6月24日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1941年 - 第二次世界大戦: ナチス・ドイツ(国家社会主義ドイツ労働者党支配下のドイツ国)軍が、北ヨーロッパのバルト海東岸に南北に並ぶバルト三国の1つ、リトアニアのビルニュス、ブレスト=リトフスク、カウナスを占領。
1942年 - 第二次世界大戦: ナチス・ドイツが、ラインハルト・ハイドリヒ(ドイツの主要な治安組織・諜報組織のほぼ全てと、政治警察権力を一手に掌握していた政治家)暗殺の報復として、中央ヨーロッパに位置するチェコ中部の小さな村、レジャーキで住民を虐殺する。
1947年 - ケネス・アーノルド事件。アメリカの実業家、ケネス・アーノルドが、自家用機を操縦中に空飛ぶ円盤を目撃する。
1948年 - ソビエト連邦政府が、西ベルリン(現在のドイツの首都、ベルリン西部の地域)に向かう全ての鉄道と道路を閉鎖したベルリン封鎖が始まる。ベルリン封鎖は、第二次世界大戦後の世界を二分した、西側諸国のアメリカを盟主とする資本主義・自由主義陣営と、東側諸国のソビエト連邦を盟主とする共産主義・社会主義陣営との対立構造、東西冷戦の初期を象徴するできごととなる。
1949年 - アメリカの三大ネットワークの1つ、NBCテレビで、初のテレビ西部劇『ホパロング・キャシディ』が放送開始。
1949年 - 「優生保護法(昭和23年7月13日法律第156号)」が改正され、経済的な理由による人工妊娠中絶を認める。「優生保護法」は、1996年に改正・改題され(「優生保護法の一部を改正する法律[平成8年6月26日法律第105号])、現行の「母体保護法(昭和23年7月13日法律第156号)」となる。
1950年 - 1950 FIFAワールドカップ(第4回ブラジル大会)開催。7月16日まで。この大会は唯一、決勝ラウンドもリーグ戦で開催されている。スタジアム建設に多額の投資を行なったブラジルサッカー協会側からの試合数増加を狙った提案に基づくもので、1次リーグ各組で1位であったブラジル、スペイン、スウェーデン、ウルグアイの4チームが参加する。決勝リーグの最終節では、2連勝のブラジルとウルグアイが対戦し、勝利したウルグアイが第1回以来、イタリアと並ぶ2度目の優勝を果たす。一方、この最終戦で引分け以上で優勝が決まっていたブラジルは、逆転負けで優勝を逃し、敗戦の瞬間には、試合会場のマラカナンスタジアム(ブラジル南東部のリオデジャネイロにある、世界最大規模のサッカー・スタジアムで、正式名称はマリオ・フィーリョスタジアム)内で、ショック死と自殺で命を落とす人が続出し、後には、「マラカナンの悲劇」と呼ばれるようになる。ブラジル代表はその後、この敗戦のショックを払拭するため、それまでの白いユニフォームをカナリア色(黄色)に変えることとなり、ブラジル代表は、60年以上が経過した今も、カナリア色を使用している。
1952年 - 吹田事件(大阪府吹田市・豊中市一帯で発生した騒擾事件)。吹田事件は、同年に起こった血のメーデー事件、大須事件と並んで三大騒擾事件の1つとされている。大阪府豊中市にある大阪大学豊中キャンパスで「伊丹基地粉砕・反戦独立の夕」が大阪府学生自治会連合によって開催される。集会参加者等のデモ隊が、大阪府吹田市にある国鉄(日本国有鉄道、現在の西日本旅客鉄道[JR西日本])吹田駅周辺で警官隊と衝突。4名の負傷者が出た他、200名を超える大量逮捕が行なわれる。
1952年 - 枚方事件(大阪府枚方市で発生した公安事件)。実行犯が、現在の大阪府枚方市禁野本町に所在した、旧陸軍工廠枚方製造所に侵入。時限爆弾を取付けて施設を爆破する。さらに、旧陸軍工廠枚方製造所払下げの受け皿となるべき会社を設立しようとしていた、建設機械・鉱山機械メーカーの小松製作所関係者と誤認し、無関係な人物を襲撃、竹槍や棍棒を持って火炎瓶を投げ込み、家屋や車庫・自動車を焼いて逃走する。
1954年 - 日本が、アジア極東経済委員会(ECAFE、現在のアジア太平洋経済社会委員会[ESCAP])に加盟。
1958年 - 九州中央部、熊本県阿蘇地方に位置する活火山で、世界でも有数の大型カルデラ(火山の活動によってできた大きな凹地)と雄大な外輪山(カルデラの縁に当たる尾根の部分)を持つ阿蘇山が噴火し、周辺に噴石が飛散し、山腹一帯に多量の降灰砂が確認される。阿蘇山ロープウェー火口西駅には大きいもので直径約50cmの噴石が多数落下し、ロープウェー関係の作業員12名が死亡、28名が負傷する。 
1963年 - アフリカ東海岸のインド洋上にある諸島、ザンジバルの自主政府がイギリスにより承認される。
1969年 - 6月24日から7月11日にかけて、西日本から東日本にかけて停滞した梅雨前線の活動が断続的に活発化し、各地で大雨による被害が発生する。特に、九州南部では記録的な大雨となり、鹿児島・宮崎両県では、この地域特有の火山噴出物の堆積したシラス台地で崖崩れが頻発し、鹿児島県内の崖崩れは652ヶ所に及ぶ。この一連の大雨で、全国で死者・行方不明者は89名、損壊・浸水家屋は65,000棟以上に達する、大きな被害が発生する。
1970年 - 八幡製鉄事件(会社による政治献金が適法であるかについて争われた訴訟)の最高裁判所大法廷判決。営利法人の政治活動、及び、その一環としての会社による政治献金が認められる。
1982年 - ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)9便エンジン故障事故。マレーシアの首都クアラルンプールからオーストラリア西部のパースへ向かっていたブリティッシュ・エアウェイズ9便ボーイング747-200B型機のジェットエンジンが、インド洋の上空で火山灰が詰まったことにより4基全てが停止し、同機は滑空状態となる。ゼロに近い確率と言われていた四発機の全エンジン停止という、未曾有の事態に乗員達は悪戦苦闘を重ねたが、エンジンの再始動に成功し、ジャカルタへの緊急着陸に成功する。乗客248名、乗員15名の計263名は全員無事に生還する。
1983年 - 中東に位置するイスラエル支配下にあるパレスチナ(地中海東岸の歴史的シリア南部の地域的名称)を解放することを目的とした諸機構の統合機関であるパレスチナ解放機構(PLO)議長、ヤーセル・アラファートが、北にトルコ、東にイラク、南にヨルダン、西にレバノン、南西にイスラエルと国境を接し、北西は東地中海に面する中東・西アジアの国、シリアの首都ダマスカスから追放される。
1985年 - 埼玉県三郷市に所在する、東京都水道局で4番目の施設能力を有する大規模浄水場、東京都水道局の三郷浄水場が通水。
1985年 - 歌手の松田聖子と、俳優の神田正輝が結婚。2人の結婚は、「世紀の結婚」をもじって「聖輝の結婚」と呼ばれる。松田聖子はその後、2度の離婚と結婚を経験している。
1991年 - コンピュータ関連の雑誌、書籍の制作会社、株式会社アスキー(現在は角川書店グループ傘下のアスキー・メディアワークス)が設立される。
1992年 - イスラエル総選挙で、15年振りに左派勢力が圧勝する。
1994年 - アメリカ合衆国北西部、ワシントン州のフェアチャイルド空軍基地で、アメリカ空軍のボーイングB-52Hストラトフォートレス戦略爆撃機が墜落。原因は、パイロットが運用限界を超えて機体を操縦し、制御不能となり失速したことで、4名の搭乗員は全員死亡する。墜落の模様はビデオに記録され、世界中のニュース番組で繰返し放映されている。 
2001年 - 京福電気鉄道越前本線列車衝突事故(勝山市)。京福電気鉄道越前本線の保田駅 - 発坂駅間(単線)で、勝山発福井行きの上り普通列車(1両編成)と福井発勝山行きの下り急行列車(1両編成)が正面衝突して、乗員乗客24名が重軽傷を負う。事故原因は、本来発坂駅で対向する急行列車とすれ違う必要があったところを、普通列車の運転士が信号を確認せずに発車したという人為的ミスとされる。前年の12月17日に起こった事故に引続いて2回目となり、翌日から京福電鉄の福井地区全線で運行中止となる。現在の路線運営は、第一セクター(国、及び地方公共団体が経営する公企業)や第二セクター(私企業)と異なる、第三的な方式による法人、第三セクター方式(国や地方公共団体と民間が合同で出資・経営する企業)のえちぜん鉄道に引継がれている。この事故を受け、国土交通省は2002年、中小鉄道事業者に対し、補助金を交付して、自動列車停止装置(ATS)の整備を指示する。
2016年 - 前日に行なわれたイギリスの欧州連合(EU)離脱是非を問う国民投票で、欧州連合(EU)離脱支持票が過半数を上回ったことから、イギリスのデーヴィッド・キャメロン首相が辞意を表明する。
2019年 - スイス中西部にあるローザンヌで開催された第134次国際オリンピック委員会(IOC)総会で、2026年冬季オリンピックの開催地が、イタリア北部のミラノとコルティナ・ダンペッツォに決定する。