4月22日 記念日 その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

アースデー(地球の日、Earth Day)。
地球全体の環境を守るために、1人1人が行動を起こす日。1970(昭和45)年にアメリカで始められたもので、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)設立のきっかけとなる。市民運動として大きな成果を挙げたが、日本でも、これに共鳴する市民グループが「熱帯雨林の破壊等、国際的な環境問題で重要な立場にある日本がもっと関心を持たねば」と、さまざまな環境問題をテーマにした催しを企画している。アメリカ合衆国中西部、ウィスコンシン州選出のアメリカ合衆国上院議員であったゲイロード・ネルソンは、アメリカの大学生達が気候的に過ごし易く、休みでも試験期間中でも祝日でもないため、参加し易い日程であった1970(昭和45)年4月22日を「アースデー(Earth Day)」とし、主に学生に討論会への参加を呼掛けた。その後、4月22日の「アースデー(Earth Day)」集会という運動形態は、全世界へ広まっていった。なお、4月22日のアースデーが広く知られているが、それ以外の日のアースデーも存在する。最初にアースデーの概念が提起されたのは1969(昭和44)年、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)における環境関連の会議である。スプートニク・ショック(ソビエト連邦による人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打上げ成功の報により、アメリカを始めとする西側諸国の政府や社会に走った衝撃や危機感)をきっかけに、米ソの宇宙協力を呼掛ける平和運動等を行なっていたアメリカの自然保護活動家・平和運動家、ジョン・マコーネルが提案した、この概念を最初に採用したのは、アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州にあるサンフランシスコ市で、同市の市長であったジョセフ・アリオトは、翌年の3月21日(北半球における春分の日)に世界初のアースデイを宣言した。また、ジョン・マコーネルは、地球の旗をアースデーのシンボルとして作成した。当時の国際連合事務総長であったウ・タントも、この提案を支持している。さらに、ウ・タントの要請で「地球賛歌 (Earth Anthem)」も作られ、ウ・タントはこの歌が国際連合において、国歌のような位置を占めることを望んだ。毎年、この日(3月21日)には、国際連合本部にある「日本の平和の鐘」(国際連合における平和の象徴とされている、日本国際連合協会から国際連合に贈られた鐘)が鳴らされている。地球環境問題は、問題の発生源や被害が特に広域的な、地球規模のものを指す。主な地球環境問題としては、主な地球環境問題としては、工業化の進展や自動車の普及に伴なう大気汚染や酸性雨(大気汚染により降る酸性の雨)、工業排水や生活排水等による水質汚染・土壌汚染、フロンガス(冷媒や溶剤として20世紀中盤に大量に使用された、炭素と水素の他、フッ素や塩素や臭素等を多く含む化合物)の排出によるオゾン層(大気中のオゾン総量の9割が存在する成層圏[大気の鉛直構造において一番下の層である対流圏の直上層]の高濃度オゾン帯を指し、高度約10kmから約50km付近とされ、有害な紫外線から地球を守っている)破壊、二酸化炭素等の温室効果ガスの放出等による地球温暖化・海面上昇・凍土融解、開発に伴なう生物多様性の減退・生態系の破壊、自然への影響を考えない土地の開発、植林を考慮しない大規模な森林の伐採、等が挙げられる。これらにおいて、環境への影響が国境を越えて波及する点も、大きな問題の1つである。ある国内で環境保護のための法整備を進めても、他国での環境破壊行為によって環境被害を受けることもあるため、地球環境問題は、国際的な枠組みでの対策を必要とする。地球環境問題は、人類に課せられた最重要かつ至難の課題と言われる。問題があまりにも広範かつ多岐に亘り、かつ、複雑であることから、問題に関しての因果関係や有効な対策が十分に把握されていないことや、単に表面的な対策だけでは解決不可能で、個人の倫理観やライフスタイルの問題にまで踏込んで考えなければならないこと、問題に対する各国の利害が一致せず、特に、先進国と発展途上国との利害対立が大きいこと、地球の人口増加や経済発展と密接な関係があり、しかも、それらと両立させながら解決を図らなくてはならないこと、一般には、まだ余り切実な問題とは受止められておらず、しかしながら、対策が遅れればかけがえのない地球を回復不能な状態にまで損なう危険性があること、等がその理由である。 
国際母なる地球デー(International Mother Earth Day)。 
2009(平成21)年の国際連合総会で制定され、2010(平成22)年から実施。アースデーを、正式に国際連合の記念日(国際デー)にしたもの。「母なる地球」は、多くの国と地域で共通の表現であり、それは、人間、他の生き物、私達が住む惑星の間に存在する相互依存を反映している。地球とその生態系は、私達の生まれ故郷である。現在、及び将来の世代の経済的・社会的・環境的ニーズの間で、公正なバランスを達成するためには、自然と地球との調和を促進することが必要である。
よい夫婦の日。
家族に関する諸問題に対する人々の関心を高めるため、1989(平成元)年11月の国際連合総会によって、1994(平成6)年が「国際家族年」と定められた。これをきっかけに、東京都文京区音羽に所在する大手総合出版社、株式会社講談社が制定。日付は、4月22日の「4」と「22」で、「よい(4)夫婦(ふ[2]うふ[2])」の語呂合せから。毎年、1年間で話題になった著名人夫妻へ「よい夫婦の日 ナイス・カップル大賞」を送る、という株式会社講談社(大手総合出版社)が主催するイベントが実施されている。この他、毎月22日が「夫婦の日」、2月2日も「夫婦の日」、11月22日が「いい夫婦の日」、11月23日が「いい夫妻の日」となっている。国や文化圏によって、夫婦の位置付けは異なる。男女同権の理念を重視して、男女に一切差別があってはならない、と考え、殆ど全ての権利や義務を同等に考える国もあれば、一方で、夫と妻の権利や義務は異なるものと考える国や文化圏がある。「民法(明治29年4月27日法律第89号)」第752条では、「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」とあり、夫婦は「同居、協力、扶助」の3つの義務を履行しなくてはならないことになっている。   
ダイヤモンド原石の日。 
兵庫県神戸市中央区港島中町に本社を置く、ダイヤモンドを原石から取引して、研磨、デザイン、販売までを行なう世界的なジュエリーブランド、TASAKI(株式会社TASAKI、旧:田崎真珠株式会社)が制定。ダイヤモンドの原石からその輝きを生み出すように、女性の人生を、今日より明日へと輝かせることを提唱する日。日付は、4月の誕生石がダイヤモンドであることと、ダイヤモンド業界では、1つのダイヤモンド原石を対に分けて磨く(ツインダイヤモンド)ことが通例のため、調和を意味する「2」の双子(ツイン)の数字である「22」を組合わせて4月22日とした。ダイヤモンドは、炭素の同素体の1つであり、天然で最も硬い物質である。日本語で金剛石(こんごうせき)ともいう。採掘されたままのダイヤモンドの原石は、白色等、濁っていて透明度も低いが、カット・研磨を施すことで、美しい輝きを放つようになる。採掘されたままのダイヤモンドの原石は、白色等、濁っていて透明度も低いが、カット・研磨を施すことで、美しい輝きを放つようになる。カットの種類には複数あるが、57面体、又は58面体のカットであるラウンドブリリアント・カットは、ダイヤモンドの美しさを最大に引出すことができる、と言われている。今は価値が低いが、その後の扱いにより価値の出る可能性がある人、或いは、物のことを「ダイヤの原石」と表現する。
肩コリを労わる日。
大阪市中央区農人橋に本社を置く、家庭用磁気治療器(絆創膏)「ピップエレキバン」等の医薬品・衛生用品メーカーで、医療衛生用品、健康食品、ヘルスケア用品等の卸販売、自社開発商品の製造販売を行なう企業、ピップ株式会社が制定。コリのケアのきっかけにすることが目的。日付は、日本を代表する文豪の1人、作家・評論家・英文学者の夏目漱石が執筆した、朝日新聞の連載小説『門』の、1910(明治43)年4月22日掲載の一節に、「指で圧してみると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた。」とコリに関する記述があり、ここから日本人が肩こりを自覚するようになった、との説があることと、4月22日の「4」と「22」で、「しんどい(4)コリつらい(2)つらい(2)」と読む語呂合わせ等から、この日を「肩コリを労わる日」としたもの。「ピップエレキバン」は、1972(昭和47)年に販売が開始され、当初は「恵麗喜絆」という漢字表記の商品名であった。装着部位のこり、及び血行の改善が目的で、肩こり、腰痛等の筋肉硬化症の患部(ツボ)に直接貼るもので、磁気の作用で血行を促進し、老廃物の除去をすることで、こりを改善する効能を謳っている。磁石は永久磁石を採用しており、装着している間は効果を持続できる。