは、まわりの先生方がみんな出しているため、何となく出していたという程度のものだった。思うようにはいかず、悔いが残る取組となった。    

     2年目となる学級経営の柱に、この学級通信を据えることにした。年間で50号出すことに決めた。ということは、毎週1号プラス数号となる。果たして、毎週出せるのか。続くのか。不安しかなかった。先輩の先生方の中には、毎日出している方もいた。雲の上の存在だった。              

     毎週出しているうちに気づいたことがある。学級通信に、クラスの様子や子どものことを載せようとすると、自然と子どものことを見ようとするようになる。そうか、学級通信を出すということは、そういうことなのか。大きな発見だった。                             毎週出すことが、何とか軌道に乗ってきた。すると、書く内容も少しずつ変わってきた。というか、だんだんと書けるようになってきた。2学期になり、10月頃だっただろうか。教頭先生に呼ばれた。あれっ、何かしたか。                               
    研究論文を書いてみないか。そういう話だった。学級通信をがんばっているようだから、学級経営で書いてみたらという話だった。そうは言われても、どう反応していいのやら。論文というと、大学を卒業するために必死になった卒業論文の苦い思い出しかない。論文=嫌やもの、辛いものだった。とりあえず、「はい、わかりました。やってみます。ご指導お願いします」と答えるしかなかった。
 思えば、このやりとりによって、その後の教員人生が方向づけられた。もちろん、あの当時は、そのことを知る由もない。今思うと、長きにわたる教員人生の中でも、ターニングポイントとなった2年目だったといえる。

 

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