6月5日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

ろうごの日。 
兵庫県神戸市中央区橘通に所在する社団法人、神戸市老人福祉施設連盟(現在は、一般社団法人となっている)が2008(平成20)年に制定。超高齢化社会の中で、高齢者も若者も何を考え、何をなすべきなのかについてみんなで考え、共に支え、社会を発展させるための行動を起こす日とした。キャッチコピーは、「高齢者の元気は、若者の元気、社会の元気」。日付は、6月5日の「6」と「5」で、「老後(ろ[6]うご[5])」と読む語呂合わせから。神戸市老人福祉施設連盟等で構成される「ろうごの日」推進会議では、「ろうごの日」の川柳・作文を募集し、選考・表彰を行なっている。この日には、「ろうごの日のつどい」を開催し、川柳・作文の表彰式、コンサート、講演等が行なわれる。高齢化社会とは、総人口に占める概ね65歳以上の老年人口(高齢者)が増大した社会のことである。65歳以上の高齢者人口(老年人口)が、総人口に占める割合を高齢化率という。人類社会は、一定の環境が継続すれば、ある一定の面積に生存している人口を養っていく能力に限界が訪れる。そして、人口を養う能力の限界に達し、ある程度の時間が経過すれば、必ず高齢化が顕在化してくる。高度に社会福祉制度が発達した国家にあっては、その負担に応じるため、労働人口が、子孫繁栄よりも現実にある高齢化対策に追われるため、少子化が進行して、さらなる高齢化を助長していく場合が多い。高齢化と少子化とは、必ずしも同時並行的に進むとは限らないが、年金・医療・福祉等、財政面では両者が同時進行すると様々な問題が生じるため、少子高齢化と一括りにすることが多い。世界保健機構(WHO)や国際連合の定義では、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合(高齢化率)が、7%を超えた社会は「高齢化社会」、14%を超えた社会は「高齢社会」、21%を超えた社会は「超高齢社会」とされている。日本の高齢化率は、1970(昭和45)年に約7.1%であったが、2015(平成27)年には過去最高の約26.7%となり、「4人に1人が高齢者」の超高齢社会となっている。さらに、その20年後、2035(令和17)年には、高齢化率が約33.4%となり、「3人に1人が高齢者」になると推計されている。  
ロコモ予防の日。
ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群、略称は「ロコモ」)とは、骨や関節、筋肉等、体の運動器が衰えて、寝たきりや要介護になる危険が高い状態のことである。東京都港区港南に事務局を置き、ロコモティブ・シンドロームの認知度を高め、その予防に関する正しい理解を広めることを目的として、民間団体・研究団体・個人会員によって構成される団体、ロコモティブ・シンドローム予防推進委員会が制定。日付は、6月5日の「6」と「5」で、「ロ(6)コ(5)モ」と「老後(ろ[6]うご[5])」と読む語呂合わせから。高齢化社会を迎える日本では現在、このロコモティブ・シンドローム該当者と、40歳以上の予備軍と推定される人口が、合わせて約4,700万名程度存在すると言われている。今後、さらに高齢化社会が進み、医療・介護等の社会保障の問題や、また、安全・安心な生活を送るための社会環境づくりの面でも、このロコモティブ・シンドロームに対する認知向上や具体的な対策、予防の促進、実行は重要な課題となってくる。ロコモティブ・シンドロームは、自らの運動器の機能低下に気付き、進行を予防するための運動習慣を、できるだけ早い時期からスタートさせることが大切である。ロコモティブ・シンドローム予防の運動として「片脚立ち」「スクワット」等が、自宅で簡単・安全に行なうことができる。また、毎日の生活の中で、階段を使う、一駅分歩いて通勤・買い物に行く等、運動の要素を積極的にプラスすることも、ロコモティブ・シンドローム予防となる。 
ロゴマークの日。
東京都渋谷区幡ヶ谷に本社を置き、企業、店舗のロゴマーク等のデザインを中心に、ブランディング、マーケティング等に関わる制作を行なっている企業、株式会社ビズアップが2011(平成23)年に制定。ロゴデザインの効果をアピールすることが目的。日付は、6月5日の「6」と「5」で、「ロ(6)ゴ(5)」と読む語呂合わせから。ロゴタイプは、図案化・装飾化された文字・文字列のことで、団体名、商号、商品名、雑誌名、書名等を印刷・表示する際に使用される。「ロゴ」と略すこともある。このロゴタイプとマークを合わせて図案化したものは、ロゴマークと呼ばれる。これは、「logo」と「mark」を組合わせた和製英語とされる。ロゴタイプは、社名であれば、看板、名刺、封筒、レポート用紙、領収書等の伝票類等、商品名であれば、パッケージ等、雑誌名・書名であれば、それぞれの表紙・背表紙等に印刷され用いられる。宣伝・広告等の広報目的等にも用いられる。ロゴタイプに使用される書体は、任意の並びで使われることを前提とした、一般の文字のそれと異なることがある。その対象物の差別化を図る目的等で、専用に大きく変形しているものは、目立つため分かり易いが、一般のフォント(コンピュータ画面に表示したり、紙面に印刷したりするために利用できるようにした書体データ)を全くそのまま使っただけに見えるものでも、実際には、文字間隔や高さを専用に調整したり、筆画の位置やセリフを調整したりといった、バランスの調整等が入っていることが多い。従って、その両方で優れていると評価されているものが多いこともあり、混同され勝ちであるが、ロゴの設計(デザイン)と書体の設計は、異なるデザイン分野とされている。大きな変更を行なう場合は、プレスリリース等も出して広告されるが、老舗デパート等、長年同じものを使っているように見えても、実は微妙なリニューアルを重ねているものもあり、古いアイテム等と比較すると、意外に大きな違いに驚くこともある。企業等の組織の場合、企業文化を構築し、特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、また、分かり易いメッセージで発信し、社会と共有することで存在価値を高めていく企業戦略の1つ、コーポレートアイデンティティ(CI)の一環として、印象付けのために、ロゴタイプを用いることがある。なお、ロゴをコーポレートアイデンティティ(CI)そのものと混同する誤解も多い。また、親会社と子会社で、ロゴタイプのデザインを違ったものとする場合もある。株式会社ビズアップは、日本で一番多くロゴを作っているロゴ専門の会社で、官公庁、大手企業、中小企業、SOHO(パソコン等の情報通信機器を利用して、小さなオフィスや自宅等でビジネスを行なっている事業者)等、受注実績は10,000社を超えている。オリジナルのロゴ3案を無料で提案することや、電話でしっかり打合わせできること等が好評となっている。株式会社ビズアップは、2011(平成23)年に国立競技場(東京都新宿区の神宮外苑にあった国立霞ヶ丘陸上競技場、2014[平成25]年5月に閉鎖)のロゴを制作している。国立競技場は、1964(昭和39)年の東京オリンピック(第18回オリンピック競技大会)の競技会場として建設されたもので、ロゴには、その歴史的な重みと荘厳さ、未来へ向かう、強くたくましい足取り、スポーツ競技における挑戦・情熱・エネルギーが表現されている。  
Pepper誕生日。
東京都港区東新橋に本社を置き、携帯電話等の電気通信事業者やインターネット関連企業等を傘下に置く持株会社、ソフトバンクグループ株式会社が、世界初の感情認識機能を持った人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を発表した2014(平成26)年6月5日を、「Pepper」の誕生日として制定。それは、ロボットの世界において歴史的な日であり、人々にとってロボットを身近な存在として記憶するスタートの日でもある。「Pepper」は、「感情認識エンジン」と「クラウドAI」を搭載した世界初の感情認識パーソナルロボットである。「感情認識エンジン」とは、「Pepper」に内蔵されたカメラ機能で相手の表情を認識したり、声のトーンから人の感情を認識するシステムである。具体的には、通常の感情と喜怒哀楽の大きい揺れを認識して数値化して管理される。「クラウドAI」は、他の「Pepper」のデータや経験が集約され、「Pepper」は「クラウドAI」を通して、他の「Pepper」が集積した数値やパターンを学ぶため、その経験は「加速度的に成長していく」とされる。胸にはディスプレイがあり、300種類以上の豊富なアプリケーションが揃っている。スマートフォンのように、アプリストアからダウンロードして使うことができ、天気やニュースの他、ゲームやクイズ、ダンス等、子どもの知育・遊び、家族で楽しめる脳トレや、リズム体操等、様々なアプリがある。