4月22日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1946年 - 4月10日の総選挙の結果を受け、幣原喜重郎内閣が総辞職。後任の内閣総理大臣となる予定であった鳩山一郎が公職追放(連合国軍最高司令官総司令部[GHQ]の指令により、特定の関係者が公職に就くことを禁止されたこと)となり、1ヶ月間内閣総理大臣が不在となる。5月22日、幣原喜重郎内閣で外務大臣を務めた吉田茂が、第45代内閣総理大臣に任命される(第1次吉田茂内閣)。 
1946年 - 新聞連載の4コマ漫画『サザエさん』が福岡の地方新聞『夕刊フクニチ』誌上で連載開始。作者は、日本初の女性プロ漫画家、長谷川町子。後に、掲載紙は『朝日新聞』の朝刊に移る。1974年2月21日まで続き、話数は全6,477話。『サザエさん』はいわゆるストーリー漫画ではなく、一貫した舞台、人物が登場する比較的独立したエピソードからなる。季節が移り変わっても、登場人物達は年を取らない形式となっている。しかし、新聞連載の4コマ漫画らしく、時代背景を象徴する内容が多いことが、1つの大きな特徴となっている。また、日本の新聞連載漫画としては最大のベストセラーである。これを原作としたテレビアニメ『サザエさん』は、1969年10月5日にフジテレビ系列でスタート。テレビアニメでも屈指の長寿番組で、平均視聴率が全盛期には20%前後という非常に高い部類に属する国民的な番組として、現在も継続中である。 
1947年 - 警視庁がアメリカ製のポリグラフ(呼吸・脈拍・血圧等、複数の生理現象を、電気的、又は物理的なシグナルとして同時に計測・記録する装置で、俗に「嘘発見器」と呼ばれる)を初試験。ポリグラフ検査とは、犯罪捜査において利用される捜査手法の1つで、科学的な虚偽検出である。捜査員の圧迫に屈服し、虚偽の自白を容疑者がしてしまうことを防ぐ為、捜査の徹底化、虚偽自白防止の高度化を目的として導入され、日本では2004年までに、デジタル式のポリグラフ検査装置が全国に配備されている。 
1950年 - 1949年に刊行された戦没学生の遺文集『きけ わだつみのこえ』をきっかけとして、「戦争体験の継承」「戦争体験の思想化」を標榜し、結成された反戦運動団体「日本戦没学生記念会(わだつみ会)」が、結成大会を開催する。 
1950年 - 第1回ミス日本コンテストが開催される。ミス日本は、第二次世界大戦敗戦後の日本に対する救援活動「ララ物資」(日本向け援助団体であるアジア救援公認団体[LARA]提供していた日本向けの援助物資)への感謝と、日米の友好親善を行なう女性親善大使の選出を目的に創設されたミス・コンテスト(独身女性の美を競うイベント)で、第1回受賞者は、後に昭和時代の日本を代表する映画女優の1人となった山本富士子である。 
1951年 - 朝鮮戦争: 中朝連合軍が第五次戦役を開始し、朝鮮人民軍1軍団が朝鮮半島中部の開城を占領する。以後、開城が北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)領となる。
1968年 - 神奈川県横浜市の人口が、愛知県名古屋市を抜いて日本第2位となる。 
1969年 - イギリスのヨットレーサー、ロビン・ノックス=ジョンストンが、史上初のヨットによる単独無寄港世界一周を達成。 
1970年 - 日本航空が、アメリカ合衆国に本社を置く世界最大の航空宇宙機器開発製造会社、ボーイング社が開発・製造した大型旅客機、ボーイング747(ジャンボジェット)を初受領。 
1981年 - マケドニア(バルカン半島中央部)生まれのカトリックの修道女で、1979年のノーベル平和賞受賞者となったマザー・テレサが初来日。 
1984年 - イギリスが、北アフリカに位置するリビアと国交を断絶する。 
1985年 - パンアメリカン航空(パンナム)が太平洋路線と機材・従業員・各種の権利をユナイテッド航空に売却。その後の1991年12月4日、パンアメリカン航空(パンナム)は破産して、運航を停止する。国際航空の黎明期である1930年代から、第二次世界大戦等を挟み、海外旅行の大衆化、低価格化が進んだ1980年代にかけて、名実共にアメリカのフラッグ・キャリア(一国を代表する航空会社)として、世界中に広範な路線網を広げていたパンアメリカン航空(パンナム)は、高コストの経営体質を改善できなかったことや、1970年代にジミー・カーター政権下で導入された航空自由化政策「ディレギュレーション」の施行、その後の国内航空会社の買収の悪影響により、次第に経営が悪化し、消滅を余儀なくされている。 
1992年 - グアダラハラ爆発事故。北アメリカ南部に位置するメキシコの中部にある都市グアダラハラで、下水道に流入したガソリンが引火爆発する。約4時間に亘って爆発は続き、道路が数kmに亘って陥没し、206名の死者と500名近くの負傷者を出す大惨事となる。 
1993年 - 革新的なウェブブラウザ(インターネットをするためのソフト)『NCSA Mosaic』のヴァージョン1.0がリリースされる。アメリカ国立スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA)からリリースされた『NCSA Mosaic』は、新たな諸機能を実現し、一般社会におけるインターネット普及の基礎を築いたとされる。 
1995年 - 日本全国の公立学校で、これまでの毎月第2土曜日に加え、第4土曜日も休業日となる(学校週5日制)。 
1996年 - アドバンストフォトシステム(APS)が世界同時に発売開始。アドバンストフォトシステム(APS)は、富士フイルム、イーストマンコダック、キヤノン、ミノルタ、ニコンによって共同で開発された「世界標準規格の新しい写真システム」である。これまでのカメラシステム(フィルム、カメラ、DPE)を刷新し、関連市場の浮揚を狙ったものであったが、35mmフィルムの優位性、同時期に普及し出したデジタルカメラと、写真画質カラープリンタの急激な性能向上により、余り普及せずに終わる。 
1997年 - ペルー日本大使公邸占拠事件: 大使公邸に軍・警察が突入し、立籠もっていたゲリラ14名は全員射殺される。他に、軍人2名と、人質になっていたペルーの政府高官1名が死亡する。 
2002年 - 新総理大臣官邸(首相官邸)が開館。東京都千代田区永田町にある総理大臣官邸は、内閣総理大臣の執務の拠点であり、日本の行政府である内閣の閣議が開催される場所である。隣接して、内閣総理大臣が居住する総理大臣公邸(首相公邸)があり、官邸と公邸とは庇で繋がっている。日本において、「官邸」という名が付く施設は、この総理大臣官邸だけである。 
2004年 - 龍川駅列車爆発事故。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)北西部にある龍川駅で、火薬や爆薬の原料となる硝酸アンモニウムを積んだ貨物列車が爆発。駅は壊滅状態になり、地面は抉られ、約15mもの巨大な穴が空く。半径約500m以内の建物が全壊、約4km四方に亘る地域が被害を受ける。駅周辺は建物が密集していたため、161名が死亡、約1,350名の(一部報道では約3,000名とも言われる)負傷者を出す大惨事となる。 
2010年 - 自由民主党(自民党)の舛添要一議員が離党する。翌日に改革クラブへ入党し、改革クラブは「新党改革」に名称を変更。舛添要一は「新党改革」代表に就任する。
2015年 - 首相官邸無人機落下事件。総理大臣官邸(首相官邸)屋上に、小型のマルチコプター(3つ以上のローターを搭載した回転翼機)が落下する。官邸関係者が侵入や墜落の様子を目撃したとの情報や、犯行声明等はなく、負傷者や建物の破損等も確認されていない。なお、この事件で使用された機体は、自立飛行ができないため、正確にはドローン(遠隔操縦、或いは自律式の無人航空機)ではなく、ラジコンヘリコプターの一種であるが、当時の報道ではドローンと表記されている。
2016年 - 新名神高速道路有馬川橋橋桁落下事故。神戸市北区道場町平田の新名神高速道路の有馬川橋(仮称、長さは476m)の工事現場で、長さ約124m、重量約1,350tの鋼鉄製の橋桁の西側が、約15m下の国道176号に落下する。落下事故発生寸前には、現場下の国道176号を10台程度の車が通過しており、幸いにも巻込まれた車両は無かったが、約50名いた建設作業員の内、2名が死亡し、8名が負傷する。
2021年 - 日本初の都市索道(都市型ロープウェイ)となるYOKOHAMA AIR CABINが開業。YOKOHAMA AIR CABINは、神奈川県横浜市中区にある東日本旅客鉄道(JR東日本)と横浜市交通局(横浜市営地下鉄)の駅、桜木町駅前から、汽車道(桜木町駅前と新港地区とを結ぶ、鉄道廃線跡を利用して1997年に開通した遊歩道)に沿って、総延長635mを片道約5分で運河パークとを結んでおり、全てのキャビン(搬器、ゴンドラ)には、冷房装置が搭載されている。