4月30日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

しみゼロの日。 
スキンケアにとって大敵な紫外線を防ぐ教育、啓蒙を行ない、しみのない「しみゼロ」の肌を目指すことを目的に、フランス北部のクリシーに本部を置く、世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本法人、日本ロレアル株式会社(本社所在地は、東京都新宿区西新宿)のスキンケアブランドの1つ「ラ ロッシュ ポゼ」が制定。日付は、4月30日の「4」と「30」で、「し(4)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせから。「ラ ロッシュ ポゼ」は、敏感肌の人のためのスキンケアブランドとして、1975(昭50)年に誕生した。「ラ ロッシュ ポゼ」という名称は、フランス中西部にあるヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ヴィエンヌ県のコミューン、(基礎自治体[国の行政区画の中で最小の単位で、首長や地方議会等の自治制度があるもの])ラ ロッシュ ポゼ村に由来する。この村で発見された湧水は、肌を和らげ、健やかに保つ作用があるセレン(原子番号34の元素、セレニウム)を豊富に含んでいる。地球上に到達する太陽光線は、波長の長さにより、紫外線、赤外線、可視光線等に分けられる。紫外線は、目に見える光(可視光線)の内、最も波長の短い「紫」のさらに外側の光であることから、紫外線と呼ばれる。波長が短くなると共にエネルギーが高くなり、これを順に、UVA・UVB・UVCと呼んでいる。UVCは、病院等にある殺菌灯に用いられる強力な光線であるが、オゾン層(オゾン[酸素原子3個からなる気体]の多い層で、約10kmから約50km上空の成層圏内にある)で吸収され、地上には殆ど届かない。因みに、地球に降りそそぐ太陽エネルギーは、大気よりも地表面で吸収される量が遥かに多い。このため、大気は地表面に近い層から暖められ、上層と下層の大気の交換、即ち、対流が起こる。対流が活発で、上空に向かう程気温が低下する、地上から約10kmまでの大気の層は、対流圏と呼ばれ、対流圏より上では、上空に向かって気温の低下率が小さいか、逆に気温が上昇するようになる。このような気温分布の大気では対流が起こりにくく、この領域が成層圏と呼ばれる。 一般的に紫外線は、人体に悪影響を及ぼすイメージばかりが先行しているが、ヒトの皮膚の機能を調節し、血行や新陳代謝を盛んにし、栄養を高める効果も持っている。「生活紫外線」とも呼ばれるUVAは、表皮の基底層から真皮まで達し、色素を酸化させたり真皮の繊維を傷め、シワやシミをつくり、当たり過ぎると皮膚ガンになることもある。UVBの皮膚に対する刺激はやや強く、皮膚を赤くし熱症状態にする。殺菌作用も大きく、色素細胞を刺激して色素を作らせたり、細胞を異常化させて、皮膚ガンに発展させたりする。皮膚は、外の刺激から皮膚を守る表皮、その下に真皮、最下層にある皮下組織の3つで構成されている。直射日光を長時間浴びると、紫外線が表皮を通って真皮まで達する。真皮には、皮膚に弾力や張りを与えるコラーゲン(動物の骨、軟骨、象牙質、腱、皮膚、角膜等の結合組織を構成する主要なたんぱく質)やエラスチン(コラーゲンの線維[糸状の長い細胞で構成される組織]を支える役割を持つ線維であり弾性線維とも呼ばれる)があり、紫外線がそれを破壊し、しわの原因になる。また、表皮が破れるとメラトニン色素が表皮に沈着し、しみやそばかすの原因となる。メラニンは人間だけでなく、他の動物、植物、また一部の菌類等に形成される色素で、黒色メラニン(ユーメラニン)と肌色メラニン(フェオメラニン)の2種類がある。黒人・白人・黄色人種で肌の色や髪の色に違いがあるのは、黒色メラニン(ユーメラニン)と肌色メラニン(フェオメラニン)の量が異なるためでである。黒色メラニンの量が多い程、肌や髪の色が黒く濃くなる。なお、4月3日の「4」と「3」で、「シ(4)ミ(3)」と読む語呂合わせから、女性の肌の悩みの1つである「シミ」に対して「しっかりと手入れをして美しくなりましょう!」と、素肌美研究家で、東京都渋谷区神宮前に本社を置き、化粧品や健康食品等、美容と健康に関する事業を行なう株式会社クリスタルジェミーの社長、中島香里が制定した「シミ対策の日」、熊本県上益城郡益城町寺中に本社を置く、化粧品や医薬品の製造販売を手掛ける企業、株式会社再春館製薬所が制定した「ドモホルンリンクル 『しみキレイ』の日」、多くの人にシミの無い健やかで若々しい肌を保つために、自社製品の「薬用ケシミン」でシミ対策をしてもらおうと、大阪市中央区道修町に本社を置く、医薬品や芳香剤、衛生雑貨品等を製造販売する企業、小林製薬株式会社が制定した「ケシミンの日」が、4月3日とされている。
HAKUの日。
東京都港区東新橋に本社を置く、「美しい生活文化」の創造のために、化粧品事業、ヘルスケア事業等を展開する企業、資生堂ジャパン株式会社(化粧品の国内シェア第1位となっている、株式会社資生堂の子会社)が制定。日付は、4月30日の「4」と「30」で、「シ(4)ミ(3)ゼロ(0)」と読む語呂合わせから。「HAKU」は、長年シミができる肌特有のダメージ状態を研究し、シミ予防サイエンスの追求を続けてきた、資生堂ジャパン株式会社の美白化粧品のスペシャルブランド。「HAKU」でシミができる不安から開放され、肌本来の輝きを引出すことで心まで輝かせ、それを自信に繋げて欲しい、との願いが込められている。  
国際ジャズ・デー (International Jazz Day)。
毎年4月30日に行なわれる、セロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズ(1986[昭和61]年に発足した、アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州ロサンゼルス市に所在するアメリカ最高峰のジャズ教育機関)と国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)が主催するジャズを祝うイベントである。世界各地で、ジャズのライブ、ワークショップやセミナー、パネルや座談会が開催される。ジャズを通じて世界のさまざまな文化に対する理解を深め、全世界195の国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)加盟国を始め、未だ十分に教育を受けられる環境にない地域に住む少年少女達に、ジャズを伝えていくことを目的としている。2011(平成23)年11月、フランスの首都パリで開幕した国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)総会において、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)と、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)親善大使を務めるアメリカのピアニストで、1960年代以降から現在まで、ジャズ・シーンをリードするジャズの第一人者、ハービー・ハンコック(セロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズの会長でもある)が、2012(平成24)年から、毎年4月30日を「国際ジャズ・デー(International Jazz Day)」とすることを発表した。その後は毎年、グローバル・ホストシティを変えて開催している。2014(平成26)年に開催された第3回の国際ジャズ・デー(International Jazz Day)のグローバル・ホストシティは大阪であり、日本を代表する世界的なジャズ・トランペット(コルネット)奏者の日野皓正が、メインイベント参加ミュージシャンとなった。ジャズとは、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ南部の都市を中心に派生した音楽形式であり、西洋楽器を用いた高度な西洋音楽の技術と理論、及びアフリカ系アメリカ人の独特のリズム感覚と音楽形式とが融合して生まれた。その表現形式は自由なものであり、初期からポール・ホワイトマン(アメリカ合衆国西部、コロラド州デンバー生まれで、「キング・オブ・ジャズ」等の愛称を持ち、大編成楽団を率いて活躍した指揮者)らの白人ミュージシャンが深く係わり、演奏技法等も急速に発展した。20世紀後半には世界の多くの国々で、ジャズが演奏されるようになった。なお、JAZZの「JA」が「January(1月)」の先頭2文字であり、「ZZ」が「22」に似ていることから、東京都内の老舗ジャズクラブのオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001(平成13)年から実施している「ジャズの日」は、1月22日とされている。
王子マリンロード430の日。
岡山県玉野市築港に所在する玉野商工会議所と、岡山県倉敷市児島駅前に所在する児島商工会議所が連名で制定。「王子マリンロード430」は、玉野市と倉敷市児島を繋ぐ国道430号線を利用した、相互誘客の一環として、瀬戸大橋開通30周年記念の際に公募され、名付けられた愛称で、宇野港から児島観光港までの道。記念日を通して、両地域の知名度の向上と観光振興に役立て、さらなるPRに繋げていくことが目的。日付は、「王子マリンロード430」が国道430号線であることから、4月30日としたもの。「王子マリンロード430」の区間は、瀬戸内海でも最も本州と四国が接近している海岸線を走り、日本の渚百選にも選ばれている渋川海岸があり、鉄道道路併用橋としては世界最長で、「世界一長い鉄道道路併用橋」として、ギネス世界記録(イギリスの出版社、ギネスワールドレコーズが、地球上のあらゆる世界一を探求し、認定・登録してきた記録集)にも認定されている、瀬戸大橋を遠望できる。