4月24日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1963年 - 通称「一ツ橋グループ」(大手出版社の小学館の創設者一族が、娯楽雑誌部門として集英社を設立した経緯に由来する企業グループ)を形成している大手出版社、集英社の総合少女週刊誌『週刊マーガレット』が創刊される。『週刊マーガレット』には、『アタックNo.1』(浦野千賀子)、『ベルサイユのばら』(池田理代子)、『エースをねらえ!』(山本鈴美香)等の人気作品が連載され、通称「音羽グループ」を形成している大手出版社、講談社の少女漫画雑誌『少女フレンド』や、集英社と同じく通称「一ツ橋グループ」を形成している大手出版社、小学館(集英社は、1926年に小学館から独立する創業されている)の少女漫画雑誌『少女コミック』と共に、少女漫画ブームを築く週刊誌となる。『週刊マーガレット』は、1988年に月2回刊となり、「週刊」ではなくなったことから、誌名表記も『Margaret』に変更されている。その後、誌名は1990年に『Margaret』から『マーガレット』に再変更され、さらに、2016年には、『マーガレット』から『マ➰ガレット』へと変更される。 
1965年 - アメリカの北爆(北ベトナム[ベトナム民主共和国]に対して行なった連続的な爆撃)に反対し、作家の小田実を代表として「ベトナムに平和を!市民・文化団体連合」(ベ平連)が結成され、最初のデモ行進を行なう。 
1968年 - アフリカ大陸の南東のインド洋に浮かぶ島国、モーリシャスが国際連合に加盟。 
1970年 - 中華人民共和国が、初の人工衛星「東方紅1号」を打上げる。 
1973年 - 首都圏国電暴動。国鉄(日本国有鉄道、現在の東日本旅客鉄道[JR東日本])の順法闘争(業務に関わる法令や規則を厳守し、時には法令や規則の過剰解釈によって業務能率を停滞させるサボタージュの一種)で首都圏の列車が遅れ、利用客の一部が暴徒化。多数の鉄道車両や施設が破壊・放火される。警視庁は、機動隊の最大動員を指令し、投石等の破壊行為の阻止と、駅員・車両の保護を指令すると共に、各駅長に対して駅員の現場待機を要請する。しかし、完全に手遅れとなり、多数の鉄道車両・施設が破壊された影響は大きく、首都圏では、翌4月25日午前10時頃まで列車運行が全面停止し、その後も大幅な間引き運転を強いられる事態となる。 
1974年 - ギヨーム事件。西ドイツ(ドイツ連邦共和国)首相ヴィリー・ブラントの秘書ギュンター・ギヨームが、東ドイツ(ドイツ民主共和国)情報機関のスパイとして逮捕される。 
1977年 - 日本初の高速増殖炉(消費する核燃料よりも、新たに生成する核燃料の方が多くなる原子炉のこと)「常陽」が臨界に達する。「常陽」は、動力炉・核燃料開発事業団(PNC、動燃、現在の日本原子力研究開発機構[JAEA])により開発された高速増殖炉で、茨城県東茨城郡大洗町にある。高速増殖炉開発のために必要な技術やデータ、及び経験を得るための基礎研究、基盤研究を目的として建設された実験炉である。高速増殖炉の実験の最終段階である実用炉の開発は2050年頃とされているが、開発計画は事故等により、何度も遅延している。 
1979年 - 日本最大の宗教団体ともされる宗教法人、創価学会の池田大作会長が勇退し、名誉会長に就任。後任の会長には、北条浩理事長が昇格して就任する。
1980年 - イランアメリカ大使館人質事件: アメリカが、四軍(陸海空軍、及びアメリカ海兵隊の常備軍)を総動員させて臨み、第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊(主に対テロ作戦を遂行するアメリカ陸軍の特殊部隊で、通称はデルタフォース)を初めて投入した人質救出作戦「イーグルクロー作戦」を行なうが、ヘリコプターのトラブルにより失敗する。この作戦の失敗は大きな影響を及ぼし、作戦が発覚したことで、イラン側が激怒して態度を更に硬化させる等、アメリカの面子は失われる。その後、アメリカ軍はこれを教訓として、アメリカ特殊作戦軍設立・育成を筆頭として、陸軍は、「イーグルクロー作戦」の裏で計画されていた、特殊作戦航空能力開発のための特別作戦である「ハニー・バジャー(ミツアナグマ)作戦」から発展した、通称「ナイトストーカーズ」と呼ばれる第160特殊作戦航空連隊(友軍特殊部隊のヘリコプターを用いての輸送・回収・救出等を主任務とした特殊部隊[航空支援部隊であるが、任務の性質上は特殊部隊とされる])を、海軍は、Navy SEALs(アメリカ海軍の特殊部隊)から分割させた対テロリスト特殊部隊、SEAL TEAM6(任務内容は、対テロ、大量破壊兵器の拡散阻止、敵国内における高価値目標の奪還、或いは暗殺と推測されている、現在の対テロリスト特殊部隊、海軍特殊戦開発グループ[DEVGRU])を設立している。 
1983年 - アムトラック(全米をネットワークする鉄道旅客輸送を運営する公共企業体で、正式名称は全米鉄道旅客公社)発足後も移管せず、アメリカ合衆国中西部、コロラド州デンバー と、アメリカ合衆国西部、ユタ州オグデンとの間で、最後まで自社運行を続けていたデンバー・アンド・リオグランデ・ウェスタン鉄道(リオグランデ鉄道[D&RGW])の「リオグランデ・ゼファー」号が営業運転を終了し、アメリカ国内から私鉄による定期長距離旅客列車が消滅する。 
1988年 - 北海道砂川市の砂川駅で函館本線から分岐し、歌志内市の歌志内駅までを結んでいた、北海道旅客鉄道(JR北海道)の歌志内線(路線距離14.5km)がこの日限りで廃止。バス路線へ転換されたが、2019年3月31日には、その転換後のバス路線も廃止され、砂川と歌志内とを結ぶ別のバス路線が代替公共交通機関となる。 
1990年 - アメリカ航空宇宙局(NASA)の再使用をコンセプトに含んだ有人宇宙船、スペースシャトル「ディスカバリー」が打上げられ、軌道上でハッブル宇宙望遠鏡(地上約600km上空の軌道上を周回する宇宙望遠鏡)を放出する。ハッブル宇宙望遠鏡は、長さ約13.1m、重さ約11tの筒型で、内側に反射望遠鏡を収めており、主鏡の直径約2.4mの、言わば宇宙の天文台である。大気や天候による影響を受けないため、地上からでは困難な高い精度での天体観測が可能となっている。ハッブル宇宙望遠鏡は、地球の周回軌道に乗せられた望遠鏡の中では、一番成功を納めたものと言われている。 
1991年 - 千葉市で開幕した第41回世界卓球選手権で、南北朝鮮が初めて統一チームで出場(統一旗)。 
1993年 - 「東京の奥座敷」の1つと呼ばれる、栃木県日光市鬼怒川地区にある鬼怒川温泉に、世界各国の遺跡や建築物を再現したミニチュアテーマパーク『東武ワールドスクウェア』が完成。世界21の国と地域より、100点以上の遺跡や建築物を25分の1規模で、約14万体の人形と共に再現している。エジプトの三大ピラミッド、パルテノン神殿、金閣寺等、47の世界遺産登録物件の他、世界の有名建築物が展示されている。その多くは、人間の目線近くや、それより低くなっているが、2010年4月24日に展示を開始した東京スカイツリーは、約26mもの高さがある。 
2007年 - 全国の小中学校の最高学年(小学6年生、中学3年生)全員を対象として、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を実施。愛知県犬山市の公立の小中学校を除く、全ての公立・国立の小中学校、私立の小中学校の約6割が調査に参加し、犬山市も2009年度から学力テストに参加している。全国学力テストは、「全国中学校一斉学力調査」として1960年代にも行なわれ、この時は「学テ」と呼ばれていたが、学校や地域間の競争が過熱したことにより、1964年をもって全員調査を中止する。しかし、学力低下が問題視され、文部科学省が全員調査を復活させたものである。実施日は、毎年4月の第3、若しくは第4火曜日としており、学力・学習状況の調査的性格のあるテストである。 
2009年 - 2009年新型インフルエンザの世界的流行:世界保健機関(WHO)が、豚を起源とする新型インフルエンザが発生し、人から人への感染が報告されたと発表する。