6月26日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

露天風呂の日。
岡山県真庭郡湯原町(2005[平成17]年、岡山県真庭郡の7町村と岡山県上房郡の1町とが合併して誕生した、岡山県真庭市の一部となった)の湯原温泉が、6月26日の「6」と「26」を、「露天風呂(ろ[6]てんふ[2]ろ[6])」と語呂合わせして制定。岡山県真庭郡湯原町(現在の岡山県真庭市の一部)の観光協会や旅館組合が中心となって行なっている。町の活性化と利用者への感謝の気持ちを込めたイベントが多数催され、湯原温泉の名前は全国に知られるようになった。記念日を町おこしに利用した成功例の1つとされる。露天風呂は、野外や屋外に設置された、屋根や囲いを設けない風呂である。野風呂(のぶろ)、野天風呂(のてんぶろ)とも呼ばれる。露天風呂は、温泉入浴の原風景とも言える。野湯(自然の中に存在する温泉が自噴しており、かつ、その源泉を利用した商業施設が存在しない場所)のような状態であった温泉に、浴槽を整備したものが始まりである。温泉における露天風呂の人気は高い。景色を眺めながら入浴できることや、入浴時に開放感を味わえること、また、浴室内に熱が籠もるようなことがないため、のぼせにくいこと等、様々な要因が挙げられる。そのため、多くの旅館や日帰り入浴施設では、内湯だけでなく露天風呂も併設している。なお、天井と三方の壁に囲まれ、屋内とあまり変わりない閉塞感のある状況にも係わらず「露天風呂」と称している事例もあるが、この場合は「半露天」等とも称している。管理上の問題として、特に、源泉温度が高い掛け流し温泉(温泉を循環、濾過を一切せずに掛け流す方式)では、湯温が天候状態によって大きく上下するため、より細やかな温度管理が必要となる。また、常時レジオネラ菌によって汚染される機会にあるため、内湯以上の厳しい衛生管理が必要である。レジオネラ菌は、環境中に普通に存在する菌で、通常では感染症を引起こすことは少ない。しかし、感染し易い環境下では、特に高齢者等抵抗力の少ない人々に、レジオネラ感染症(高熱、咳、頭痛、筋肉痛、悪感等の症状が起こるレジオネラ肺炎や、全身の倦怠感、頭痛、咳等の症状が起こるポンティアック熱)を発症させる原因になる。湯原温泉は、温泉指南役や環境問題、まちづくりに地域として力を注いでいる。旅行作家・温泉評論家の野口冬人による諸国露天風呂番付で西の横綱にランクされた共同露天風呂「砂湯(砂噴き湯)」で知られる。また、南にある下湯原温泉・足温泉・真賀温泉・郷緑温泉との5つを総称して「湯原温泉郷」とも称され、湯郷温泉、奥津温泉と共に「美作三湯」と呼ばれている。湯原ダム(岡山県真庭市にある一級河川、旭川本川上流部に建設されたダム)の下流、旭川沿いに温泉街が広がる。温泉街には、共同露天風呂や日帰り入浴施設、貸切露天風呂、食堂等の飲食店や昔ながらの射的屋、独楽の博物館、ガラス工房、土産物店、温泉ミュージアム、オオサンショウウオ保護センター(通称は「はんざきセンター」で、湯原温泉は国の特別天然記念物に指定されたオオサンショウウオ[はんざき]の生息地域であり、体長1m程度の大きさに成長している個体を見ることができる)等がある。「湯原」という地名は、「湯ノ原」又は「湯ノ河原」からそう呼ばれるようになったとされる程で、温泉街の中上流域の河原部分からは、どこでも湯が湧いている。現在、利用されている温泉はその一部だけで、殆どは未利用のまま川に流されている。基本は湯治、保養、療養向けであるが、場所柄、山陰・山陽の行楽拠点としても重宝され、落着いた温泉街の風情は、観光地としての売りの1つになっている。湯原温泉を代表する名所で、湯原ダムの下にある巨大な共同露天風呂「砂湯(砂噴き湯)」は、川底から砂を噴きながら温泉が湧いていることから、「砂湯(砂噴き湯)」の名称で呼ばれるようになった。川の中にある風呂ながら、住民により管理され、無料で開放されていることが、横綱の評価となった。この砂湯は、湯原温泉の古代からの風呂の様子を唯一残す物で、市の文化財として指定されている。「砂湯」での入浴は混浴で、入浴マナーは、昔から伝わる法度(掟、定め等のこと)により定められている。 
スティッチの日。 
2002(平成14)年に公開された、アメリカのアニメ映画『リロ・アンド・スティッチ』の主人公「スティッチ」の記念日。東京都港区虎ノ門に本社を置くウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州に本社を置くエンターテインメント会社[メディア系総合企業]、ウォルト・ディズニー・カンパニーの日本における現地法人)が制定。作中で、「スティッチ」が「エイリアンの試作品626号」とされていることから、6月26日を記念日とした。『リロ・アンド・スティッチ』の日本における映画の公開は2003(平成15)年3月8日。劇中音楽には、太平洋中央部の洋上に位置するハワイのカウアイ島に住む5歳の少女リロも大好きな、「キング・オブ・ロックンロール」や「キング」と称される、アメリカのミュージシャン・歌手・俳優、エルヴィス・プレスリーの楽曲が使用されている。映画は予想以上の大好評となり、続編やテレビシリーズ、キャラクターグッズ等も大人気を集めている。5歳の少女リロは、両親を亡くし、姉のナニと2人暮しであった。友達のいないリロのために、ナニは犬を飼うことにするが、リロが選んだのは犬ではなく、ジャンバ博士の遺伝子実験によって生み出されたエイリアンの「スティッチ」であった。「スティッチ」は、悪の天才科学者ジャンバ博士が、違法な遺伝子実験によって創り出した。青い体に自分の体重の3,000倍のものを持上げられる怪力(但し、ぴったり3,000倍までのために、それより少しでも重さが加わると耐えられなくなってしまう)、銃弾と炎への耐性、暗視能力等を持ち、あらゆる武術に長けている。地球の言語は片言でしか喋らないが、理解力はあり、知能レベルはスーパーコンピューター並に高い。身体を構成する成分密度は鋼鉄と同じであるため、水に浮かぶ要素が皆無なので沈んでしまい、水周りを避ける習性があるが、ハワイのカウアイ島に住む5歳の女の子、リロ達の影響でサーフィンが趣味になり、水に耐えられるようになる(泳げないのは治っていない)。口内の唾液には粘着性と重量があり、意外にもこの唾液が役に立っている時も多い(糊代わりや遠くの物を動かす等)。唯一の本能は、触れるもの全てを破壊することであるが、逃亡中に不時着したカウアイ島でリロに出会い変化が表われ、自分の居場所と家族を探すことになる。本来は六本脚で頭と背中に触角を持つが、地球では犬になりすますために、普段は中足と触角を体内に隠している。食嗜好は雑食性で、主に人間の食べ物を食べているが、ゴミや金属、虫等も噛み砕いて食べることができる(しかし、ゴミ等を食べてしまうと体の調子がおかしくなる)。カフェイン含有物(コーヒーやカカオ等)を摂取すると凶暴化する(濃度により抗体性もある)。ココナッツケーキが一番の大好物で、普段からよく食べている。水が苦手で、愛を知らず、さわる物は何でも壊す「スティッチ」は、トラブルばかりを起こす暴れん坊であった。それでもリロは、「スティッチ」に語り掛ける。「スティッチは私のオハナ。オハナはいつもいっしょだよ」。リロの言葉が心に届いた時、「スティッチ」の中で、愛が芽生え始める。日本では、「スティッチ」のキャラクター商品が多数発売されており、若い女性を中心に、映画・テレビシリーズとは別に、キャラクター独自の人気を獲得している。