4月15日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

良いコラーゲンの日。
東京都港区東新橋に本社を置く、「美しい生活文化」の創造のために、化粧品事業、ヘルスケア事業等を展開する企業、資生堂ジャパン株式会社(化粧品の国内シェア第1位となっている、株式会社資生堂の子会社)が制定。日付は、4月15日の「4」と「15」で、「良(よ[4])い(1)コ(5)ラーゲン」と読む語呂合わせから。体中に存在し、美しさの源となる素材のコラーゲン。いつまでも体の内側からはりと潤いのある美しさを維持し、さらに磨きをかけてもらうため、良質な(良い)コラーゲンを保ってもらうことが目的。コラーゲンは、皮膚、血管、腱、歯等、殆どの組織に存在する繊維状のたんぱく質で、ヒトの身体を構成する全たんぱく質の約30%を占めている。コラーゲンは、ゼラチンやにかわ(動物の皮や骨等を原料とし、これを水と共に加熱して製造した有機たんぱく質)の原料であり、古くから食材として利用されている。コラーゲンは熱によって溶ける性質を持っているため、皮や骨付きの肉、皮の煮込みや豚骨スープ、魚の煮汁(煮こごり)等の料理から、日常的に気付かない内にコラーゲンを摂取している。なお、ゼラチンやコラーゲン、皮革等を主力事業とする株式会社ニッピ(当時は日本皮革株式会社)の研究員、西原富雄がコラーゲンの可溶化に成功して特許を出願した1960(昭和35)年1月26日を記念して、株式会社ニッピコラーゲン化粧品が制定した「コラーゲンの日」は、1月26日とされている。
日本巡礼文化の日。
滋賀県大津市に本拠を置く「西国三十三所札所会」が制定。日本最古の巡礼路「西国三十三所巡礼」が、2018(平成30)年で草創1,300年を迎えることから、日本の巡礼文化への関心を高めてもらうことが目的。日付は、巡礼が「良いご縁」を繋ぐことから、4月15日の「4」と「15」を、「良(よ[4])い(1)ご(5)縁」と読む語呂合わせから。西国三十三所は、近畿2府4県と岐阜県に点在する33ヶ所の観音信仰の霊場の総称で、これらの霊場を札所とした巡礼は、日本で最も歴史がある巡礼行であり、現在も多くの参拝者が訪れている。「三十三」とは、『妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五』(いわゆる観音経)に説かれる、観世音菩薩(一切の衆生を救ってくれる現世利益の仏)が衆生を救う時、33の姿に変化するという信仰に由来し、その功徳に与るために三十三の霊場を巡拝することを意味し、西国三十三所の観音菩薩を巡礼参拝すると、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされる。霊場は、一般的に「札所」という。かつての巡礼者が本尊である観音菩薩との結縁を願って、氏名や生国を記した木製や銅製の札を寺院の堂に打付けていたことに由来する。札所では、参拝の後、写経とお布施として納経料を納め、納経帳に宝印の印影を授かる。写経の代わりに納経札を納める巡礼者もいる。第一番から第三十三番までの巡礼道は約1,000kmであり、四国八十八箇所の遍路道約1,400kmと比較すれば短いが、京都市内を除いて札所間の距離が長いため、現在では、全行程を歩き巡礼する人は少なく、自家用車や公共交通機関を利用する人が殆どである。鉄道会社やバス会社によって、多くの巡礼ツアーが組まれており、利用者も多い。但し、ツアーによって、林道しか通じていない山上の寺院に行く場合、山麓の駐車場にバスを置いて山道を歩くものや、オプションでタクシー等の小型車に乗換えて、林道の終点まで行くもの、全員が小型車に乗換えて、林道の終点まで行くもの等があり、よく確認した上で、予算や体力に合わせて選択する必要がある。  
からあげクン誕生日。
東京都中央区築地に本社を置く、家庭用・業務用の冷凍食品、レトルト食品等の製造、販売を手掛ける企業、株式会社ニチレイフーズと、東京都品川区大崎に本社を置く、大手コンビニエンスストアチェーンの株式会社ローソンが2017(平成29)年に制定。株式会社ニチレイフーズが製造し、株式会社ローソンが販売する、人気のからあげ「からあげクン」。その誕生日を記念すると共に、「からあげクン」の美味しさを、さらに多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、「からあげクン」が誕生した1986(昭和61)年4月15日から。この日を中心に、ローソンの各店舗数量限定で、「誕生日バージョン」のからあげクンパッケージが販売される。ローソンは1980(昭和55)年、当時ではまだ珍しかった、レジ横でのフライドフーズ販売を実施し、その6年後の1986(昭和61)年に、「いつでもどこでもスナック感覚で食べられる鶏の唐揚げ」として開発された「からあげクン」が登場した。「からあげクン」は、販売開始当時流行していて、当時の流行や社会情勢を巧みに取入れた内容で人気となっていた、漫画家の植田まさし作の漫画「かりあげクン」が、ネーミングの由来となっている。その名の通り、鶏の胸肉を使った唐揚げで、ローソンのファストフード主力商品に成長した。基本形態は、5個入り200円(税抜)のレギュラー、レッド、チーズ味であるが、時期により、個数や種類が変動する。パッケージに描かれているキャラクターは、ニワトリではなく、妖精という設定になっている。レギュラーは「レギュラーくん」、レッドは「レッドママ」、チーズは「チーズパパ」という名前が付けられている。
京和装小物の日。 
4月は桜が咲き、最も華やかな時期。京都では、桜柄等を採り入れた京和装小物の商品づくりと新作発表会が行なわれることから、京都市中京区蛸薬師通東洞院に所在する事業者の協同組合(非営利組織)、京都半襟風呂敷和装卸協同組合が制定。1月15日の「半襟の日」との関連から、その15日を記念日として、京和装小物の需要振興を目的としている。「京和装小物」は商標登録であり、京都の伝統技法で生産された巾着や和装用バッグ、ふろしき、半えり、帯締め等、各種の和装小物をいう。優れた技法や洗練された感性により、品質、デザイン性において、良質の和装小物を目指している。
いちご大福の日。
いちご大福の専門家集団として、いちご大福に関する情報を世界に向けて発信する「早稲田大学いちご大福研究会」が制定。日付は、4月15日の「4」と「15」で、「良(よ[4])いいち(1)ご(5)」と読む語呂合わせと、いちご大福の旬の時期との思いから。いちご大福の魅力をより多くの人に知ってもらい、味わってもらうことが目的。いちご大福は、昭和後期に考案された和菓子で、小豆でできた餡を、餅で包んだ大福餅の内、餡と共に苺の果実が包み込まれたものである。餡については、赤い小豆餡を使う地域と、白餡を使う地域に大別される。また、餡を使わずに苺のみを入れるものや、苺と生クリームを入れるもの等があり、多様性に富む。生鮮食品である苺の果実を使用するため、冬から春にかけての季節限定商品として売出されることが多い。比較的近年に登場したにも関わらず、発祥を巡っては様々な説が存在し、全国各地で多くの店が元祖であることを表明しているが、いずれも定かではない。
IJIMEQUEST 415の日。
東京都千代田区丸の内に所在し、エンターテイメント事業やブランドコンサルティングを展開する企業、VAPORCELEB株式会社が制定。VAPORCELEB株式会社が立上げた「いじめ撲滅」を目指す「IJIMEQUEST415」プロジェクトを通じて、いじめについて考える日、としてもらうことが目的。日付は、4月15日の「4」と「15」で、「よ(4)い(1)こ(5)」と読み、いじめない、いじめに負けない「よい子」にエールを送ることを意味している。毎年、この日に音楽やエンターテインメントのイベントを開催し「生き抜く力、勇気」を伝えていく。 
宮崎カーフェリーの日。
宮崎市港に本社を置く、宮崎港と神戸港(神戸三宮フェリーターミナル)を結ぶカーフェリーを運航する企業、宮崎カーフェリー株式会社が制定。宮崎県の長距離フェリー航路は、1971(昭和46)年に京浜航路が開設されてから半世紀以上が経つ。フェリーの運航により、人流・物流を進めて、宮崎県唯一の長距離フェリー航路を、次の半世紀に繋ぐことが目的。日付は、自社の新船「フェリーたかちほ」の就航日、2022(令和4)年4月15日から。また、4月15日の「4」と「15」で、「良い航路(よ[4]い[1]こ[5]うろ)」と読む語呂合わせも。宮崎カーフェリー株式会社は、11,931トンの「みやざきエキスプレス」と、11,933トンの「こうべエキスプレス」を運航させていたが、「みやざきエキスプレス」に代わる新船、14,200トンの「フェリーたかちほ」を投入する他、同型船の「フェリーろっこう」を、「こうべエキスプレス」の代替として、2022(令和4)年10月に就航させた。