6月8日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

世界脳腫瘍啓発デー(World Brain Tumor Day)。
脳腫瘍に対してより知識をもってもらい、早期発見の為、より高い認識・理解を高めることを呼掛ける日。脳腫瘍とは、脳の疾病の1つで、頭蓋内組織に発生する新生物(腫瘍)のことを意味する。即ち、脳腫瘍は脳細胞だけでなく、硬膜、クモ膜、頭蓋内の血管や末梢神経、その他の頭蓋内に存在する、あらゆる組織から発生する。ただ、具体的な発生要因は明らかではない。また、脳腫瘍の種類によって発生し易い年齢があり、成人に多く発生する腫瘍は、大脳と呼ばれる脳の上半分に多く、小児では、小脳と呼ばれる脳の下半分や、脳の中心である脳幹に多く発生する傾向がある。脳腫瘍の治療において使用される治療法は、基本的に外科手術であるが、他にも、放射線療法(放射線を患部に体外、及び体内から照射する治療法)や化学療法(ある種の化学物質の選択毒性を利用して、疾患の原因となっている微生物や癌細胞の増殖を阻害し、さらには体内から駆逐することを目的とする医学的な治療法の一種)といったものがある。
ロボット掃除機『ルンバ』の日。
全世界で1,400万台以上の家庭用ロボットを売上げ、「ロボット掃除機」のパイオニアとして知られる、アメリカのロボット設計開発企業、iRobot社の日本総代理店であったセールス・オンデマンド株式会社(現在の本社所在地は、東京都千代田区神田駿河台)が2015(平成27)年に制定。日本でも浸透しつつあるロボット掃除機の魅力や正しい知識を、多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、ロボット掃除機の代表的ブランドである『ルンバ』に因み、6月8日の「6」と「0」と「8」で、「ル(6)ン(0)バ(8)」の語呂合わせから。ロボット掃除機には、家庭用と業務用がある。自律(他からの支配や助力を受けず、自分の行動を、自分の立てた規律に従って正しく規制すること)的に動く点が、従来の電気掃除機と異なる。一般的なタイプの家庭用は、本体内に充電池(バッテリー)を内蔵しており、コードレスである。本体の下面にブラシが、側面にはセンサーを備えることで、家具や壁面を衝突するか、又は、避けるように床面を自律走行しながら、回転するサイドブラシで塵埃を本体下面に集めて吸引・収集する。安価なものは、バッテリーが切れるまで走り続けるが、中程度以上のものは、タイマーによって動作制御され、自動、又はボタン操作で起動して、一定時間床面の清掃を行なうと、自ら充電器内に自走して戻り、次回の起動に備えて充電を行なうようになっている。伝統的な大手家電企業は、当初はロボット掃除機は出しておらず、ベンチャー企業のiRobot社や北欧のメーカーが、ニッチ(他社が進出していない市場の隙間)を埋める形で商品化してきた。2002(平成14)年9月17日に第1世代の『ルンバ』が発売されて以来、毎年、新型や改良版が発表されている。『ルンバ』には、人工知能や接触センサー、赤外線センサーが搭載されており、自動で室内を掃除してくれる。「ルンバ(Roomba)」の名前の由来は、英語で「部屋」を意味する「Room」と、南北アメリカ大陸に挟まれたカリブ海の大アンティル諸島に位置するキューバ生まれのラテン音楽・ダンスの「ルンバ(Rumba)」を合わせた造語とされている。iRobot社は、アメリカ合衆国北東部、マサチューセッツ州ベッドフォードに本社を置く、軍事用、業務用、家庭用のロボットを設計開発する企業で、売上の中心は軍事用ロボットである。自律型家庭用掃除ロボット『ルンバ』や、全自動フローリング洗浄掃除機(フローリング[木質系の素材を用いた床]を磨く自動ロボット)『スクーバ』で知られている。2004(平成16)年、セールス・オンデマンド株式会社は、iRobot社と日本総代理店契約を締結し、日本における自律型家庭用掃除ロボット『ルンバ』に関する業務を開始した。その後、業務を拡大していたが、2017(平成29)年には、日本におけるiRobot社製品販売事業を、iRobot社本体に売却している。日本の家電メーカーは、「家庭用ロボット掃除機は、狭小な家屋事情等から需要が見込めない」と考えて、商品化を見送ってきた経緯もあったが、近年のマンションはバリアフリー化が進んだことや、リビングが広く取られるようになったこと等が追い風になり、日本でも着実に家庭用ロボット掃除機は売れており、各大手企業は戦略転換を求められ、2010(平成22)年頃からようやく、国内の大手電機メーカーも家庭用ロボット掃除機市場に参入し始めた。世界的な電機メーカーで、国内電機業界では、日立製作所、ソニーに次いで3位の大手電機メーカー、パナソニックは、部屋の隅まで掃除できることを目的に、ルーローの三角形を機体に採用した掃除用ロボット「パナソニック・RULO」を発売した。「パナソニック・RULO」は、殆どのロボット掃除機が円形であることに対し、ルーローの三角形の形状を特徴とする。ルーローの三角形は、正三角形の各辺を膨らませたような形をした定幅図形(差渡しの幅が常に一定となる図形)で、ドイツの機械工学者、フランツ・ルーローが考察したことからこの名が付いた。   
ガパオの日。
東京都渋谷区渋谷に所在する、本格派タイフード・レストラン「ガパオ食堂」等を運営する企業、株式会社ベースが制定。タイ料理、ガパオごはんのさらなる普及が目的。日付は、店名にもガパオを入れる等、ガパオの知名度の向上を図ってきた「ガパオ食堂」の設立日である2007(平成19)年6月8日から。カミメボウキ(和名は、神目箒)は、アジア、オーストラリアの熱帯を原産とし、栽培品種や帰化植物として世界各地に広がったシソ科の植物で、芳香がある。英語ではホーリーバジルと呼ばれ、宗教用や医療用、エッセンシャルオイル(植物が産出する揮発性の油で、その芳香から、主に食品産業で香料として利用されている)の抽出を目的として栽培されている。カミメボウキの様々な品種がタイ料理では使われ、それらはタイホーリーバジル、ガパオ、クラッパオ等と呼ばれる。タイ語でガパオとして知られているホーリーバジルの葉は、タイ料理で一般的であ。このハーブが材料に使われる料理には、豚肉や鶏肉等とタイホーリーバジルを、ナンプラー(タイの魚醤[魚類、又は他の魚介類を主な原料にした、液体状の調味料])、オイスターソース(牡蠣を主原料とする調味料)と共に、強火で素早く炒めたパットガパオ(ガパオ炒めの意)等がある。日本では、パットガパオを白飯の上に乗せたガパオライスがよく知られている。ガパオライスを日本語で言うと、概ね「バジル炒めご飯」で、日本では、鶏肉を使用したガパオライスが多いが、本場タイでは、鶏肉のみならず、豚肉や魚介、キノコ等、様々な食材が使われる。「ガパオ食堂」は、東京都港区の青山に初出店した後、東京都渋谷区の恵比寿等に店舗を展開している。
ローションパックの日。
東京都品川区東品川に本社を置き、エステサロンの経営等、美容と健康に関する総合プロデュースを手掛ける企業、株式会社チズコーポレーション。その代表取締役を務める、著名な美肌師の佐伯チズが制定。スキンケアの基本となるローションパックのさらなる普及が目的。日付は、6月8日の「6」と「8」で、「ロ(6)ーションパ(8)ック」の語呂合わせから。ローションパックとは、表面的に肌を濡らすのではなく、ローション(化粧水)を浸み込ませたコットンを肌に貼ることで、化粧水をじっくり浸透させて、肌に水分を補給するスキンケア方法である。佐伯チズがこれまでに出版した著書は、累計で500万部を超えている。 
「ステハジ」の日。
大阪市北区天満に本社を置く、浄水器や衛生管理製品等の製造、販売を手掛ける企業、株式会社OSGコーポレーションが制定。「ステハジ」とは、「使い捨ては、恥ずかしい」という考え方で、使い捨てから生まれる社会問題「海洋プラスチック問題」「食品ロス」「衣類ロス」等、リデュース(ゴミを減らす)について考え、実践することとされる。記念日を通して「ステハジ」を広め、行動変容のきっかけにすることが目的。日付は、「使い捨てから生じるロスは恥ずかしい」より、6月8日の「6」と「8」で、「ロス(6)は恥(は[8]じ)」の語呂合わせから。株式会社OSGコーポレーションは以前、「リズムタッチ」の名で低周波治療器の製造販売も行なっていた。「OSG」とは、「大阪三愛グループ(Osaka San-ai Group)」の略である。株式会社OSGコーポレーションの「ステハジ」プロジェクトは、「使い捨ては、恥ずかしい」という考え方を通して、子どもから高齢者・企業・自治体等、誰でも(Everyone)毎日(Everyday)どこでも(Everywhere)少しの意識と行動で、海洋プラスチック問題や使い捨てから生まれる、その他様々な社会課題を個人・企業・自治体が一体となって啓発・実践し、皆と一緒に、行動変容に取組むプロジェクトである。