4月16日 記念日 その1 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

西暦(グレゴリオ暦)AD2024年 令和6年 平成36年  
昭和99年 大正113年 明治157年 皇紀2684年 干支 甲辰(きのえ たつ)
第3火曜日 旧暦  3月 8日、仏滅(庚戌)、月齢  7.4 
グレゴリオ暦で年始から107日目、年末まであと259日。
誕生花 グロリオーサ・スノーフレーク・チューリップ(斑入リ)・レンゲツツジ。

二十四節気・雑節等
上弦。
半月。月と太陽の黄経差が90°となる日。
春土用入。
雑節。この日から次の立夏の直前までが「土用」の期間となる。「土用」とは、五行(古代中国に端を発する自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説)に由来する暦の雑節である。1年の内の不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである。五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割当てている。残った土気は季節の変わり目に割当てられ、これを「土旺用事」、「土用」と呼んだ。「土用」の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。但し、「土用」に入る前に着工して、土用中も作業を続けることは差支えないとされた。また、「土用の間日(まび)」には「土用」の障りがないとされた。五行の性質において、木気は植物のような発育伸長する勢いある傾向、火気は勢いが頂点に達し燃盛る性質、金気は熱や勢いが衰え凝縮・固化しつつある状態、水気は凝縮しきってエネルギーを秘めつつ静的に留まった状態であり、これらは四季、太陽、植物等の周期変化の観察から象徴化された。土気は土壌におくと種が発芽することの観察から、大きな変化を促し保護する働きと場所の象徴である。四季には、それぞれ象徴である木火金水が順当に割当てられたが、そのままでは季節が変わる際に性質の異なる気が接し、ギャップ(大きなずれ)が生じることになる。現実のスムーズな移行には、バッファ(衝撃を吸収して和らげる緩衝器)的に働き、現在から次の季節の気へと変容させる期間があり、ここで土気が活発に働いているとみたのが「土用(土の働き)」である。この期間は、1年を五行の5等分し、さらに土を四季に配分するため4等分した長さとなる。

国民年金法公布記念日。
1959(昭和34)年4月16日、「国民年金法(昭和34年4月16日法律第141号)」が公布されたことを記念して制定された。「国民年金法」の適用事務は1960(昭和35)年10月から、保険料徴収は1961(昭和36)年4月から開始された。これによって、日本は国民皆年金制度へ移行した。日本国憲法第25条第2項では、「国( = 日本国、日本国政府)は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と規定する。この理念に基づき、全ての国民を対象に、老齢、障害、又は死亡による所得の喪失・減少により国民生活の安定が損なわれることを、国民の共同連帯により防止し、もって健全な国民生活の維持及び向上に寄与することを目的とする。この目的を達成するために、国民の老齢・障害・死亡(障害・死亡については、その原因が業務上であるか業務外であるかを問わない)に関して必要な給付を行なう。国民年金に加入し保険料を納める場合は、「国民年金」と呼ばれるが、実際に年金を貰う(受給する、給付される)場合は名称が異なり、給付の原因によって、老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金、寡婦年金、死亡一時金等と呼ばれる(受給・給付に関しては「国民」の文字は付かなくなる)。現行法では、日本国籍は要件とはされず、日本国籍を持たない人(日本にいる外国籍の人等)も、所定の要件に該当すれば、保険料を納めなければならない。また、外国人のみを対象とする給付もある(例、脱退一時金等)。国民年金は、自営業者や農林水産業従事者等の被用者年金に加入していない人を対象とした、無拠出の「福祉年金」制度として発足した。その後制定された「通算年金通則法(昭和36年11月1日法律第181号)」と共に、国民皆年金(自営業者や無業者も含め、原則として20歳以上60歳未満の全ての国民が公的年金に加入すること)の基盤となった。 また、1959(昭和34)年11月には、当時70歳を超えている人等を対象に、全額税負担の老齢福祉年金を支給する制度が設けられた。なお、「通算年金通則法」は、1985(昭和60)年に制定された「国民年金法等の一部を改正する法律(昭和60年5月1日法律第34号)」によって廃止されている。産業構造の変化等により、財政基盤が不安定になっていたことや、加入している制度により、給付と負担の両面で不公平が生じていたことから、1985(昭和60)年に「国民年金法等の一部を改正する法律」が制定され、全国民共通の基礎年金制度を創設する、年金制度の抜本的改革が行なわれた訳である。1986(昭和61)年4月から、国民年金は、学生を除く(学生の強制加入は1991[平成3]年4月から)20歳以上60歳未満の日本に住む全ての人を強制加入とし、共通の基礎年金(1階部分)を支給する制度になった。また、厚生年金(会社等で働く人達が加入する公的年金)等の被用者年金は、基礎年金の上乗せの2階部分として、報酬比例年金を支給する制度へと再編された。1997(平成9)年には、全制度共通の一人一番号制として基礎年金番号が導入され、各制度間を移動する被保険者に関する情報を的確に把握することにより、届出の簡素化、未加入者の発生防止等が図られた。ねんきん定期便は、厚生労働省の外局(特殊な事務、独立性の強い事務を行なうための組織)であった、政府管掌健康保険事業、船員保険事業、厚生年金保険事業、国民年金事業等の運営を責務とする社会保険庁が、2009(平成21)年4月から実施した、公的年金の保険料納付実績や、将来受給できる年金額の見込み等、年金に関わる個人情報を、国民年金・厚生年金保険の被保険者に郵便で発送する通知書である。なお、2010(平成22)年からは、社会保険庁の廃止に伴ない、「ねんきん定期便」を含む社会保険庁の業務は、日本国政府(厚生労働大臣)から委任・委託を受け、公的年金(厚生年金、及び国民年金)に係る一連の運営業務を担う、非公務員型(民営化ではない)の特殊法人(営利目的の市場原理による実施では不可能か、不可能に近いような事業を実施を目的として設立される公団や事業団、特殊会社等)、日本年金機構(運営業務の内訳は、社会保険庁が担っていたもので、保険料の徴収や年金給付等の年金事業である)に引継がれた。2011(平成23)年2月28日からは、「ねんきんネットサービス」も開始された。「ねんきんネットサービス」は、インターネットを介して基礎年金番号、氏名、生年月日等を入力して申込み、日本年金機構で管理する記録による本人確認後、ユーザIDとパスワードが郵便で知らされ、その後サービスを使うことができるもので、2011(平成23)年度以降は、「定期便」に記載されているアクセスキーを利用することで、短時間で利用登録が可能である。また、パソコン等を使いこなせない加入者の同意を得てサービスの利用を申込み、記録を見て知らせたり、同席して見ることができる。このサービスを利用すれば、ねんきん定期便を待つことなく、何時でも最新の年金記録が確認でき、「私の履歴整理表」を用いれば、記録の確認が容易となる。将来の年金額も試算でき、また、持ち主不明の記録を検索することもできる。  
Foursquareの日。
アメリカ発祥の位置情報ゲーム(携帯電話の位置登録情報を利用したゲーム)であるFoursquare(フォースクエア)の記念日。日付は、「16」が「4の2乗(four square)」であることから。Foursquare(フォースクエア)は、登録した利用者が、友人と繋がったり、居場所を更新したりすることを可能にする、ウェブサイトとモバイルアプリケーションである。利用者は、携帯電話のショートメッセージサービスでメッセージを送ったり(アメリカ国内のみ)、携帯端末固有のアプリケーションを用いて、ベニューと呼ばれる特定の場所でチェックインする。利用者には得点が与えられ、また、バッジが与えられる時もある。2011(平成23)年、アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州ニューヨーク市の当時の市長で、2010(平成22)年には、ニューヨーク市民を対象にした人気調査で、過去30年間の歴代市長のトップに輝いたマイケル・ブルームバーグが、4月16日を市の記念日である「Foursquareの日」に制定し、祝日となった。2012(平成24)年9月、大手コンビニエンスストアチェーンの株式会社ローソンが、フォースクエアと提携し、アメリカ国外企業としては初となるクーポン発券や、日本企業初のパートナーバッジ提供を始めた。2013(平成25)年9月の時点で、累計ユーザー数は4,000万名人以上、累計チェックイン数は45億回を超えている。携帯電話端末には、自らの位置を知らせる位置登録システムが付随している。これは、携帯電話システムの基地局からの位置情報を利用するものと、アメリカ合衆国によって運用される衛星測位システム(地球上の現在位置を測定するためのシステム)、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)を利用するものとがあるが、殆どの位置情報ゲームは双方に対応するように作られている。このシステムを利用し、ゲーム運営側に自らの携帯電話端末の位置を知らせることで、移動距離や現在位置を算出させ、そのデータを元にしてゲームを進めていくことを目的とする。位置登録システムは、現在において販売されている、殆どの携帯電話に付随する機能であるため、携帯電話さえ持っていれば誰でも参加できる。さらに、「移動すること」と「サイトにアクセスして位置登録すること」という、2つの簡単な操作によってゲームが進行するため、ゲーム参加へのハードルを低くしている。