4月28日 記念日 その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

労働安全衛生世界デー(Workers' Memorial Day)、国際労災犠牲者追悼日(Workers' Memorial Day)。 
1914(大正3)年、カナダで「包括的労働者補償法」が成立した日を記念して、カナダ地方公務員組合が1984(昭和59)年に「労災犠牲者追悼の日」として制定したことに始まる。1991(平成3)年には、カナダ議会が国の追悼の日の1つと定め、次第に他の国でも行なわれるようになった。1996(平成8)年に国際労働組合総連合(ITUC)が国際的な記念日とし、2002(平成14)年、世界の労働者の労働条件と生活水準の改善を目的とする国際機関、国際労働機関(ILO)が、国際連合の国際デーの1つとした。2003(平成15)年には、「労働安全衛生世界デー」と名称が変更された。日本では、労働者の安全と衛生についての基準を定めた法律として、「労働安全衛生法(労安衛法、昭和47年6月8日法律第57号)」がある。「労働安全衛生法」は、「労働基準法(昭和22年4月7日法律第49号)」と相まって、労働災害の防止のための危害防止基準の確立、責任体制の明確化、及び自主的活動の促進の措置を講ずる等、その防止に関する総合的計画的な対策を推進することにより、職場における労働者の安全と健康を確保すると共に、快適な職場環境の形成と促進を目的とする法律である。労働者の安全と衛生については、かつては「労働基準法」に規定があったが、これらの規定を分離独立させて作られたのが「労働安全衛生法」である。従って、「労働安全衛生法」と「労働基準法」とは、一体としての関係に立つ。一方で、「労働安全衛生法」には「労働基準法」から修正・充実された点や、新たに付加された特徴等、独自の内容も少なくない。「労働安全衛生法」の精神を具体化するために、各事業活動において、必要な資格を有する業務を免許や技能講習、安全衛生教育といった形で取得することが義務付けられている。 
庭の日。 
4月28日の「4」と「28」を、「良い庭(よ[4]いに[2]わ[8])」と読む語呂合わせと、翌日が「みどりの日」であること、そして、全国的に庭が美しく、人々の関心が高まる時期との理由から、東京都千代田区神田小川町に所在する、国土緑化を推進する造園業者の全国団体、社団法人日本造園組合連合会(現在は、一般社団法人となっている)が制定。一般社団法人日本造園組合連合会では、この日を中心に開催される各地の緑化イベント等において、コスモスの種等が入った「庭の種」を配布している。庭(にわ)は、住宅等の施設の敷地内に設けられた、建造物のない広場である。木や植物、草花を植えたり、石や池等を配して花壇として住民の安らぎや慰みとして利用されることが多い。住宅敷地の小さな空間に設けられる庭を「坪庭(つぼにわ)」、また、その本格的で規模の大きなものは、「庭園(ていえん)」と呼ばれることもある。現代においては、屋根のある庭、室内庭園、全く植物を用いない庭(平庭)等も、「庭」と称されることもある。庭園は、見て、歩いて楽しむために、樹木を植えたり、噴水・花壇を作ったり等、人工的に整備された施設である。日本では、自然を模して川・池・築山等が作られ、木や草が植えられているものもある。集会、交流、留置、作業等を目的とした庭ではなく、観賞、道道、思索等を目的とする庭とされる。また、一部には、特定の世界観や宗教観を投影したものもある。庭園は自然にできることはなく、形、石の配置、樹木の選択と組合せ、通路の作り方、建物の見せかた等、全て計画し、デザインされている。 
缶ジュース発売記念日。
1954(昭和29)年4月28日、東京都中央区京橋に本社を置く、菓子類を中心とした食品メーカー、明治製菓株式会社(現在は、明治乳業との共同持株会社、明治ホールディングスの完全子会社で、旧社名が明治乳業である株式会社明治に菓子、牛乳、乳製品や一般用医薬品の製造・販売の事業を譲渡し、明治製菓は医療用医薬品事業に特化した、Meiji Seika ファルマへ商号変更している)が、日本で初めての缶ジュース『明治オレンジジュース』を発売したことを記念し、制定された。当時は瓶入りのジュースが主流であったが、瓶ではオレンジジュースのビタミンCが、紫外線や熱によって壊れる為、缶入りジュースが開発された。国内初の缶ジュースの値段は40円で、現在の価値に換算すると約920円と高価であったが、大人気商品となり、1957(昭和32)年には全国で販売されるようになり、さらに、1959(昭和34)年には、その他様々なフルーツジュースが発売されるようになった。初期の飲料の缶は、缶切りやピック等で円形の面に2ヶ所穴(注ぎ口、空気穴)を開け、中の飲み物を注いだ。飲料用の缶は1970(昭和45)年頃、プルタブと呼ばれる缶切りを必要としない蓋(口を着ける個所に切込みが入っている)が発明され、ガラス瓶からの移行が進んだ。初期のプルタブは、現在食品関係で使われるイージーオープン缶の小型版で、缶から切り口の部分が外れるが、プルタブの散乱が問題になったことから、1980年代から缶から外れないステイ・オン・タブ(SOT)が採用された。日本国内においては、プルタブ式の缶は1990年代初頭頃には殆ど製造されなくなり、現在、その方式を採用している缶飲料は流通していない。飲料用の缶では、加温性や強度、或いは開封済みを見分ける等の機能性を狙って、缶の一部をへこませたり、ダイヤ状の模様を付けたりと、様々な加工が施されることがある。発売当初は、缶そのものが同等容量のガラス瓶より小振りであるために、減量したのではないかという誤解も存在していた。
アクティブシニアの日。
日本中のシニア世代を、もっと元気に、もっと健康に、もっとアクティブにすることを目的として、シニアを応援するサイト「シニア・ナビ」を運営する企業、株式会社ZENが制定。日付は、4月28日の「4」と「28」で、「シ(4)ニ(2)ア(ヤ[8])」の語呂合せから。なお、2014(平成26)年3月19日以降、「シニア・ナビ」は、福岡市中央区白金に所在する、飲食事業・クリエイティブ事業・コンサルティング事業を展開する企業、株式会社ZENから、その親会社である、大阪市中央区久太郎町に本社を置く、ウェブサイトを介して、主に食事等の宅配サービスを行なう企業、夢の街創造委員会株式会社が運営し、さらに、2018(平成30)年3月30日をもって、「シニア・ナビ」の運営会社は、東京都中央区築地に本社を置く衛星基幹放送事業者、松竹ブロードキャスティング株式会社(映画、演劇の制作、興行、配給を手掛ける企業、松竹株式会社のグループ会社)に変更となった。
海外ドラマの日。
BS放送局、及びCS放送局の4社(東京都港区虎ノ門に本社を置く株式会社スター・チャンネル、東京都渋谷区神宮前に本社を置くFOXインターナショナル・チャンネルズ株式会社、東京都港区赤坂に本社を置く株式会社スーパーネットワーク、東京都港区海岸に本社を置く株式会社AXNジャパン)が共同で結成した「海外ドラマ共同プロジェクト」。海外ドラマのさらなる発展を目的に、プロジェクト参加の各社が制定した。日付は、1956(昭和31)年4月28日に、KRTテレビ(現在のTBSテレビ)で日本最初の海外ドラマ(アメリカの西部劇)『カウボーイGメン』が放送された日から。海外ドラマは、日本において、日本以外で製作されたテレビドラマ、ラジオドラマを指す言葉である。『カウボーイGメン』が放送された1950年代から1960年代は、まだ日本の放送業界のコンテンツが非常に少なく、加えて、日本の大手映画会社による協定の影響で、劇映画がテレビで放送されない時代であった。そのため、アメリカで製作されたテレビドラマを大量に輸入し、当時は「外国テレビ映画」と呼ばれていた、海外のドラマ作品が数多く放送された。日本における海外ドラマの全盛時代であり、視聴率も高く、当時の娯楽の中心であった。現在では、レンタル・セルビデオの他、作品によっては、地上テレビ放送、衛星放送、ケーブルテレビ、ビデオ・オン・デマンド、ネット配信で視聴することができ、海外ドラマの視聴環境は多様化している。
ドイツワインの日。
東京都品川区大井に所在する、正しいドイツワインの情報の、速やかな伝達とその広報に努めている、日本のドイツワイン協会の全国組織、日本ドイツワイン協会連合会(現在は、一般社団法人となっている)が2012(平成24)年に制定したもので、「German Wine」と「Golden Week」の頭文字が同じであることから、ゴールデンウィークに入る前日を記念日とした。この日には、日本ドイツワイン協会連合会が主催する、「ドイツワインの日」ワインパーティが開催される。ドイツは、寒冷な気候であり、ブドウの栽培ができる北限とされる。そのため、ブドウの栽培は南部の暖かい地方に限られ、主に、フランスに近いライン川や、その支流沿いでワインが生産されている。ドイツで生産されるワインは、白ワインが圧倒的に多く、有名である。その厳しい気象条件のため、黒ブドウは十分に色付くことができず、数少ない赤ワインも、気候に恵まれた地域のものと比べると、より色が薄いものが多い。しかし、緯度が高いことを利用して、夏季に穏やかな日照時間を長く取ることにより、独特な酸味や凝縮された果実味があるワインが造られる。