4月22日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

成吉思汗たれの日。
北海道札幌市西区二十四軒に本社を置く、ラーメン、焼肉のたれ、鍋つゆ等、さまざまな食品の製造販売を手掛ける企業、ベル食品株式会社が制定。「成吉思汗」の読み方をジンギスカンと覚えてもらうと共に、羊肉を焼いて食べる北海道のソウルフード、ジンギスカンを全国に普及させ、さらには、ジンギスカン以外の料理にも使える「成吉思汗たれ」をアピールすることが目的。日付は、たれをかける意味合いから、週間カレンダーで「羊肉の日」とされる4月29日の真上に来る4月22日に。ジンギスカンの最盛期にも当たる。ベル食品株式会社は、北海道でも老舗の食品会社で、主力商品は、北共化学株式会社(1947[昭和22]年設立の前身企業)の時代、1956(昭和31)年に発売された「成吉思汗のたれ」(ジンギスカンのタレ)。発売当初は、北海道でもジンギスカン料理そのものが一般に普及しておらず、当時は精肉店と協力し、商品と一緒に黒いジンギスカン鍋を貸出すサービスも行なっていた。その後、北海道の花見や運動会、海水浴等で、現在の形のジンギスカンパーティーが広まった。北海道内では非常に有名な商品であるが、北海道以外での認知度は低かった。しかし、昨今のジンギスカンブームを受け、ラム肉等の羊肉と共に、「成吉思汗のたれ」(ジンギスカンのタレ)の認知度は全国へと広がった。ジンギスカンは、マトン(成羊肉)やラム(仔羊肉)等の羊肉を用いた日本の焼肉料理で、中央部が凸型になっているジンギスカン鍋を熱して、羊肉の薄切りと野菜を焼き、羊肉から出る肉汁を用いて野菜を調理しながら食す。北海道の地方によっては、中央が凹型のジンギスカン鍋(円板状)を使用する場合もある。
バーバパパの日。
東京都新宿区北新宿に本社を置く、輸入雑貨の販売、キャラクターのライセンス事業等を手掛ける企業、株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーが制定。日付は、「バーバパパ」が春生まれのキャラクターであることと、国際連合の提唱する「国際母なる地球デー(International Mother Earth Day)」(4月22日で、地球全体の環境を守るために1人1人が行動を起こす日、とされる「アースデー[地球の日、Earth Day]」を、正式に国際連合の記念日[国際デー]にしたもの)が、自然保護や動物愛護といった、「バーバパパ」の絵本の理念と通じる要素が多くあることから。株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーは、フランス生まれの絵本のキャラクターである「バーバパパ」の、日本におけるエージェントで、2020(令和2)年に「バーバパパ」が誕生50周年を迎えることを記念して、その魅力をさらに多くの人に知ってもらうことが目的。「バーバパパ(Barbapapa)」とは、1970(昭和45)年にフランスで誕生した絵本と、そのキャラクターの名前である。どんな形にでも変身できる不思議なキャラクターとして、世界40ヶ国以上で親しまれてきた。「バーバパパ」の元となるフランス語の「Barbe à papa」は元来、「パパのひげ」のことで、転じて「綿菓子・綿飴」をも意味する。キャラクター名の「バーバパパ」は、「綿菓子」と「パパ」の2語を掛けたものである。「バーバパパ」の生みの親は、フランスの絵本作家アネット・チゾンと、その夫のアメリカの絵本作家タラス・テイラーである。アネット・チゾンとタラス・テイラーは、フランスの首都パリにあるリュクサンブール公園を散歩中、ある子どもが両親に「barbe à papa(バーバパパ、フランス語で「わたあめ」)」と話しているのを、タラス・テイラーが耳に挟んだ。アメリカ人のタラス・テイラーは、フランス語が分からなかったため、その意味をアネット・チゾンに聞いたところ、インスピレーションを受け、パリのカフェでいたずら書きした手紙から「バーバパパ」が生まれた。作品はフランス語で制作され、その後、多くの言語に翻訳された。同題名で3度アニメ化もされている。日本では、児童文学作家・翻訳家の山下明生によって初めて翻訳された。その翻訳作品は、1972(昭和47)年発行の絵本「おばけのバーバパパ」(偕成社)である。 
道の駅の日。
東京都江東区木場に事務局を置き、「道の駅」に関する情報交換・相互連携等を行ない、「道の駅」の質とサービスの向上に努める一般社団法人、全国道の駅連絡会が制定した。日付は、建設省(現在の国土交通省の前身の1つ)より、103ヶ所の「道の駅」が第1回登録された、1993(平成5)年4月22日から。「道の駅」制度が開始されてから、全国の「道の駅」は1,000駅を超え、地域の窓口として、地域活性化の拠点として等、様々に活躍している。記念日を制定することで、「道の駅」間の連携強化や各駅の販売促進、更なる活気を呼込むことが目的。また、一般社団法人全国道の駅連絡会は、「道の駅の日」とした4月22日から4月28日までの1週間を、「道の駅週間」として制定している。この頃は、比較的気候が安定していることから、観光等で「道の駅」の利用者が増え、交流活動が活発になる時期でもある。「道の駅」とは、各地方自治体と道路管理者が連携して設置し、国土交通省により登録された、商業施設や休憩・宿泊施設、地域振興施設等が一体となった道路施設である。高速道路には、24時間自由に利用できる休憩所であるサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)が整備されてきたが、一般道にはそうした休憩所は殆どなかった。「道の駅」制度が創設された背景には、一般道路にも、誰もが24時間自由に利用できる休憩施設が、長らく求められていたこと等があった。そんな「道の駅」は、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、「道の駅」を核として、その地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という、3つの機能を併せ持つ。2020(令和2)年3月時点で、「道の駅」の全国登録数は1,173ヶ所に上る。「道の駅」は官民提携のプロジェクトで、省庁の壁を超え、各自治体と国土交通省が連携を取り、計画的に地域振興施設の整備促進と、一般道路の休憩施設整備を併せて行なうことが目的となっている。このため、自動車専用道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)を「道の駅」として登録する場合は、別途、一般道からも連絡・利用できるようにしている。24時間利用可能な休憩施設、地域活性化の発信拠点としてのニーズが求められるため、市町村単独か、道路管理者と市町村や公的な団体によって、道の駅は整備されている。但し、設置の条件は、休憩機能、情報発信機能、地域連携機能を有することとされ、これら条件が満たされれば、道の駅として登録することができる。 
大人の日。
4月22日と11月22日。ケチャップ、デミグラスソース等、洋食の分野の世界的ブランドとして知られるアメリカ合衆国発祥の食品メーカー、ハインツ。その日本法人で、東京都台東区浅草橋に本社を置く食品販売会社、ハインツ日本株式会社が制定。自社商品の「大人むけパスタ」「大人むけスープ」等をPRし、「大人な時間・気分」の演出を食卓から応援していくことが目的。日付は、4月22日が「よい夫婦の日」、11月22日が「いい夫婦の日」として知られている「大人の日」であることから。なお、2015(平成27)年3月、ハインツは、同じくアメリカ合衆国発祥の食品メーカー、クラフトフーズとの合併を発表し、新たに設立された「クラフト・ハインツ・カンパニー」の構成企業となった。ハインツ日本株式会社は、トマトケチャップを始め、スープ、ソース、冷凍食品、冷凍ポテト等を販売している。ハインツ日本株式会社の「大人むけのパスタ」シリーズは、厳選素材と拘りのソースで、贅沢な気分を味わえるパスタソースで、「牛肉とイベリコ豚の粗挽きボロネーゼ」「2年熟成パルミジャーノ・レッジャーノのカルボナーラ」「紅ずわい蟹のトマトクリームスープ仕立て」等がある。「大人むけのスープ」シリーズは、素材の味わいを引立て、丁寧に仕上げたレトルトスープで、「ボストンクラムチャウダー」「オマール海老のクリームビスク」「冷たいフレンチヴィシソワーズ」等がある。