7月26日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1971年 - アメリカの月への有人宇宙飛行計画、アポロ計画における4度目の月面着陸飛行となる、有人月宇宙船「アポロ15号」が打上げられる。「アポロ15号」の帰還は8月7日で、アメリカ航空宇宙局(NASA)は、それまでに行なわれた中で、最も成功した有人宇宙飛行と表明している。着陸船「ファルコン」は、月面上雨の海の中の「Palus Putredinus(腐敗の沼地)」と呼ばれる地域にあるハドリー山に降立つ。デイヴィッド・スコット船長とジェームズ・アーウィン着陸船操縦士は、月面で3日間を過ごし、18.5時間の船外活動で約77㎏のサンプルを採集する。また、この飛行では初めて月面車が使用され、それまでの徒歩による探査よりも遥かに遠くまで、着陸船から離れることを可能にする。一方で、司令船「エンデバー」の操縦士アルフレッド・ウォーデンは、月上空を周回しながら、機械船の科学機器等を使用して、月の表面とその環境に関する詳細な探査をし、さらに、飛行の最終段階では、アポロ計画で初となる小型衛星の放出を行なっている。
1974年 - 亡命から帰国したギリシャ元首相コンスタンディノス・カラマンリスが首相に再任。ギリシャ軍事政権が終焉する。
1977年 - カナダのケベック州議会が、フランス語を州の公用語とする。
1981年 - 福岡市地下鉄空港線の室見駅 - 天神駅間(路線距離5.8km)が開業。福岡市地下鉄の最初の開業区間となる。
1989年 - インターネットワーム(自身を複製して他のシステムに拡散する性質を持つプログラム)「Morris worm」を作成した、アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州にあるコーネル大学の学生ロバート・T・モリスが、1986年に成立したコンピュータ詐欺及び不正使用取締法違反で告発され、同法の初適用となる。なお、ロバート・T・モリスはその後、計算機科学者・実業家となり、全米屈指のエリート名門校の1つ、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教員にもなっている。
1992年 - 第16回参議院議員通常選挙。
1991年 - ゲーム関連メーカー、セガがメガドライブソフト「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を発売。
1993年 - アシアナ航空733便墜落事故。韓国の首都ソウルの金浦国際空港から、韓国南西部にある木浦空港に向かっていたアシアナ航空(韓国では2番目の規模となる航空会社で、2023年、韓国の航空業界では最大手の大韓航空に吸収合併される)733便ボーイング737-500型機が、木浦空港への着陸進入中に悪天候による視界不良(パイロットミス)で空港付近の山林に墜落。乗客104名、乗員6名の計110名の内、66名が死亡する。
1996年 - アトランタオリンピック(第26回オリンピック競技大会)柔道60kg級で、野村忠宏が金メダルを獲得。野村忠宏はその後、オリンピック3連覇を達成する。
1999年 - カシミール紛争・印パ戦争: カルギル紛争が終結。
1999年 - デジタル機器用の近距離無線通信規格の1つ『Bluetooth』の仕様書バージョン1.0発表。
1999年 - 「国会審議の活性化及び政治主導の政策決定システムの確立に関する法律(国会審議活性化法、平成11年7月30日法律第116号)」が成立。「国会審議活性化法」は、国家基本政策委員会の設置、及び政府委員制度の廃止と、副大臣と大臣政務官の設置について規定している。衆議院と参議院にそれぞれ置かれる常任委員会の1つである国家基本政策委員会は、衆参の合同審査会として行なわれ、衆議院では「国家の基本政策に関する件」、参議院では「国家の基本政策に関する調査」を議題とする。通常、名目上のみの委員会であり、重要な審査は行なわれないため、委員には自由民主党(自民党)執行部等、政党の要職を務める議員の大半が就任している。明治時代の帝国議会(公選の衆議院と非公選の貴族院から成る議会で、今日の国会との連続性を持つ)開設以来、議会における議員から政府に対する質問には、国務大臣の他、政府職員が「政府委員」として答弁に当たり、この政府委員制度は、日本国憲法の下における国会でも維持される。国会の委員会審議においては、細目詳細に亘る具体的な問題から重要な問題まで、多くの答弁が「その件につきましては政府委員から答弁させます」という、大臣の一言で政府委員によって行なわれており、この、大臣に代わって政府委員が答弁することこそ、大臣が政策を勉強しない理由の1つともされる。政府委員制度の存在自体が、官僚主導政治と国会における審議低調の一因と目されるようになり、「国会審議活性化法」では、2001年から政府委員制度を廃止し、副大臣と大臣政務官制度を新設している。これは、当時の政治行政改革気運の高まりを受けた制度改正であり、国会における審議の活性化と、政治主導の政策決定システムの確立が期待されるものとなる。新たに設置された副大臣と大臣政務官には、適材適所の実力者を登用し、国会答弁に当たらせることが期待され、法律上の根拠がなかった政務次官会議に代えて、副大臣会議を創設、権威付けと実質的な省庁間の政策調整が行なわれることも期される。しかしながら、新制度が導入された後の閣僚人事においては、若手の抜擢や民間人の起用等が注目された小泉内閣下においても、副大臣や大臣政務官人事については、派閥順送り、年功序列型の慣行がほぼ踏襲される等、大きな変化が見られないとする評価もなされる。各大臣政務官の行なう職務の範囲については、その府省の長である大臣が定める。大臣政務官と副大臣の違いとしては、副大臣がその府省の政策全般(但し、内閣府副大臣は大臣委員会の範囲を除く)について大臣を助けるのに対し、大臣政務官は特定の政策について大臣を助けること、副大臣(内閣府副大臣を除く)が大臣不在時に各省大臣の職務を代行し得る(国務大臣としての職務は代行できない)のに対し、大臣政務官にはそのような権限が与えられていないこと等が挙げられる。 
2003年 - 「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法(イラク特措法、平成15年8月1日法律第137号)」が成立。
2003年 - 宮城県北部地連続震。宮城県北部を震源として、最大震度が震度6弱(烈震)を超える地震が、1日の内に3回連続で発生する。最大規模はマグニチュード(M)6.4で、この日だけで震度4(中震)以上の地震が14回発生しており、負傷者649名、建物全壊489棟等の被害を出す。
2005年 - STS-114ミッションで、スペースシャトル「ディスカバリー」が打上げられる。2003年のコロンビア号空中分解事故以来初のシャトル打上げとなる。打上げは成功したものの、宇宙での活動中に断熱材が剥がれる事故が発生する。それでも、問題はないと判断され、「ディスカバリー」は予定通りに無事帰還する。なお、この時には、ミッション・スペシャリストとして、日本人宇宙飛行士の野口聡一も搭乗し、15日間に亘る飛行中、3度の船外活動を行ない、スペースシャトルでは初の機体補修に携わっている。
2012年 - ロンドンオリンピック(第30回オリンピック競技大会)の男子サッカーで、日本代表がスペイン代表を1-0で破る金星を上げる。
2014年 - 佐世保女子高生殺害事件。長崎県佐世保市で、市内の公立高校に通う女子生徒が同級生の女子生徒を殺害する。
2016年 - 相模原障害者施設殺傷事件。神奈川県相模原市緑区にある、神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」に、犯行当時26歳の元施設職員の男が侵入し、刃物で19名を刺殺、26名に重軽傷を負わせる。第二次世界大戦後日本の大量殺人事件としては、事件が発生した時点で死者が最多となり、日本社会に衝撃を与える。
2018年 - オウム真理教(かつて存在した宗教団体であり、一般市民に向けて、世界で初めてサリンという化学兵器を利用して大量殺戮を行なったことで、世界を震撼させたテロリズム行為を行なった組織でもある)が起こした事件、オウム真理教事件に関与した死刑囚13名の内、7月6日に死刑執行された7名に続いて、残る6名の死刑を執行、一連の事件について、死刑確定囚全員の死刑執行が完了する。
2022年 - 2008年6月8日に、東京都千代田区外神田(秋葉原)で発生した通り魔殺傷事件、秋葉原通り魔事件(一連の犯行によって7名が死亡、10名が重軽傷を負う)の犯人で、2015年に死刑判決が確定していた男の死刑を執行。