6月16日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

無重力の日。
6月16日の「6」と「16」を、「無重力(む[6]じゅう[10、十]りょく[6])」と語呂合せして、北海道の三井系炭鉱では主力級の炭鉱であったが、1987(昭和62)年に閉山済みの三井砂川炭鉱跡を利用した「地下無重力実験センター」が町内に所在した、北海道空知郡上砂川町が1991(平成3)年3月に制定。1991(平成3)年3月1日、日本初の本格的な地下微小重力実験施設として、第三セクター(国や地方公共団体と民間の共同出資による事業体)方式で開設された「地下無重力実験センター」は、三井砂川炭鉱の立坑と立坑櫓を利用したもので、700m以上の落差を利用した無重力(微小重力)実験が繰返し行なわれた。1914(大正3)年、国内外に多数の炭鉱を持つ鉱山会社であった三井鉱山(2009[平成21]年に、日本コークス工業株式会社[海外炭の輸入を中心としたエネルギー事業、粉粒体機器をメインとする化工機事業を主力とする会社]へ社名変更した)により砂川鉱業所が創設され、大規模な開発が始まった三井砂川炭鉱では、1960年代からは、大深度からの採炭を進めて生産性の向上に努めたが、1987(昭和62)年に閉山した。落下実験は、カプセルを櫓の上から落下させるもので、微小重力状態を約10秒間創出できたが、1回当たりの経費は200万円以上であったこと(スペースシャトル等を利用するよりは安価であるが、理解が得られなかった)、実験結果を工業・商業的に応用することが難しい、等の状況から利用率は低迷し、2003(平成15)年に閉鎖された。 閉鎖後、宇宙開発の実験場としての貢献から、後に小惑星イトカワ(アポロ型小惑星とも呼ばれる、地球より大きな軌道長半径を持つ地球横断小惑星)のクレーターの1つに「上砂川(Kamisunagawa)」の名が用いられることとなった。無重量状態とは、万有引力、及び、遠心力等の慣性力が互いに打消し合い、それらの合力が0、又は、0と見做し得る程度に小さくなっている状態で、台ばかりで計られるような類の重さ(即ち、重量)が0となっている状態であることから、無重量状態と呼ばれる。類義語、又は同義語としての無重力という言葉が用いられる。無重量環境下の特徴は、無対流、無静圧、無浮力、無沈降、無接触浮遊等で、薬品や合金の製造等において、重力下では実現不能な現象を観察することができる。 
麦とろの日。
麦ごはんの会(詳細は不明)が2001(平成13)年に制定。日付は、6月16日の「6」「1」「6」で、「麦(む[6]ぎ)と(10、十)ろ(6)」の語呂合わせから。栄養バランスが高く夏バテ解消効果もある「麦とろごはん」の普及を図る日。なお、山梨県中央市西花輪に本社を置き、麦とろの食材等、大麦・玄米・雑穀等の穀物を加工した商品を幅広く展開している食品メーカー、株式会社はくばくも、この日を「麦とろの日」としている。麦とろご飯は、麦飯(大麦や裸麦を炊いた飯で、米と混ぜて炊く他、米の乏しい畑作地帯では、これにさらに稗や粟等の雑穀を加えたりする)にすりおろした自然薯の汁をかけて食べる料理である。米飯にかけて食べる場合は「とろろかけご飯」という。有名なものは、旧東海道鞠子宿(現在の静岡市駿河区丸子に所在)のもので、江戸時代後期の戯作者・浮世絵師、十返舎一九の滑稽本(会話文を主体とした平易な文章の読み物)『東海道中膝栗毛』に、鞠子の名物として描かれたことから名が広まった。尤も、主人公の弥次郎兵衛と喜多八、繋げて「弥次喜多」は、店主の夫婦喧嘩に巻込まれ、結局口にすることはできなかった。白米に比べて消化の悪い麦飯を、生の芋と一緒に殆ど噛まずに多量にかき込む訳で、胃腸には良くなさそうに見える。しかし、実際にはこれでお腹を壊したという話は余り聞かれない。その理由として、「山芋にはデンプン消化酵素が含まれているから」と言われてきた。ただ、山芋に含まれるデンプン消化酵素は、大根と比べても極僅かで、消化促進は殆ど期待できない。むしろ、デンプンの吸収を遅らせる効果があり、ゆっくり消化吸収させる作用があるという実験データがある。これに加え、とろろ自体が食物繊維を多く含んでおり、飯に麦を入れることで、さらに繊維量が増え、整腸作用が促されるということのようである。 この吸収緩和、食物繊維により、強壮作用、糖尿病予防、ダイエットといった効果があるという。とろろを食べると、口の周りが痒くなるのが難点であるが、この原因は、山芋の中に含まれるシュウ酸カルシウムという成分にある。麦には、発汗で失われ勝ちなビタミンB類やミネラルが豊富に含まれてる。麦とろごはんとして食べると、これらの麦の成分を、とろろが体内に効率的に吸収させるという。 
「堂島ロール」の日。
大阪市北区堂島に本店を置く、「堂島ロール」等の洋菓子を製造・販売する企業、株式会社モンシェールが制定。「堂島ロール」の美味しさと、人と人の心を繋ぎ、幸せを運ぶ存在でありたいとの思いを伝えることが目的。日付は、「6」が一巻きロールの形を表わし、「16」が「堂島ロール」「いい(1)ロ(6)ール」を意味する語呂合わせから。「堂島ロール」は、ロールケーキ(薄い長方形に焼いたスポンジケーキに、ジャムやクリーム類、細かく切ったり甘露煮にした果物等を乗せ、渦巻き状に巻いたもの)の一種で、クリームの美味しさを伝えたい、との思いから生まれた。そのクリームは「クリームが苦手な人からも好まれる味わい」を目指し、乳業メーカーと共に開発した特注品であり、北海道の牧場から集めた数種類の生乳を独自にブレンドした、世界に1つしかない、株式会社モンシェールだけの「完全オーダーメイドクリーム」である。そのクリームのフレッシュな美味しさを、一刻も早く届けるため、株式会社モンシェールでは、「キッチンから1時間以内にしか店舗を構えない」という独自のルールを設けている。キッチンと店舗を1日数回往復し、できたての商品を並べることを大切にしている。株式会社モンシェールのシンボルとも言える堂島ロールの丸い形は、「ご縁(円)」と「和(輪)」を表わしており、堂島ロールは、2010(平成22)年にモンドセレクションで最高金賞を受賞した。なお、モンドセレクションとは、食品、飲料、化粧品、ダイエット、健康を中心とした製品の技術的水準を審査する民間団体であり、ベルギー連邦公共サービスより指導、及び監査を受け、モンドセレクションより与えられる認証(この組織では賞と表記している)である。
バイクエクササイズの日。
東京都中央区銀座に本社を置く、バイクエクササイズ専門店「FEELCYCLE(フィールサイクル)」を全国展開する企業、株式会社FEEL CONNECTIONが制定。フィットネスの1ジャンルを築いているバイクエクササイズの魅力を、より多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、「FEELCYCLE」の1号店が東京都中央区銀座にオープンした、2012(平成24)年6月16日から。バイクエクササイズは、クラブをイメージした暗めの照明の中、ノリの良い音楽に合わせて専用のフィットネスバイクを漕ぐ。インストラクターや他の参加者と同じように身体を動かすので、一体感・達成感があり、とてもハードな運動となるが、エンターテイメント性も高く、ストレス解消にもなるという。有酸素運動(脂肪や糖質を、酸素によってエネルギーに変えながら行なう、規則的な繰返しのある比較的軽い運動)と筋力トレーニング(骨格筋の出力・持久力の維持向上や筋肥大を目的とした運動)の両方の要素を持ち、ノンストップで集中して運動を続けられるため、45分間の1レッスンで、約400kcalから約800kcalという脅威のカロリー消費量となる。数種類の運動を組合わせることで、脚・ウエスト・ヒップ・二の腕等に高いシェイプアップ効果が期待できる。