6月21日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

がん支えあいの日。 
東京都中央区築地に事務所を置く、がんに罹患した人が自分らしく心地よい生活を送れるように、お互いに思い合い、支え合う環境作りを目指して活動し、がん患者や、その家族、友人等、及び、がんの治療に携わる医療従事者等を支援する団体、特定非営利活動法人(NPO法人)キャンサーリボンズが制定。がんとの関わりを見つめ、支え合う日。日付は、6月21日が、日本が位置する北半球で最も昼の時間の長い夏至に当たることが多いことから。この日には、がん患者や家族を中心としたイベントを実施している。「がん」という語は、「悪性腫瘍」と同義として用いられることが多い。「悪性腫瘍」とは、腫瘍(組織、細胞が生体内の制御に反して、自律的に過剰に増殖することによってできる組織塊)の中でも、特に浸潤性(組織内で増殖し、次第に広まっていく性質)を有し、増殖(1つの細胞が2個以上の娘細胞に分かれる生命現象である細胞分裂のこと)・転移(腫瘍細胞が原発病変とは違う場所に到達し、そこで再び増殖し、同一種類の腫瘍を二次的に生じること)する等、悪性を示すもののことである。がん治療後の最大の関心事は再発の有無であり、又は、がんが残っている場合には、その推移である。このため、治療後も主治医による定期的な検診を受けて、状況を正しく把握しつつ、生活を再建していくことが肝要である。がん治療は、手術による切除等を伴なうことが多く、治療後の生活は、例えば、治療によってがんそのものは完治した場合であっても、大きく影響を受けることが多い。がんができた場所によって、治療により影響を受ける機能は千差万別であり、対処法もそれぞれに異なる。 
太陽の子保育の日。
東京都港区六本木に本社を置き、首都圏を中心に、「太陽の子保育園」等の認可保育園や保育所を運営する企業、長谷川キッズライフ株式会社(現在のHITOWAキッズライフ株式会社)が制定。太陽のように明るくすくすく、心の温かい子に育って欲しい、との願いが込められている。日付は、6月21日が、昼の時間が一番長く、太陽の光が最も多く降注ぐ夏至の日になることが多いため。HITOWAキッズライフ株式会社は、「家族と暮らしを支える」というHITOWAグループの理念の下、子育て家庭をサポートする専門的なサービスの提供を目指している。なお、HITOWAキッズライフ株式会社は、日本伝統の子どもが遊びながら歌う「わらべうた」を保育の中で大切にし、「わらべうた」遊びを広めていくことを目的に、代表的な「わらべうた」の中にある「せっせっせーのよいよいよい」の「よいよいよい」を「414141」と見立て、「4×3 = 12」と「1×3 = 3」で12月3日を「わらべうた保育の日」としている。
国際ヨーガの日(International Day of Yoga)。
2015(平成27)年に創始され、毎年6月21日に行事を行なう。国際ヨガの日は、2014(平成26)年12月11日の国際連合総会において、全会一致で宣言された。ヨガ(ヨーガ)は、主にインドで形成された、肉体的、精神的、霊的修練である。インドの首相ナレンドラ・モディは、国際連合総会において、6月21日と定める理由について、これが北半球において最も日が長くなる夏至に(ほぼ)相当し、世界各地にこの日を特別な日とする考えが共有されているから、と述べた。国際ヨーガの日が最初に提案されたのは、2014(平成26)年9月27日の国際連合総会における、ナレンドラ・モディの演説においてであった。最初の提案を受けて国際連合総会は、2014(平成26)年10月14日、「国際ヨーガの日」と題した決議の草案作成に向けた非公式協議を重ねた。この協議の進行役を務めたのはインドであった。古代インド発祥の伝統的な宗教的行法で、心身を鍛錬によって制御し、精神を統一して、古代インドの人生究極の目標である輪廻(命あるものが何度も転生し、人だけでなく、動物等も含めた生類として生まれ変わること)からの「解脱(モークシャ)」に至ろうとするものであるヨーガは、ヨガとも表記され、漢訳は瑜伽(ゆが)となる。1990年代後半から世界的に流行している、身体的ポーズ(アーサナ)を中心にしたフィットネスのような「現代のヨーガ」は、宗教色を排した身体的なエクササイズとして行なわれているが、「本来のヨーガ」は、インドの諸宗教と深く結び付いており、インド古代の宗教であるバラモン教やヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教( 「 生き物を傷付けてはいけない」という教え[不殺生]を厳格に守ることで有名なインドの宗教)の修行法でもあった。近現代に創られた、新たな「ハタ・ヨーガ」(ヨーガの密教版)にフィットネス等の要素を取入れ、改良を加えたものが、現代人に人気である。インドのヨーガ指導者、B.K.S.アイアンガーによって、滑らない個人用のマット上で実施することや、補助具を利用して安全性や運動の効果を高める工夫がなされた。欧米で学習されている「ハタ・ヨーガ」の大半は、アーサナ(体位座法)が中心で、身体的なエクササイズの側面が重視されている。現在の研究で、入念に改変したヨガのポーズにより、慢性的な腰痛が緩和され、歩行機能、運動機能を改善することが示されている。また、ストレス軽減の実際的方法論であるとも認識されており、他の通常のエクササイズと同様に、生活の質を改善し、ストレスを緩和し、心拍数や血圧を下げ、不安やうつ症状、不眠を和らげ、全体的な体調、体力、柔軟性を向上させることが、研究により示されている。