6月12日 記念日 その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

児童労働反対世界デー(World Day Against Child Labour)。 
「児童労働をなくすことを世界に呼掛ける日」として、世界の労働者の労働条件と生活水準の改善を目的とする、国際連合最初の専門機関、国際労働機関(ILO)が、2002(平成14)年に制定した。最悪の形態の児童労働の撤廃を呼掛けるため、毎年世界各地で様々な活動が展開されている。児童労働とは、児童による労働のことで、特に、国際労働機関(ILO)によって規制される、国際条約における「最低年齢」以下の児童が従事する労働を指す。児童労働は、国際条約で定義・禁止され、世界の大半の国々が条約を批准し、児童労働を禁止する法律を有する。国際労働機関(ILO)が1973(昭和48)年に「就業が認められるための最低年齢に関する条約(最低年齢条約、平成12年条約第5号)」を作成し、働いてよいのは義務教育を終えてからと定められた。1999(平成11)年には、「最悪の形態の児童労働の禁止及び撤廃のための即時の行動に関する条約 (最悪の形態の児童労働条約、平成13年条約第7号)」が制定され、児童労働の中でも、最も搾取的な労働を「最悪の形態」と規定した。日本では、日本国憲法第27条第3項において、児童を酷使してはならないことが定められている。「労働基準法(昭和22年4月7日法律第49号)」や「児童福祉法(昭和22年12月12日法律第164号)」等では、児童労働を制限、又は禁止している。雇用(使用者が、労働者を雇って労働に従事させること)関係がある就労に限れば、日本の法令では、15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了する日以降(中学校の卒業後・義務教育課程修了後)からを適法な労働者としている。13歳以上の15歳以下(15歳に達した場合は、以後の最初の3月31日が終了する日まで)の者については、新聞配達等、「年少者にとって有害でなく、軽易な労働を修学時間外にさせる」等の条件を満たした場合、労働基準監督署から許可を得る条件付きで認めているが、13歳に満たない者の就労については、児童の福祉を侵害するとして、映画の製作、演劇の事業の労働(子役等)を、修学時間外にさせることを除いて認めていない。このように、学齢期の労働は、許可制とする規定になっている。なお、「労働基準法」等の法律用語では、「児童労働」の語は使用しておらず、もっぱら「年少者」等を使用している。但し、雇用関係のない方式での就労においては、「労働基準法」や「児童福祉法」等に、児童労働の一部を制限する条文があることを除いては、これといった制限は存在せず、それどころか「民法」等において、児童労働をさせる権限を肯定する条文さえ存在する。例えば、「民法(明治29年4月27日法律第89号)」には、法定代理人(親権者、又は未成年後見人[家庭裁判所によって選任される、未成年者に親権者がいない場合や、親権者が財産管理権を失った場合に、未成年者を保護・支援する後見人])の同意があれば、靴磨き屋やラーメン屋等の個人事業主になれる、という規定がある。 
バザー記念日。
1884(明治17)年6月12日、第1回婦人慈善市という、日本初のバザーが開かれた。これは、日本初の洋式社交クラブ『鹿鳴館』で、上流階級の女性達が手工芸品を持寄って開いたもので、3日間の入場者は12,000名以上に達した。東京府麹町区山下町薩摩藩邸跡地(現在の東京都千代田区内幸町)に所在した『鹿鳴館』は、外国からの賓客や外交官を接待するために、明治政府によって建てられた社交場で、舞踏会や夜会等数々の他、国内行事も行なわれた。皇族や上流婦人の慈善(恵まれない人々に経済的な援助をすること)バザーも、重要な催しであった。バザーは、学校や教会の資金調達のために、家から自らにとっては不用品ではあるが、金銭的価値が有る物を持寄って競売に掛け、販売益を寄付するというものである。他に、幼稚園や障害者の福祉作業所、共働作業所(障害によって働くことが困難な障害者を、草の根レベルで日中の活動をサポートする福祉施設地域で、現在の活動支援センターIII型)等でも行なう。バザール(bazaar、市場)と同義であるが、その内容は異なる。学校では、PTA(各学校で組織された、保護者と教職員による社会教育関係団体)の役員会の中にバザー担当の係が置かれ、地域の各戸から一品寄付等と称して集められた寄付の品物が売られたりする。また、バザーにやって来る子供達のために、風船釣りや簡単なゲーム、お化け屋敷等のイベントを行なったり、簡単な模擬店で食べ物を用意したりということも行なわれる。小学校の学校祭り、或いは、学校フェスティバルといった、PTAと子ども達で学校のイベントの一環として実施される場合には、特にそうしたセットが工夫されることが多い。 
エスペラントの日。 
1906(明治39)年6月12日、日本エスペラント協会が設立されたことを記念して、日本エスペラント学会が制定した。エスペラントは、ユダヤ系ポーランド人の眼科医・言語学者、ルドヴィコ・ザメンホフが考案した、現在のところ最も広く使われている人工言語である。母語の異なる人々の間での意思伝達を目的とする、いわゆる国際補助語として、最も世界的に認知され、普及の成果を収めた言語となっている。今日では、異なる言語間でのコミュニケーションの為の他、旅行、文通、国際交流(文化交流の場合が多い)、ラジオ(インターネットラジオも含むもので、無線の場合、短波が多い)、インターネットテレビ等、様々な分野で使われている。「エスペラント」とは、エスペラントの単語で「希望する者」という意味であり、日本エスペラント協会は、エスペラントの普及活動を目的とする一般財団法人である。1919(大正8)年、前身となる日本エスペラント学会が発足し、1956(昭和31)年には、世界最大のエスペラント話者・使用者の国際組織である世界エスペラント協会に加盟した。そして、2012(平成24)年に、日本語名称を一般財団法人日本エスペラント協会(事務局は、東京都新宿区早稲田町に所在)に変更している。なお、ルドヴィーコ・ラザーロ・ザメンホフの誕生日、1859(安政6)年12月15日に因み、12月15日は「ザメンホフの日」とされている。 
ロースイーツの日。
兵庫県尼崎市七松町で、ロースイーツやローアイス、ケーキ等を提供しているカフェ、「Cafe Holo i Mua(カフェホロイムア)」が制定。日付は、6月12日の「6」と12」で、「ロー(6)スイーツ(12)」と読む語呂合わせから。ロースイーツ(Raw sweets)とは、加熱せずに生(Raw)の素材を使い、自然の栄養素や酵素を損なわずに作られるスイーツのことで、アレルゲンである小麦・砂糖・卵・乳製品は使用せず、ナッツや果物等、植物性の素材のみで作られる。アレルギーを持つ子ども達が、誕生日やクリスマスにみんなと同じケーキが食べられない、と悩む親子のために、記念日を通してロースイーツの認知度を上げ、ロースイーツをどこでも気軽に買えるようにしたい、との願いが込められている。「Cafe Holo i Mua(カフェホロイムア)」では、1つひとつ手作りに拘った美味しいロースイーツのケーキを提供している。ランチタイムやカフェタイムに店内で食べるのはもちろん、近くに住んでいる人にも知ってもらいたいと、通販での販売もしている。ロースイーツをよく知らない、そんな人にこそロースイーツの魅力に触れ、新しい発見を楽しんで貰えれば嬉しい限り。ロースイーツをより多くの人に知ってほしい、との思いがある。
最強王図鑑の日。
東京都品川区西五反田に本社を置く、幅広いジャンルの出版物を発行する総合出版社、株式会社Gakkenが制定。「最強王図鑑」は、動物界、恐竜界、昆虫界等、各種属の猛者達をトーナメント方式で戦わせ、それぞれの種属の最強を決めるというシミュレーションバトル図鑑。「アフリカゾウとホッキョクグマが戦ったらどうなる!?」。そんな夢のようなバトルを紙上で実現させ、子ども達に大人気の「最強王図鑑」シリーズの魅力をさらに多くの人に伝え、盛上げていくことが目的。日付は、「最強王図鑑」シリーズの第1弾、『動物最強王図鑑』の初版発行日(2015[平成27]年6月12日)に因んで。1947(昭和22)年に設立された株式会社学習研究社の出版事業を源流とする株式会社Gakkenは、教科書、教育関連書籍、医学書等を得意ジャンルとする総合出版社で、主として小学生、若しくは中学生の学習の手助けを念頭において、まず知識への興味と、多様な知識の世界に導くための教材として考えられた図鑑、学習図鑑の他にも、空想図鑑のシリーズとなる「最強王図鑑」シリーズも発売している。「最強王図鑑」シリーズは、実在の生き物と架空の存在をジャンル別に分け、24体を選抜で出場させ、トーナメント形式で戦いをシミュレーションする。決勝で最強王が決まると、優勝者、準優勝者を含めて、これまでの戦いの結果を振返る、トーナメントを終えての総括ページがある。総括の後には、知識を深める為の用語集や、選手についてのデータを記載しているページがある。また、選手の能力をランキングで比較するページや、コラムが入ることもある。