6月8日 記念日 その6 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

鎌倉アロハの日。
神奈川県鎌倉市雪ノ下に本社を置く、ビジネスシャツやカジュアルシャツ等を中心に、さまざまなファッションアイテムの製造販売を手掛ける企業、メーカーズシャツ鎌倉株式会社が制定。メーカーズシャツ鎌倉株式会社が開発したアロハシャツ「KAMALOHA SHIRTS(カマロハシャツ)」を起点に、サーフィンのメッカでもある鎌倉のビーチカルチャーのさらなる発展と、地域を盛上げることが目的。日付は、6月8日の「6」と「8」で、「アロ(6)ハ(8)」の語呂合わせから。メーカーズシャツ鎌倉株式会社は、「世界で活躍するビジネスパーソンをシャツで応援する」というコンセプトの下、メード・イン・ジャパンのメンズシャツ(主にワイシャツ)や、婦人物のシャツブラウスを納得価格で企画製造・販売している。製造から販売まで単一の業者が行なう独自のSPA(製造型小売)であり、これによって上質なシャツを低価格で継続して販売することに成功し、創業以来、国内SPAでセールをせずに売切るビジネスモデルを貫いている。
ただの日。
只を、「ロ( = 6)」と「ハ( = 8)」に分解した語呂合わせから。無料とは、その財やサービスの提供について、受益者に代価を求めないことである。無償、只等ともいう。無料を意味する「ロハ」という俗語は、漢字の「只」を片仮名に分解すると得られることから来た俗語である。世界的な指揮者の小澤征爾の著書『ボクの音楽武者修行』の章タイトルには、「インドでのロハ入場」という用例がある。ドイツの絵葉書には、切手を貼る場所に「ドイツ語: frei machen」という言葉が印刷してある。「frei」は、「自由」の意味であるからといって、「無料で好きにやって」という意味にとってはならない。この場合は、「(所定の料金を払うという)義務を果たして」という意味である。ヨーロッパ人にとっては、「自由」がいかにその対価と裏表であるかという例であるが、無料も本来は、それ相応の対価があるべきもので、完全に無前提の「無料」というものは、絵空事に近いものである。実際に、一切対価を求めない「無償」という意味での無料は非常に少ない。『ただより高いものはない』と俗に云う様に、別の側面で金銭での対価を求めたり、金銭以外の代償(個人情報等の提供)を求める無料は多く存在する。無料を餌にした詐欺や、悪質な訪問販売による被害も多く発生している。例えば、インターネットに於ける出会い系サイトやアダルトコンテンツは、よく「完全無料」等と表記しているが、これは、アクセス自体は無料であるが、パケット通信料・サーバに格納された電子メール文の閲覧・送信、アダルト画像を閲覧するのに、別途の法外な料金を課される、等の内容のものである。広告に関して、例えば、過去に、ソフトバンクモバイル株式会社(現在の社名は、ソフトバンク株式会社[携帯電話等の電気通信事業者やインターネット関連企業等を傘下に置く持株会社、ソフトバンクグループの携帯電話事業者]となっている)が携帯電話の通話料等を「¥0」と大きく書いた上で、欄外に消費者が認識しづらい程の微小な文字で、例外を書いた広告を掲載し、批判を浴びると共に、公正取引委員会から「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法、昭和37年5月15日法律第134号)」 違反の疑いで警告を発した例がある。定額料金を支払い、サービスを追加料金不要でいくらでも利用できるという意味で、「無料」という言葉が用いられることもある。遊園地のパスポート、食べ放題、リゾートのオールインクルーシブパッケージ等の説明で使われている。今日、無料で提供されるサービスの多くは、慈善活動・ボランティアとして提供されているもの、広告収入によって費用が賄われているもの、顧客獲得の手段として企業の宣伝活動の一環で提供されるもの、政府や自治体、公共団体による費用負担で費用が賄われているもの、有用資源利活用による収入によって費用が賄われているものに大別できる。地方公共団体によっては、行政サービスを無料で提供していることがあり、地方公共団体の費用負担によって賄われる。ごみ(廃棄物)収集を、無料で収集する自治体もある。利用に当たり、利用者に費用の負担を求める(有料化)自治体も増えている。義務教育は、「教育基本法(平成18年12月22日法律第120号)」により、授業料や教科書が無料である。公衆トイレは実質、地方自治体や公共団体で賄われているが、中には有料のものもある。また、海外の温暖な地域では、公衆トイレに無料の冷水シャワーを設置している例もある。公園の飲用水は実質、地方公共団体や利用者の水道料金で賄われている。温泉地では、地元住民専用の無料入浴施設を設置している例が少なくない。近年では、誰でも無料で利用できる足湯を設置して、観光促進を促す地域もある。一部の自治体では、保育園や幼稚園が無料で利用でき、小学生以下の子供や高齢者の医療費が無料となる自治体もある。江戸時代等では、紙や有機物から糞尿に至まで、様々な資源が広く利活用され、ごみとして処分される資源は殆どなかった。日本には古来、適材適所という言葉がある。「もったいない(勿体無い)」とは、仏教用語の「物体(もったい)」を否定する語で、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表わしている。「物の価値を十分に生かしきれておらず無駄になっている」状態や、そのような状態にしてしまう行為を戒める意味で使用される。日本の飲食店では、冷水やお茶を無料で提供することが多い(ファストフード店等を除く)が、ミネラルウォーターを注文すれば勘定につけられるし、自宅で使用する水は水道料金の内となる(但し、安全な水を利用者まで送り届けるサービスの対価である、と解釈することもできる)。一方、日本国外では、レストランや喫茶店等で「お冷」を注文すれば、当然のことながら「有料」である。飲食店における割り箸の提供は、日本と中国では原則無料である。中国の飲食店では有料となっている場合もあるが、その場合、洗って繰返し使っているプラスチック箸を用意してあり、無料で使える。スーパーマーケットやコンビニエンスストア等が用意するプラスチック製のレジ袋は、無料で提供する店が多いが、環境への配慮や、コスト削減の目的で、有料としている店もあった。2020(令和2)年7月1日からは、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法、平成7年6月16日法律第112号)」の省令改正に伴ない、全ての小売店を対象に、レジ袋の有料化が義務付けられた。公共交通では、大人と同伴する場合に限り、幼児が無料となるものが多く、その公共交通に似た形で、大人と同伴する場合に限り、幼児・子どもが無料で利用できるサービスを行なっている遊園地や飲食店(主に食べ放題)等もある。また、大規模公園や遊園地の中には、入園料が無料である代わりに、駐車場料金をやや高額に設定している施設もある。 
長明忌。
随筆『方丈記』で有名な鎌倉時代の歌人で随筆家、鴨長明の1216(建保4)年の命日(旧暦で、異説もある)。鴨長明は神官の家系に育ち、和歌や音楽に秀で、宮中に仕えるが、50歳の時に出家して各地を転々とした末、京の郊外にある日野山(現在の京都市伏見区日野町)に一丈(約3.03m)四方(方丈)の狭い庵を結び隠棲した。鴨長明が庵内から当時の世間を観察し、書記した記録であることから「方丈記」と自ら名付けたのが『方丈記』である。1212年に成立した『方丈記』は、現在の日本語の表記体系の元となる文体、和漢混淆文(平安時代後期に、万葉仮名[日本語を表記するために、漢字の音を借用して用いられた文字]を崩して生まれた平仮名による和文と、漢文の書下しである漢文訓読体とが合流して生まれ、これによって漢字を含みながらも、和文の持つ自在な表現力を持つ文章が手に入った)による文芸の祖で、日本中世文学の代表的な随筆とされ、約100年後の『徒然草』(遁世者・歌人・随筆家の卜部兼好作)、約200年前の『枕草子』(女流作家・歌人の清少納言作)と合わせて「日本三大随筆」とも呼ばれる。鴨長明の作品には他に、同時期に書かれた歌論書(和歌に関する理論、及び評論の書)の『無名抄』、説話の『発心集』(1216年以前成立)、歌集として『鴨長明集』(1181年)等がある。また、平安時代末期に編纂された『千載和歌集』(1首)以下の勅撰和歌集(天皇や上皇の命により編集された歌集)に、25首が入集している。鴨長明は、多くの歌人を集め、盛んに歌会・歌合を開催し、衰えつつあった当時の歌壇に大きな刺激を与えた、平安時代末期の僧・歌人、俊恵の和歌の門下であった他、琴や琵琶等の管絃の名手であったという。なお、1205年に成立した勅撰和歌集、『新古今和歌集』の編纂事業では、事務方の中心的な役割りを担った、鎌倉時代前期の公家・歌人、源家長は、同じく親を早くに亡くした鴨長明に、同情的に接していたことが知られる。