最近、本屋さんを通りかかったときに、ふと目に入ったお料理の本を買いまして。

お料理の本というか、正確にいうと、スープの本で、
スープ好きなわたしは、スープの本くらいしか、買い込まないのですが、
今回は、ウー・ウェンさんという中国の方のスープづくり。

いろいろ作ってみたいレシピがある中で、購入以来ことにはまっているのが、
「味噌スープ」です。

いわゆる味噌汁を英訳した味噌スープではなくて、
なんていうか、スープ的な味噌汁なんですな。

…って、余計にわけわからないですが、このスープのミソは(なんつって)、
「お味噌をあらかじめ炒めること」にあり。

お味噌炒めるとかって、あんまり想像つかないよなー!ジャパニーズ的には。

最初に、お味噌(大さじ3)とお酒(大さじ2)を混ぜ合わせておいて、油(大さじ1)で、
香り立つまで炒めるのです。
(本にはサラダ油と書かれていますが、わたしはオリーブオイルでやってまつ。)

あとは、お水を入れて、沸騰させたら、じゃがいもやにんじん、タマネギなどを入れ、
ことことする、というもの。

おいしいですよ、とても。

わたし、お味噌汁ってときに苦手なことがある(昔は飲めなかったという逸話つき)のですが、
これは本当に、お味噌がすっきり変化して、なんだかスープ。

そして油を使っているので、飲むと、ほかほか体があったまります。
秋冬には最適かもしれません。

一人暮らし的なポイントとしては、二日たっても、さっぱりしているところもミソ(しつこい)。

普通のお味噌汁って、翌日とかになると、なんかぼろぼろしてきちゃって、美味しくない、と
個人的には感じているので、これはしめた発見です。

油分が気になる・・・ひともいるかもですが、
油も、ハリとツヤが気になるお年頃(か?)には大切だったりするし、
適度にとるのはよしとして、
堪能しています。

こういう新たな出会いがあると、
「組み合わせ」でしかないこの世界の、
美しさを感じたりもします。

まー、ちょっと大げさですが、そういうことですよ。

音楽を聞いてたり、
ネットサーフィンしてて、ふと見つけた、顔も知らない誰かのことば。
母親からの何気ないメールとか、
午後のコーヒーの匂いとか。

いずれも、ひとりで居るときに、
自分の、心の奥底が、
ふっと沸き立って来て、
涙が出てしまうこと。

わたし、今、悩んでるんだ、とか、
わたし、今、苦しんでるんだ、とか、
知らなかった気持ちを、自覚して、
びっくりしちゃうこと。

何かにずっと集中していたりすると、
そういう「気持ち」を、
どっかに置き去りにしているのだろう。

突然の、感情の表出に、
ひとりびっくりしてしまうけれど、
そうやって、今を確認することが、
自分を解放することと、
自分を育てていくことに、つながるのだと、
信じて、
また、
気を張りつめていくのです。
本日、ティアラこうとう(渋い)にて、
東京フィルハーモニックオーケストラの公演を聴きに行ってきました。

正確にいうと、きっかけは、金聖響氏を「拝見しに」行ったのですが、
いや、しっかり、聴きましたよ。

もちろん、ばっちり拝見しましたが。

ステキですねーっ うるるんドキドキ

それはさておき、
ぐわーっと音楽が盛り上がったり、
すーっとしぼんでいったり、
ああいうときに、起こる、鳥肌。

感動が、体感される瞬間、瞬間。

例えば、15分とか、そういう1曲の間にダイナミズムがあって、
きっとそれは、ほとんど人生を凝縮していて、
だから、わたしたちの心は震えるんだろう。

毎日の現実も、早送りで見たら、
そういう緩急というか、強弱というかがあって、
本当はとてつもなくドラマチックなのだけれど、
日々をそういうつながりとして見ることはなかなかできないから、
わたしたちは、
なにかと、
芸術の中に、感動を求めるのかもしれない。