6月22日 できごと その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1962年 - エールフランス117便墜落事故。フランスの首都パリから、チリの首都サンティアゴへ向かっていたエールフランス117便ボーイング707-328型機が、悪天候の夜明け前の暗闇の状況下で、経由地である、南北アメリカ大陸に挟まれた中央アメリカ地域、カリブ海(メキシコ湾の南、大西洋に隣接する水域)の小アンティル諸島に位置するフランスの海外県、グアドループのポワンタピートル国際空港手前、約25kmの地点に墜落。乗客・乗員113名全員が死亡する。
1965年 - 「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約(日韓基本条約、昭和40年条約第25号)」、及び「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定(日韓請求権並びに経済協力協定、昭和40年条約第27号)」等が締結される。
1966年 - 千葉県三里塚地区での新東京国際空港(現:成田国際空港)建設案が初めて公にされる(成田空港問題)。
1969年 - アメリカ合衆国中西部、オハイオ州の北西部を流れるカヤホガ川で、沿岸の工場から排出された大量の廃油等が燃え火事となる。アメリカ合衆国のニュース雑誌『タイム』に大きく取上げられ、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)設立のきっかけとなる。
1972年 - 「自然環境保全法(昭和47年6月22日法律第85号)」公布。自然環境の保全に関する基本的事項を定めた法律、「自然環境保全法」は、日本国民の健康で文化的な生活を確保するために、幾つかの自然環境に対する「保全地域」が指定できる。さらに、保全の対象毎に、「野生動植物保護地区」等の「特別地区」を設けることができる。後の1993年には、複雑化・地球規模化する環境問題に対応できるように、「環境基本法(平成5年11月19日法律第91号)」が制定される。「環境基本法」の制定に伴ない、「自然環境保全法」の理念に関する条文の一部が「環境基本法」に移行され、2010年には、自然環境保全地域における生態系維持の回復事業に関する規定が創設されている。
1972年 - 四畳半襖の下張事件: 作家の永井荷風作とされる短編小説『四畳半襖の下張』を掲載した月刊誌『面白半分』が、「刑法(明治40年4月24日法律第45号)」第175条(わいせつ物頒布等の罪)に抵触する疑いで発売禁止となる。
1978年 - アメリカの天文学者、ジェームズ・クリスティーが、2006年までは太陽系第九惑星とされていた準惑星(太陽の周囲を公転する惑星以外の天体の内、それ自身の重力によって球形になれるだけの質量を有するもの)、冥王星の第1衛星カロンを発見する。冥王星最大の衛星でもあるカロンは、衛星にしては、「惑星」に対する質量が余りにも大きく、また、共通重心が、冥王星とカロンの間の宇宙空間に存在するため、冥王星とカロンは二重惑星、と解釈されることもある。
1980年 - 初の衆参同日選挙(第36回衆議院議員総選挙、第12回参議院議員通常選挙)。衆参同日選挙とは、衆議院議員総選挙と参議院議員通常選挙の投票日を同日にする選挙で、参議院非改選議員を除いた国会議員、即ち、全衆議院議員と参議院議員の半数の選挙となるので、一度に多くの民意を反映させ易い選挙である。また、衆議院議員の参院選立候補、改選参議院議員の衆院選立候補等、衆参の鞍替えがし易い選挙になる。投票率が上がり、浮動票に依存する政党に有利であり、組織票に依存する政党に不利である、という見方は一般的となっている。野党は不信任案が可決されることを予測しておらず、自由民主党(自民党)内の反主流派も、戦略なく行き当たりばったりで本会議を欠席し、結果として解散に至ったため、「ハプニング解散」と呼ばれる1980年5月19日の衆議院解散を受けて実施された初の衆参同日選挙は、選挙中であった6月12日に大平正芳首相が急死するという緊急事態が起こり、それを受けて、自由民主党(自民党)主流・反主流両派は一転して融和・団結し、弔い選挙の様相を見せて選挙戦を進めたことから、自由民主党(自民党)は衆参両院で地すべり的大勝を収め、不信任案を提出した野党、特に公明党は大敗を喫している。
1982年 - IBM産業スパイ事件: アメリカ連邦捜査局(FBI)の囮捜査により、大手電機メーカーの日立製作所と三菱電機の社員6名が、アメリカのコンピュータ関連企業、IBM社への産業スパイ容疑で逮捕される。
1984年 - 大陸間の長距離国際線をメインに運航しているイギリスの航空会社、ヴァージン・アトランティック航空の運航が開始される。ヴァージン・アトランティック航空は、2019年末から始まった、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行の影響を受け、2020年8月4日、アメリカ合衆国の連邦破産裁判所に連邦倒産法第15章(国際倒産)の適用を申請する。
1986年 - 1986 FIFAワールドカップ(第13回メキシコ大会)準々決勝で、20世紀のサッカー史に名を残すスター選手の1人、ディエゴ・マラドーナの「神の手ゴール」と5人抜きの「世紀のゴール」により、2対1でアルゼンチンがイングランドに勝利。
1987年 - 連続試合出場世界新記録達成(当時)により、プロ野球選手の衣笠祥雄に国民栄誉賞が贈られる。
1990年 - チェックポイント・チャーリー(チャーリー検問所)が撤去される。チェックポイント・チャーリーは、第二次世界大戦後の冷戦期において、ドイツの首都ベルリンが東西に分断されていた時代に、同市内の東西境界線上に置かれていた国境検問所である。1945年から1990年まで存在し、ベルリンの壁と並ぶ東西分断の象徴として、また、一部の東ドイツ(ドイツ民主共和国)市民にとっては自由への窓口として、冷戦のシンボルのように捉えられており、スパイ小説や映画にも度々登場している。
1998年 - 総理府(現:内閣府)の外局(特殊な事務、独立性の強い事務を行なうための組織で、独任制の庁)として金融監督庁(現:金融庁)を設置。「日本の金融の機能の安定を確保し、預金者、保険契約者、金融商品の投資者その他これらに準ずる者の保護を図るとともに、金融の円滑を図ること」を任務とする金融庁には、国務大臣としての内閣府特命担当大臣(金融担当)の他、副大臣と大臣政務官が置かれ、事務方(役人)のトップは金融庁長官となっている。
2004年 - 集団強姦事件スーパーフリー事件の舞台となった早稲田大学のイベントサークル、スーパーフリーが解散する。
2008年 - 東京急行電鉄(東急)目黒線の武蔵小杉駅 - 日吉駅間(路線距離2.8km)が延伸開業。
2009年 - ワシントンメトロ列車衝突事故。アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.のノースイーストで、午後のラッシュ時となる午後5時頃、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.を中心に、アメリカ合衆国東部のメリーランド州とバージニア州に広がる地下鉄・バスを中心とする公共交通ネットワークであるワシントンメトロの列車が、同じ路線の列車に追突。乗客8名、乗員1名(追突した列車の運転士)の計9名が死亡し、約80名が負傷する。
2009年 - アメリカ合衆国に本拠を置く世界最大の写真用品メーカー、イーストマン・コダック社が、リバーサルフィルム(ポジフィルム、透明陽画[被写体と同じ明暗、諧調、色彩をもつ写真印画]を作成するための写真フィルム)『コダクローム』の製造打切りを発表。『コダクローム』は、重厚な発色、高解像度、耐変色性等を特徴としていたが、イーストマン・コダック社の経営不振から不採算部門とされたためである。
2010年 - マツダ本社工場連続殺傷事件。広島市南区仁保沖町にある大手自動車メーカー、マツダ本社宇品工場の東正門前で、マツダの元期間従業員であった男が乗用車を暴走させ、約800m離れた、広島県安芸郡府中町に所在するマツダ本社工場にも侵入する。犯人の男は現行犯逮捕されたが、1名が死亡、11名が重軽傷を負う。
2013年 - カンボジアの首都プノンペンで開催されていた、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の委員会、世界遺産委員会において、富士山が、三保松原を始めとする構成資産群と共に、「富士山と信仰・芸術の関連遺産群」として、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産(文化遺産)に登録される。
2015年 - 閉鎖されたナトゥ・ラ峠の通行が可能となる。インド北東部のシッキムとチベット(ユーラシア大陸中南部に所在)を結ぶ海抜4,545mの峠、ナトゥ・ラ峠は、シルクロードの南ルートの一部であったが、中華人民共和国とインドの国境問題により、1962年に中華人民共和国とインドの間に生じた紛争、中印国境紛争により1962年から閉鎖される。2006年7月から通行が可能となり、毎年4月から10月の間のみ通行が可能となっていたが、その後は再び閉鎖となる。2015年に解放された後は、2017年6月に中印の武力衝突が再発して、閉鎖されている。
2022年 - アフガニスタン東部地震。中東・中央アジアに位置するアフガニスタンの東部で、モーメント・マグニチュード(Mw)6.0の地震が発生。現地には、土や日干しレンガでできた耐震性の低い住宅が多く、1,000名以上が死亡、2,000名以上が負傷し、住宅約1万棟が損壊する。