ロルフィングで自由な体を取り戻そう! ロルファーユウコのブログ -2ページ目

ロルフィングで自由な体を取り戻そう! ロルファーユウコのブログ

ロルフィングのこと、身体のこと、日々のことなど感じたままに綴っています。

こんにちは。

暑い日が続きますね。
今日は東京で、キワさんと太極拳のワークショップを行いました。

太極拳はゆっくりとした動きですが、全身運動なのでじわりと汗をかく。
そして静かな動きなので、室内でもできる。

この暑い夏の盛りにこそ、太極拳だ!

終わった後の参加者の皆さんのエネルギッシュな笑顔を見たら、強くそう思いました。
といっても、全然厳しくありません。
ほんとにゆっくりじんわり動くだけで、体を動かした後の心地よい疲れと全身に血が巡る爽快感を得られると思いますよ。


このワークショップ今度は博多のart space tetraさんでやらせて頂きます!

九州地方の皆さん、ぜひご参加ください。
ご連絡お待ちしております!


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ワークショップ詳細

はじめての太極拳

日時:2013年8月2日(金) ①16:30~18:30/②19:30~21:30
       8月4日(日) ③13:00~15:00/④16:00~18:00
※全てのレッスンは一回で完結します

参加費:2000円

定員:各回10名(男女不問)

場所:art space tetra
〒812-0028 福岡市博多区須崎町 2-15



太極拳やってみたかった人、集合!入門のワークショップやります!
いろいろな種類の太極拳がありますが、このワークショップでやるのは「簡化24式太極拳」という24個の型からなる太極拳です。この型の中からいくつかをピックアップして練習します。
あわせて、太極拳を行うための基本となる姿勢と正しい歩き方もレッスンします。基本運動は腰痛や猫背の対策にも応用ができますよ。
今まで、太極拳をやってみたかったけど、なかなかきっかけを掴めなかった方、この機会に是非お集まりください。

講師:クラタニキワ/ワタナベユウコ(plumtaichi所属 p-taich.com)

予約方法:kurakiwa@gmail.com (クラタニ)までご連絡ください。

服装・お持ちいただくものなど:

○ジャージとT-シャツなど運動しやすい服でご参加ください。
○太極拳は靴を履いて行います。靴底が薄いスニーカー・ダンスシューズ・室内履きなどをご用意ください。

○レッスン中の水分補給のため、お水やスポーツドリンク等をお持ちください。


問合せ:クラタニキワ kurakiwa@gmail.com

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地元に来ています。


車の中から、よくあるロードサイドの風景を眺めていたら、道端に咲いているピンクの花が夏の強い日差しに照りつけられて、すごい色彩を放っていました。


それを見た途端、強烈な太陽の光に照らされた過去の似たような記憶が一気に押し寄せてきました。


それらの体験にまつわる様々な感情も一緒にやってきて、ああ、全てが同時に起きているんだと、頭でなく身体で分かる瞬間がやってきました。


その瞬間に見た景色は、箱型の電気店や量販店が立ち並ぶいつものロードサイドの風景でしたが、それはきらきらと輝いて鮮やかに目に焼き付いてます。


その風景とともにその時の感覚につながると、心は高揚しつつも穏やかで、大きな歓びの中に切なさや悲しみも避けることなく包まれているようなそんな状態になって、身体も拡がり、心地よくリラックスしはじめます。


いつもこの状態でいたいと思いつつ、変化するのが世の常です。

でもその状態を知っているのと知らないのとは全然違う。

私はいつでもその状態とつながれるんだという自分への信頼は持っていたいなーと思います。



ロルフィングをしていても、施術後にすごくいい状態になって、でもこれをキープできるかな?と思う方が結構いらっしゃいます。


そんな時にも、その状態を知っているのと知らないのとは全然違うということ。そして自分の中にその状態になれる能力があるんだということを伝えます。


そしてこれを身体で理解していくのと、自分自身へのを信頼を取り戻すために10回という時間があるのかなーとも思います。




昨日、ロルフィングをしていて思ったのは、ほんとにこちらはただただ身体の声を聴くだけでいいんだということ。

身体はほんとに自分自身の力で癒えていきます。

というか、ほんとのほんとの意味で自分でしか癒せないよなと。(もちろん、まわりのサポートはすごく重要)


あとは自分自身がそのことを信じれるかということ。


ここの部分がほんとに重要なんだなーと最近つくづく思います。






久しぶりのブログの投稿です。
気がついたら2年近く更新してなかった。。

2年も経つと状況はがらりと変わるもんですね。
離婚したり爆、東京から福岡に引っ越したり。

ご挨拶できずにいた皆さま、ごめんなさい。
でもでも、東京でもセッションは続けていくのでこれからもよろしくです。
そして、福岡の皆さま、こんにちは。


東京、福岡の移動生活を半年くらいしてみて思ったのは、日本は狭いということ。
自分のフットワークさえ軽くしておけば、移動することで沢山の人と出会えるということ。

だから、東京に別れを告げて福岡に、というのではなく、自分の場所を拡張する感じで福岡にやってきました。
今は東京、福岡、そして地元の温泉地でもロルフィングをしています。

せっかく縁あった土地や人だから、別れることなく出会いたいと、今はちょっと欲張りな気分です。
もちろん、状況は変わっていくから、土地や人も時には遠のくこともあるかもしれないけど、でもまた近くなるかもしれないし。

距離は離れていてもぐっと近くに感じることもあるだろうし。

だから、ここから、ここまでと区切ることなく綿々と続いていけたらなーと思います。

それから移動していて思うのは、自分がすぐ習慣の奴隷になってしまうということ。
居着いてしまうと、周りの景色も昨日とはほんとは違うのに同じものとして認識しようとしてしまう。そのものをただそれとしてみなくなってしまう。

移動して景色が新鮮に映ると自分が普段いかに見過ごしてしまうかということがよくわかる。

ほんとは移動しなくても、自分の状態次第で、瞬間瞬間、新鮮な世界が現れるんでしょうね。

まだまだ、修行の身。


でも大好きな夏がきた。そして夏はあっという間に終わっちゃう。
だから夏の瞬間瞬間を感じようっと。

今はそう思っています。






移動して会いたい人に会って、同じ空間を共有する。
そのために熊本に行ってきた。

体で感じる、音で感じる、食べて感じる。
いつもより感覚がとぎすまされる。

常に流れがあって、常に何かが生み出されていて、生きるということはこういうことか!と理屈抜きに思える人。
人の本来のあり方を体現する美しさと楽しさを持っている人。

そんな人に会えるとワクワクする。

それと同時におまえはちゃんと生きてるかと問われてるようでドキッとする。

勝手に自分で枠を作ってその中に納まろうとしていないか?
既にある道に沿う事で思考を停止させていないか?
リスクを避けて生きようとしちゃうわけですが、この時代のリスクとはいったい何だろう。
今までの生き方を変えないリスクの方がよっぽど大きいんじゃないか?

動き続けることで、頭の上でモヤモヤしている雲を払おう。

もっと感覚をとぎすまそう。

生きることに忠実になろう!

そんなふうに興奮して決意した熊本の旅でした。



吉祥寺でロルフィング体験!自由な体を取り戻そう ロルファーユウコのブログ


吉祥寺でロルフィング体験!自由な体を取り戻そう ロルファーユウコのブログ


熊本は緑がイキイキしてました。

生まれた時の話をしても、泣くことはなくなったが、まだ少し身体がギュっとなる感じが残っていた。

そして今までは泣いてしまうからと避けていた自分の生まれた時のことについて、もっと知りたいという気持ちが強くなった。


ロルフィングのトレーニングの1年後、ロルフムーブメンのトレーニングに参加した。

ロルフムーブメントとは身体の動きや機能に着目しながら、知覚を通して身体のバランスを整えていくもので、ロルフィングの一側面であるが、ロルフィングとロルフムーブメントを分けて説明するのは難しい。構造も機能も身体で同時に起きていることでお互いが関係しあっている。


クラスメイトとの交換セッションで、私が受ける立場になった時、施術する立場のクラスメイトとどんなセッションにするか、話し合いが行われた。

過去の怪我やスポーツ歴、今現在、身体で気になっていること、セッションで何を得たいかなどの話し合いの中で、帝王切開で生まれた時の話になった。


私が気になっていたのは、自然分娩での自然な経験、産道を通るということを自分がしていないということだ。そのためかどうかは分からないけど、自分は脚全体の機能がすごく弱い気がしていた。足裏で地面をプッシュするという感覚がいまいちよくつかめていないのではないかと感じていた。陸上競技で短距離を走る時、スタートの勢いを加速させるためにスターティングブロックを使うが、私の場合それを使う方が遅くなってしまう。

それ位、足の裏のプッシュをうまく身体に伝えることができないでいた。


それではということで、セッションでは産道を通る時と似たような動きを通じて、足裏のプッシュの機能を高め、それを頭に繋げていこうということになった。


その時のクラスの雰囲気は静かで深く、その場の作用も影響したのか私の身体も静かで、重力にゆだね開いていた。その状態から四つん這いになり、足からのプッシュを頭に繋げる動きを始めた。最初はうまく繋がらない。出来ないという気持ちで開いた身体も一瞬縮こまりそうになる。気がつくとクラスメイトと講師のCarolと田畑さんの3人が身体を支えてくれていた。


背骨の位置を微調整してもらいながら、足から頭へ動きが繋がる所を探していく。足の機能が弱いということもあったが、背骨の過度の湾曲が動きの繋がりを妨げているように感じた。

3人の手をに支えられて何度か動きを繰り返しているうちに、押すというよりも足と頭の両方向に身体が伸び、内側からぱーっと広がっていくような何とも言えない気持ちの良い瞬間が訪れた。押すとはこういうことか!身体全体のトーンが均一になり、力まずに広がりながら他に触れている。足から頭につながる気持ちの良い動きの回路を発見し、家に帰ってからもなんどもその新しい回路を感じていた。そして、その夜は心地の良い疲れを感じてぐっすり眠った。


数日後、家にいた時、突然泣きたくなって大声で泣いた。何の感情もなかった。ただ急に胸の奥がぴくぴくっと動き出し、それがだんだん大きくなって気がつくと大声で泣いていた。それはとても自発的なもので、そんなふうに泣き出したのは初めてで、まるで赤ちゃんの泣き声のようだなとか、あー、胸の当たりが広がって気持ちいいなとか大声でわぁわぁ泣きながらもそれを観察している自分もいるという不思議な感覚だった。


ひとしきり泣き終えると、すごく幸せな感情がわいてきた。何だか立っていられなくなって横になると布団が優しく自分を包み込んでくれているようなそんな気持ちになった。その中で私の身体はすごく伸びやかに開いていた。

幸福感とは案外こんなものかもしれない、周りの状況や頭で考えるのではなく、身体のうちから自然にわきあがるもの。だとしたら誰だって幸せになれる。。そんなことを思いながら眠りについた。


そういえば、私は赤ん坊の頃、ほとんど泣かなかったそうだ。
このことが帝王切開で生まれたことと関係しているかは、またまた分からない!

でも自発的に泣いて以来、胸の奥がギュッと縮こまる感じは消えた。生まれた時のことを知ろうとすることで、どんどん身体の深いところが知覚されていく、そんな感じがしていた。