8月17日 記念日 その2 | スズメの北摂三島情報局

スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

パイナップルの日。
トロピカルフルーツの代表的な存在の1つ、パイナップルのリーディングカンパニーとなっている、株式会社ドール(本社所在地は、東京都千代田区三番町)が制定。日付は、「8」と「17」で「パ(8)イ(1)ナ(7)ップル」の語呂合せから。なお、8月1日の「8」と「1」で、「パ(8)イ(1)ン」と読む語呂合せと、8月はパイン収穫の最盛期でもあることから、沖縄県パイン・果樹生産振興対策協議会や農林水産省等が1990(平成2)年に制定したパインの日は、8月1日とされている。さらに、株式会社ドールは、糖度が高く栄養価も優れたドール・スウィーティオパインをアピールするために、8月1日の「8」と「1」で、「パ(8)イ(1)ン」の語呂合わせから、8月1日を「ドール・スウィーティオパインの日」としている。株式会社ドールは、果物・野菜、特にバナナやパイナップル等の生産・販売を手掛けている、アメリカ合衆国の多国籍農業・食品企業、ドール・フード・カンパニー社のかつての日本法人で、現在は伊藤忠商事株式会社(日本屈指の巨大総合商社)グループの企業となっている。ヨーグルト、果汁飲料等のジュース、アイスクリーム、キャンディ等の加工食品等は、以前提携していた雪印乳業株式会社(雪印グループの一連の不祥事を契機として、ドールは2002[平成14]年に提携関係を解消し、雪印乳業株式会社も2003[平成15]年に解体され、その後は乳業メーカーの雪印メグミルク株式会社となっている)の事業継承会社がドール製品を販売している他、一部は直轄事業になっている。パイナップルは、熱帯アメリカ原産のパイナップル科の多年草である。単にパインと略して呼ばれることもある他、昔は鳳梨とも呼ばれていた。また、果実だけをパイナップルと呼び、植物としてはアナナスと呼ぶこともある。「パイナップル(pineapple)」という名前は、本来は松(pine)の果実(apple)、即ち「松かさ」(松ぼっくり)を指すものであったが、これが18世紀頃に似た外見をもつ本種の果実に転用され、今に至っている。パイナップルの果実は芳香があり、多汁で爽やかな酸味と甘みに富み、生果肉100g中全糖分として約10%、クエン酸やリンゴ酸等の酸類を約0.8%から約1.2%、カルシウム約13mg、カリウム約109mgを含み、ビタミンCを約48mgの他、ビタミンBも含んでいる。果汁中にはたんぱく質分解酵素ブロメラインを含み、肉類の消化を助ける。但し、ブロメラインは60℃以上で活性を失うため、肉と一緒に高温で加熱調理する場合は、肉を柔らかくする効果は得られない。肉と共に漬け置く場合は多少の効果は得られるものの、青く未成熟のパイナップルやその果汁に限る等、条件が厳しい。そのため、パイナップルは料理に関しては、彩りや味のアクセント等の域を出ない。ブロメラインはたんぱく質の一種であるゼラチンを分解してしまうため、生の状態のパイナップルを入れたゼラチンのゼリーは作ることができない。生の切っていないパイナップルの果実を保管する場合は、逆さまに立掛けるとよい。本来は、果実の下部に甘みが多いが、逆さまにすることで、甘みが果実全体に均等になるためである。パイナップルは、熟した果肉の皮を剥いて生食に用いることが多い。パイナップルを切分けて調理する際には、包丁やナイフが用いられるが、パインピーラー(パイナップルの上部から押さえ付けていくことで、内部に取付けられた刃によって、軸と皮の部分を切落としていき、パイナップルをリング状・放射状に切分ける道具)やパインスライサー(パイナップルの軸の部分に刃を差込み、スライサーの本体を手で回していくことで、パイナップルが螺旋状にスライスされる道具)といった専用の道具が用いられることもある。酵素の働きにより、肉類と一緒に摂ると、胃で消化し易くなる。また、生肉と一緒にしておくと多少肉を柔らかくする効果もある。果肉を用いる料理としては、広東料理(中国東南部にある広東省を中心に発達した、中国を代表する料理の1つで、歴代中国王朝が現在の北京[中国大陸のやや東北部寄りに所在]に首都を定めて以後の北京貴族の宮廷料理や、北京市民の家庭料理、屋台で提供される郷土料理等から発達した北京料理に比べて、魚や海老を使った料理が多く、味は比較的淡泊とされる)の酢豚が著名である。他に、縦半分にカットして、果肉をくり抜き、炒飯を詰めた料理に加工されることがある。缶詰は、花序の軸に当たる芯を抜き、皮を剥いで円筒状にしたものを適当な大きさに切り、砂糖シロップを加えて加熱殺菌して造られる。日本にパイン缶が普及し始めた当初は、リンゴの輪切りを用いた偽パイン缶も存在していた。果肉の加工品では、他に、油で揚げて水分を飛ばしたパイナップルチップやジャムが製造されている。パインジュースは、缶詰製造過程の廃棄部分である果実表皮、果芯部、切片や破損果等を原材料にする場合もあるが、缶詰に向かない低温期の果実は、全体をこれに充てる。ジュースは無濃縮と濃縮とがあり、前者はパルプ含有率を3%以下、後者は2%以下とし、最高約6分の1まで濃縮され、氷点下30℃に保管される。その他、発酵させてパイン酢、アルコールの原料に、また、味噌や納豆の製造に用いるクエン酸カルシウム等の原料にも用いられている。加工時の廃棄物は、乾燥させて飼料にする。熱帯では、果実のみならず、葉から繊維を採って利用することがある。この繊維は、白色強靭、絹糸状で、長さは約38cmから約90cm、採取率は通常約2%から約3%程度に過ぎないが、この繊維で織った布は、手触りが麻に似て紗のように薄く、フィリピンや太平洋洋上のマリアナ諸島では、ピンヤ・クローズといって、これで礼服を仕立てる習慣がある。  
プラチナパートナーの日。 
「最高の伴侶」を意味するプラチナパートナー。そのお互いを思いやる気持ちを表現する機会として、プラチナの正しい価値を伝え、プラチナ・ジュエリーの普及を目的に設立された国際的広報機関、プラチナ・ギルド・インターナショナル株式会社(東京都千代田区内幸町に所在)が制定。日付は、8月17日の「8」と「17」で、「パー(8)ト(1)ナ(7)ー」の語呂合わせから。プラチナ・ギルド・インターナショナル株式会社は、大手プラチナ鉱山会社からの出資によって運営されており、1975(昭和50)年の設立から、ジュエリー業界のメーカーや小売店に対し、プラチナ・ジュエリーの販促や教育をサポートしてきた。現在、香港本部に加え、中国、インド、アメリカ、日本と、世界の主要なジュエリー市場にオフィスを構えている。原子番号78の元素、白金(Pt)は、現代日本の日常語においては、プラチナと呼ばれることもある。白金という言葉は、オランダ語の「witgoud(wit = 白、goud = 金)」の訳語である。単体では、白い光沢(銀色)を持つ金属として存在する。化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用される一方、触媒(特定の化学反応の反応速度を速める物質で、自身は反応の前後で変化しないもの)としても、自動車の排気ガスの浄化を始め、多方面で使用されている。酸に対して強い耐食性を示し、金と同じく、王水(濃塩酸と濃硝酸とを3:1の体積比で混合してできる橙赤色の液体)以外には溶けないことで知られている。白金は、稀少な貴金属であることから、「プラチナチケット」のように、入手しにくい、貴重なものの例えに使われることもある。主な産出国は、南アフリカ共和国とロシア連邦であるが、産出量は全体の約3分の2以上と、南アフリカ共和国に偏在している。 
ハテナの塔の日。
東京都千代田区二番町に所在する、家庭用ゲームやモバイルゲーム、アプリ開発等を手掛ける企業、株式会社タストαが制定。日付は、自社が開発するゲームソフト「ハテナの塔 -The Tower of Children-」のタイトル名にも含まれ、ゲーム内でも重要なワードとなる「ハ(8)テ(10、ten)ナ(7)」と読む語呂合わせから8月17日としたもの。記念日を通して、ファンとの継続的なコミュニケーションを図り、作品を盛上げていくことが目的。「ハテナの塔 -The Tower of Children-」は、果ての無い塔の上に住む子ども達が、地上にあるとされる楽園を目指すサバイバルローグライクアドベンチャー。子ども2人でパーティを組み、ハテナの塔の試練に挑む。塔の中では様々な敵が立塞がり、カードを使ったリアルタイムバトルが展開される。塔の住人は待ってくれない。刻々と変わる状況に対して瞬時の判断を行ない、戦いを続けるゲームである。