
1983年の作品。
松田優作が出てます。
埋め立てられた土地に建てられた団地。
そんな人工の土地に人間が住むようになってから10数年経ってからの話。
僕は団地に住んだことないけれど、こういったでかいマンションだとか、アパートってのはやっぱり日の光が奥の部屋まであたらなんだろうね。
部屋の中は終始薄暗く、気味が悪く、ホラー映画みたいな陰鬱さです。
こうした歪んだ場所が歪んだ家族をつくり、歪んだ社会を構築していく。
この場所をつくったのは歪んだ社会なんだけれど、まぁ1960年代の光り輝く未来像というものはほとんどがこうだったんだろうから仕方ないね。
さて肝心の内容はと申しますと、そんな団地に住んでいるちょっと狂ってしまった家庭に松田優作扮するこれまたちょっと変わった家庭教師がやってくるって話です。
ただしまったく変わりません。
最初も狂ってるし、最後も狂ってます。
BGMは一切なく、静かです。
若干つくりすぎた笑いもありますが、許せる範囲でしょう。
9割の人はこういうでしょう「シュールでシニカルな映画だ」と。
小さなディテールに拘ったよい作品でした。
つまらないけどね(笑)