犬も冬はさむい -5ページ目

犬も冬はさむい

読んだ本、映画などについての感想です。

ルームやフォトも充実させる予定ですのでぜひ御覧になって下さいませ。

パーマネント・バケーション/クリス・パーカー


ジャームッシュ。

75分ぐらいの映画なんだけれど、最初の30分ぐらい意味がわかりませんでした。
なんだこのクソくだらない映画は!
頭のおかしい奴しか出てこないじゃないかって。

やけに声のトーンが高い主人公アリーがニューヨークの薄汚い下町を散歩する話です。

そんな散歩の中でイカれた人と遭遇し、話しかける。
ずっとその繰り返しです。

アリーの仕事は車の窃盗(笑)
まぁ今で言うニートかフリーターですね。
犯罪で飯食ってるんで、毎日ヒマです。

彼は恋人への手紙の中でこんなことを書いてます。
「僕は一箇所に落ち着けない。永久にだ。そういう人間だ。仕事も家も税金も無関係…」

こういう人間もありだと思わせる。
ジャームッシュが好きそうなっていうか、彼の原点がわかる作品です。

何度も見返すと、その良さがわかります。
クソ退屈な作品ではあるけれど。

アパートの屋上でぶつぶつひとり言をいっているシーンは最高でした。
インディ


テーテレッテーテーテテー♪
テーテレッテーテレテーテーテ♪

というわけでこの音楽でおなじみのインディジョーンズです。
ハリウッド映画ですねー。
派手ですねー。
中華包丁でぶつ切りにされた鶏肉みたいでしたねー。
何ていうか大味な作品でしたねー。
うそーんってことの連続ですよ。
そりゃあ無意味に核爆弾が爆発しますよ。
アレこのシーンいった?みたいなことになりますよ

考古学者のインディさんが遺跡ぶっ壊す、痛快な映画でした(笑)

派手なアクションやカーチェイス、そしてジャングル、遺跡での冒険が満載です。
平凡で退屈な世の中に飽きた方、最近よく眠れない方、頻尿、軽い尿漏れでお悩みの方は是非、インディジョーンズを。
家族ゲーム


1983年の作品。
松田優作が出てます。

埋め立てられた土地に建てられた団地。
そんな人工の土地に人間が住むようになってから10数年経ってからの話。

僕は団地に住んだことないけれど、こういったでかいマンションだとか、アパートってのはやっぱり日の光が奥の部屋まであたらなんだろうね。
部屋の中は終始薄暗く、気味が悪く、ホラー映画みたいな陰鬱さです。

こうした歪んだ場所が歪んだ家族をつくり、歪んだ社会を構築していく。
この場所をつくったのは歪んだ社会なんだけれど、まぁ1960年代の光り輝く未来像というものはほとんどがこうだったんだろうから仕方ないね。


さて肝心の内容はと申しますと、そんな団地に住んでいるちょっと狂ってしまった家庭に松田優作扮するこれまたちょっと変わった家庭教師がやってくるって話です。

ただしまったく変わりません。
最初も狂ってるし、最後も狂ってます。

BGMは一切なく、静かです。
若干つくりすぎた笑いもありますが、許せる範囲でしょう。
9割の人はこういうでしょう「シュールでシニカルな映画だ」と。

小さなディテールに拘ったよい作品でした。
つまらないけどね(笑)






「何か発言する以上は、人々をいらいらさせたほうがよい。それが世間だ。
なにしろ、人は自分を困らせないもには関わり合おうとしないものだから」

これはアイルランド出身の劇作家で音楽評論家、そして社会主義者である彼の言葉です。


ところで背後にいるネコが怖いです汗