7月5日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1946年 - フランスの自動車エンジニアで、母親が経営する下着会社の手伝いをしていたルイ・レアールが、「世界一小さな水着」ビキニ(ビキニスタイルの水着)を発表。
1946年 - 広島への原爆投下直後の写真3点が、中国新聞社系列の夕刊紙『夕刊ひろしま』に初掲載される。なお、『夕刊ひろしま』は、1952年10月1日に廃刊となっている。
1947年 - 戦災孤児達の共同生活を描いたラジオドラマ『鐘の鳴る丘』が、日本放送協会(NHK)の中波放送、NHKラジオ第1放送にて放送開始。1950年12月29日まで、約3年半に亘って放送される。
1950年 - 朝鮮戦争: 烏山の戦い。
1950年 - 繊維会社「萬代産業」の玩具製造子会社として、「萬代屋」が創業。「萬代屋」は、トイホビー事業、ゲーム事業、映像・音楽事業等を手掛けるバンダイナムコグループの玩具、模型、既製服(アパレル)、生活用品等を手掛けるメーカー、バンダイの前身である。
1958年 - 中国とパキスタンの国境、カラコルム山域にある世界第11位の高峰ガッシャーブルムI峰(標高8,068m)が、アメリカ合衆国のニコラス・クリンチ隊により初登頂。
1960年 - 中部アフリカに位置するコンゴ共和国(コンゴ・レオポルドヴィル)で、兵士による反乱が開始される(コンゴ動乱の勃発)。
1962年 - 北アフリカに位置するアルジェリアがフランスより独立。
1963年 - 中華人民共和国総書記の鄧小平とソビエト連邦首相ニキータ・フルシチョフが会談するが、イデオロギー論争で対立し、7月20日に会談は決裂する。
1970年 - エア・カナダ621便墜落事故。カナダ東部のモントリオールから、カナダ中東部のトロントを経由して、アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州ロサンゼルスに向かっていたエア・カナダ621便ダグラスDC-8-63型機が、飛行中にスポイラー(航空機の揚力を減少させるための装置)を作動させたため、トロント国際空港(現:トロント・ピアソン国際空港)への着陸に失敗して墜落。乗客100名、乗員9名の計109名が全員死亡する。
1971年 - アメリカ合衆国で、選挙権が与えられる年齢を21歳から18歳に引下げる、アメリカ合衆国憲法修正第26条が発効する。
1972年 - シンガーソングライターの荒井由実(後の松任谷由実)が、シングル『返事はいらない』でデビュー。このデビュー曲は、数百枚しか売れなかったというが、1975年10月発売のシングル『あの日にかえりたい』が大ヒットしている。
1972年 - 繁藤災害。高知県香美郡土佐山田町(現在の高知県香美市土佐山田町)繁藤の国鉄(日本国有鉄道、現在の四国旅客鉄道[JR四国])土讃線繁藤駅周辺で、集中豪雨に見舞われたことから土砂崩壊が発生。消防団員1名が行方不明となり、捜索活動が行なわれるが、小崩壊を起こした山腹が大崩壊を起こし、繁藤駅と、停車中であった高知発高松行きの4両編成の列車等が土石流(土砂が水[雨水や地下水]と混合して、河川・渓流等を流下する現象)に巻込まれ、死者60名、負傷者8名、家屋全壊10棟、半壊3棟等の被害を出す。
1973年 - ジュベナール・ハビャリマナが、中部アフリカに位置するルワンダの第3代大統領に就任。
1975年 - 大西洋の北、アフリカ大陸の西の沖合いにある島国、カーボベルデがポルトガルより独立。
1977年 - 南アジア、インドの西隣に位置するパキスタンで、ムハンマド・ジア=ウル=ハク将軍がクーデターを起こし、ズルフィカール・アリー・ブットー首相ら閣僚を逮捕する。
1978年 - 水産行政の重要性が高まったことから、農林省を農林水産省に改称。
1986年 - 「道路交通法(昭和35年6月25日法律第105号)」の一部改正となる「道路交通法の一部を改正する法律(昭和60年7月5日法律第87号)」が施行される。原動機付自転車に、ヘルメット着用が義務付けられる。
1995年 - 黒海(ヨーロッパとアジアの間にある内海)と世界最大の湖であるカスピ海の間にある内陸国アルメニアで、ソビエト連邦からの独立より4年目で憲法を採択。
1996年 - スコットランドで、世界初の哺乳類の体細胞クローン(同一の起源を持ち、尚かつ均一な遺伝情報を持つ核酸、細胞、個体の集団)である羊「ドリー」が生まれる。
1998年 - 中国南部に位置する香港の九龍半島北東端に所在した香港国際空港(啓徳空港)が閉港。1925年に開港し、そして運用以来、73年の歴史に幕が閉じられる。
2003年 - 世界保健機関(WHO)が、新型肺炎「SARS(重症急性呼吸器症候群)」の制圧宣言を出す。
2003年 - ロシアの首都、モスクワ郊外のコンサート会場で、チェチェン(ロシア最南西部に位置する、ロシア連邦を構成する連邦構成主体の1つ)独立派テロリストによる爆破テロ事件が発生。市民14名が死亡する。
2005年 - 郵政国会: 郵政民営化関連法案が衆議院本会議で可決され、参議院へ送られる。51名の自由民主党(自民党)議員が造反。
2006年 - 北朝鮮によるミサイル発射実験。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)から日本海に向けて、テポドン2号、ノドン、スカッドとみられるミサイルが、午前3時過ぎから午後5時過ぎの間にかけて計7発が発射される。
2008年 - 東海北陸自動車道全線開通。東海北陸自動車道は、起点の愛知県一宮市から岐阜県を経由して富山県砺波市へ至る、中部地方(東海地方と北陸地方)を横断する総延長184.8kmの高速道路(高速自動車国道)である。東海北陸両地域は、国道41号や国道156号で結ばれているが、岐阜・富山県境を中心に、未改良区間が多く危険であることから、安定した交通の確保と交流の活性化を目的として、東海北陸自動車道が整備されたものである。この道路により、太平洋側と日本海側が直結され、中部内陸地帯の開発と発展に大きな効果が期待されている。以前は、マスメディアや国会等で「不要な高速道路」の代表例として挙げられることもあったが、全線開通により、名古屋・岐阜等、東海地方と金沢・富山等の北陸地方を最短で結ぶ大動脈となり、一宮JCT - 小矢部砺波JCT間が北陸道経由に比べ約65kmの短縮、さらに、美濃IC - 白鳥IC間の4車線化によって渋滞が緩和され、所要時間が大幅に短縮される等、マスコミや国会の揶揄を良い意味で裏切る形となる。
2009年 - 2009年ウイグル騒乱。中華人民共和国の西端にある新疆ウイグル自治区ウルムチ市で、ウイグル人(テュルク系[中央アジア等で話される、言語系統を同じくする諸言語であるテュルク諸語のウイグル語を母語とする人々]遊牧民族)住民が漢族住民・武装警察と衝突する。
2011年 - 被災地知事への発言を問題視された舌禍騒動の末、松本龍が防災兼復興大臣を辞任。
2016年 - 第2回世界メディアサミットが、ロシア連邦の首都モスクワで開催される。
2017年 - 平成29年7月九州北部豪雨。7月4日まで北陸付近にあった梅雨前線が、7月5日から朝鮮半島から西日本付近に南下する。7月5日の朝方、島根県西部で発達した雨雲が帯状に連なる線状降水帯が発生し、記録的な降水となる。7月5日午後には、福岡県筑後地方北部で次々と積乱雲が発生し、発達しながら東へと移動して線状降水帯が形成され、同じ場所で長時間猛烈な雨が降り続く。福岡県朝倉市、うきは市、久留米市、福岡県朝倉郡東峰村、佐賀県鳥栖市、大分県日田市等で、1時間に100mmを超える雨量がレーダー観測から解析され、特に、朝倉市付近では、3時間で約400mm、12時間で約900mmの雨量が解析され、気象庁以外が管轄する雨量計では、朝倉市寺内で5日15時20分までの1時間降水量169mmを観測。また、朝倉市黒川の雨量計では、7月5日20時50分までの9時間降水量778mmを観測する等、その降水強度は激烈を極める。1時間値は、「1982年長崎大水害」において長崎県西彼杵郡長与町で観測された187mmに迫り、9時間値は、平成25年台風第26号において伊豆大島で観測された789.5mmに匹敵する等、朝倉市の山間部では局地的に、約9時間に亘り、気象観測史上でも最大級の集中豪雨となる。豪雨が発生した当時、九州北部では、対馬海峡付近にあった梅雨前線に向かって、南海上の熱帯低気圧等から暖かく湿った空気が流入する一方、上空には冷たい空気があり、大気の状態が非常に不安定になっており、地表付近の暖かい空気と冷たい空気の境界付近で、積乱雲が次々と発生する。先行して降雨のあった中国・四国地方で、冷却された空気が流れ込み、強化された上、湿った空気が福岡・佐賀県境にある脊振山地の周囲を囲むように二方向から流れ込み、脊振山地の東側で合流したことで降雨が強化されたと考えられる。積乱雲が繰返し発生しては発達しながら東へ移動する、バックビルディング型形成と呼ばれる過程で、線状降水帯が維持される等して、計37名の死亡が確認され、4名が行方不明になっている。住宅被害は、福岡県と大分県の合計で、全壊288棟、半壊1,079棟、床上浸水173棟等となっている。