5月20日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

こんにゃく麺の日。
群馬県甘楽郡甘楽町に本社を置く、「こんにゃくパーク」の運営でも有名な、こんにゃくメーカーの株式会社ヨコオデイリーフーズが制定。株式会社ヨコオデイリーフーズの代表的商品である「こんにゃく麺」をPRすることが目的。日付は、生麺風のこんにゃく麺の製品が誕生した、2013(平成25)年5月20日に因んで。株式会社ヨコオデイリーフーズの「こんにゃく麺」は、群馬県産のこんにゃく粉を使用して作られており、「こんにゃくラーメン」「冷し中華こんにゃく」「稲庭うどん風こんにゃく」等の商品がある。こんにゃく粉が原料であるため、カロリーは低く、食物繊維が豊富なヘルシー食品である。こんにゃく(蒟蒻)は、サトイモ科の植物、或いはその球茎から製造される食品である。こんにゃくを食用としている主な地域は、日本、中国、ミャンマー、韓国等のアジア各国であるが、和食ブームの広がりと共に、低カロリーの健康食品として欧米にも広がりつつある。主産地は群馬県で、第2位栃木県、第3位茨城県と続き、全国の約95%は北関東で生産されている。こんにゃくの成分は、約96%から約97%が水分であり、それを除くと主成分はグルコマンナンである。グルコマンナンは、グルコースとマンノースが2:3-1:2の比率で重合した多糖類の一種で、「コンニャクマンナン」とも呼ばれる。ヒトの消化管では殆ど消化されず、腸内微生物により一部脂肪酸に変換されて利用される。このため、カロリーが極めて低い食品(100g辺り約5キロカロリーから約7キロカロリー)の1つとされ、摂取カロリーを制限する必要のある場合の食品素材としてよく利用される。コンニャクイモは、日本へは6世紀中頃に薬用として海外より伝来し、第33代天皇、推古天皇の時代に(7世紀前半頃)本格的に中国から輸入された。その目的は「砂払い(整腸)」の薬効であったが、鎌倉時代までに食品として確立し、精進料理に用いられるようになる。庶民に広まったのは、元禄年間(17世紀終盤から18世紀初頭)の頃である。関東では、材料を細い穴から押出してから凝固させて作る、細い糸状のこんにゃくを「しらたき(白滝)」と呼んでいた。これに対して、関西では、板こんにゃくを細く切って糸状にした物を糸こんにゃくと呼んでおり、製法の違いもあって、両者は別物と言われていたが、現在では糸こんにゃくも細い穴を通す製法になったため、両者を区別する方法はなくなったとされる。このように、細い糸状のこんにゃくを、主に関東地方ではしらたき、関西地方では糸こんにゃくと呼んでいる。こんにゃくは、主におでん、煮物、味噌汁、豚汁等、汁物や鍋物の具に使われる。また、串を刺して味噌田楽の素材としても用いられる。「しらたき」や「糸こんにゃく」は、すき焼きや肉じゃが等に使用される。板こんにゃくは、味が浸み込み易いよう、手でちぎって調理されることもある。日本国外(主にアメリカ合衆国)でも、「しらたき」、或いは「糸こんにゃく」が、ダイエット食品の一種としてパスタの代用品に利用されている。布や紙等の防水・気密加工には、軟質のゴムや合成樹脂等が利用される。しかし、第二次世界大戦当時の日本では、東南アジア方面のゴム資源が得にくくなっており、合成樹脂の大量生産は、技術的にも経済的にも確立されていなかった。そのため、煮溶かして塗付けると防水性・気密性を発揮するこんにゃくが、防水加工素材の代用品として盛んに利用された。耐久性こそゴムに劣るものではあったが、国内調達が可能なことが大きな強みであった。元々、和傘等で「コンニャク糊」として利用されていたものの応用であるが、果ては風船爆弾(日本陸軍が開発した、気球に爆弾を搭載したもので、戦果こそ僅少であったものの、ほぼ無誘導で、第二次世界大戦で用いられた兵器の到達距離としては最長であり、史上初めて大陸間を跨いで使用された兵器ともなる)のような兵器にまで利用された。今日見られる紙製バルーン等の気密には、コンニャク芋原料の多糖類高分子素材ではないが、環境に配慮して生分解性のある素材が選択されている。意味不明で噛合わない問答を「こんにゃく問答」というが、これは、寺の和尚に化けたこんにゃく屋が、禅僧と問答する落語の演目が由来となっている。また、「坊主とこんにゃくは田舎がよい」と言われる。田舎の黒いこんにゃくが、混ぜ物を多く含む都会の白いこんにゃくより優れるとされるように、仏僧も余計な世間知のない純朴な人物の方がふさわしいということである。さらに「こんにゃく」は、100万円の賄賂を意味する政界の隠語にもなっている。
水なすの日。
大阪市淀川区西中島に本部を置く、漬物の生産者や流通業者等で構成される事業協同組合、大阪府漬物事業協同組合が制定。水なすの美味しさを、もっと多くの人に知ってもらうことが目的。水なすは、大阪府の南部で多く栽培され、みずみずしく柔らかいのが特徴である。その歯ごたえや香りを生かした「水なす漬」は、大阪府Eマーク食品(大阪府の特色ある加工食品、2015[平成27]年12月31日に認証制度は終了)の第1号に認定されている。日付は、この頃から夏に向けて水なすが美味しくなることから。ナスは本来、灰汁が強く生食には向かない野菜であるが、水なすは灰汁が少なく、水分を多量に含んでおり、ほのかな甘みもあって生食が可能である。生食が可能なナスは全国的にも珍しい。日本各地で栽培されているが、大阪府南部の泉州地域で特に盛んに栽培されており、泉州特産品として日本全国で有名である。古くは「たんぼの一画に植え、夏場の農作業の喉をうるおした」と言われる。 生食の他、糠床に漬込んだ浅漬けや、漬物調味液に漬込んだ漬物として食べられることが多い。
ガチ勢の日。
大阪市中央区十二軒町に本社を置く、男性向けコスメブランド「ギャツビー(GATSBY)」等で知られる男性用化粧品のトップメーカー、株式会社マンダムが制定。日付は、5月20日の数字を「5×20」と見立て、本気度の「100%(5×20)」を表わすことから。汗やニオイを気にせず、様々な活動を本気(ガチ)で取組み、楽しみ、夢中になる若者「ガチ勢」を応援することが目的。熟年層向けの「タフな男」というイメージで展開して、大ヒットを記録した「マンダム」シリーズに続き、新世代向け男性用化粧品シリーズとして投入された「ギャツビー(GATSBY)」は、1978(昭和53)年に発売以来、幾度の製品リニューアルを繰返しながら、いつの時代も常に、その時代の「旬のかっこよさ」を提案してきた。男性のグルーミングシーンを満足させる幅広いカテゴリーと品揃えで、高い認知力と信頼感・安心感を確立し、若者に支持され続けるブランドとして定着している。「ガチ勢」とは、ある物事に本気で取組んでいる人、コアな知識や経験を有する人を意味する言葉で、元々は、ゲーム界隈で使われていた言葉であるが、汎用性の高い言葉なので、近年では、様々なジャンルで用いるようになった。ゲーム用語としては、勝ち負けや高得点に拘ったり、高度なテクニックを使ったプレイを目指したりするプレイヤー達のことを指す。レベルや得点、技術だけでなく、本気度の高いプレイヤーに対しても、この言葉は使われる。「ガチ勢」の対義語としては、勝ち負けには拘らず、ゲームを楽しむ「エンジョイ勢」、無理せずに趣味の範囲で楽しむことを目的とする「趣味勢」等の言葉がある。
スタジオコフレの日。
奈良県香芝市鎌田に本社を置く、関西圏、首都圏等でスタジオビジネスを展開する企業、株式会社キャラットが制定。子ども写真館のスタジオコフレでは、一組ひと組のペースに合わせて、より寛いだ雰囲気で家族写真を撮影することができる。家族の記念をカタチに残していく後押しと、家族写真の撮影を促すことで、婚姻率や出生率アップに貢献することが目的。日付は、5月20日の「5」と「20」で、「コ(5)フレ(20)」と読む語呂合わせから。キッズ写真や成人式・卒業式等のメモリアル写真スタジオ、ブライダルフォトサロン等を運営する、株式会社キャラットは創業以来、子ども達の成長のワンシーンを自然に、素敵に残したいという想いでサービスを充実させ、ネットワークを全国へと拡大させて来た。また、より専門性を高めたスタジオビジネスを展開し、キッズはもちろん、ブライダル、ファミリー、振袖等、人生のさまざまなシーンに寄添っている。