4月15日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

世界医学検査デー(World-wide Biomedical Laboratory Science Day)。 
1996(平成8)年6月、北ヨーロッパのスカンディナビア半島西岸に位置するノルウェーで開催された世界医学検査協会(IAMLT)代議員会で、制定が承認された。臨床検査の専門職である臨床検査技師の役割と、臨床検査の重要性を世界中の国民に広めることを目的として、世界各国で、その年のテーマに沿った広報活動が行なわれる。臨床検査とは、診療目的で行なわれる患者、傷病の状態を評価するための検査である。症候学(医学の一分野で、患者の示す様々な訴えや診察所見、合わせて症候を定義・分類して意味付けを与える方法論)では補助診断と呼ぶこともあり、これは、問診と一般診察こそが病態把握に最も重要である、との考え方に基づくものである。一方、糖尿病の長期コントロール等のように、検査値が最も大きな意味を持っている場合もあり、一概に診察が検査に勝ると言える訳ではない。また、生活習慣病を、自覚症状のない間に発見し早期治療を行なうためにも重要である。しかし、患者からすると、受けるとなると検査の費用を負担せねばならず、また、項目によっては、患者の健康を害する(侵襲[生体内の恒常性を乱す事象全般を指す医学用語]する)場合がある。そのため一旦、医療関係者の言葉は言葉として距離を置いて、冷静に検査の真の必要性、リスク、コストを勘案して、検査の適応、受けるべきか、それとも止めておくべきか、を判断する必要がある。問診(医療面接)や視診・聴診・打診・バイタルサイン(体温・脈拍・血圧・呼吸数等)・身長体重測定・腹囲計測等も広い意味では検査ではあるが、一般的には、検体検査(人体から得られた被検査物[臨床検体]について、成分分析や微生物の有無等の検査を行なうこと)・生体検査等が臨床検査と理解されている。画像診断や病理診断も、臨床検査に含まれることがある。健康診断、学校検診、職場検診、医療機関外来での検査、病気かどうかを調べる検査、病名を決めるための検査、病気の程度を調べる検査、治療方法を決定するための検査、治療効果や再発を調べるための検査等、さまざまな検査が含まれる。臨床検査に求められるのは、正しく迅速に検査が行なわれ、検査の結果が医師による診断と治療に役立つことである。臨床検査の質は、測定前、測定、測定後の全体で決まることが多い。 
ジャッキー・ロビンソン・デー(Jackie Robinson Day)。 
メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)のブルックリン・ドジャース(現在のロサンゼルス・ドジャースの前身)に入団した、メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンがメジャー・デビューを果たした日(1947[昭和22]年)。アメリカ合衆国所在の29チーム、及びカナダ所在の1チーム、合計30球団により編成される、世界で最高峰のプロ野球リーグ、メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)が2004(平成16)年に制定。この日(試合がない場合は、以降の最初)の試合では、出場選手全員が、ジャッキー・ロビンソンが付けていた背番号「42」を付ける。ジャッキー・ロビンソンは、1890(明治23)年頃以降、有色人種排除の方針が確立されていたメジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)で、アフリカ系アメリカ人選手としてデビューし活躍。有色人種のメジャーリーグ参加の道を開いた。一般に「黒人初のメジャーリーガー」と言われるが、これは厳密に言えば、メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)が体制を整備し終えた1900(明治33)年以降の「近代メジャーリーグ」を対象とした言い方である。ジャッキー・ロビンソンは、1949(昭和24)年には自己最高の打率.342、37盗塁を記録し、首位打者と盗塁王を獲得。この年から6年連続で打率3割を達成している。1957(昭和32)年に現役引退した後は、公民権の適用と人種差別の解消を求めて行なわれた大衆運動、アフリカ系アメリカ人公民権運動に積極的に参加した。1972(昭和47)年6月4日、ジャッキー・ロビンソンの背番号「42」が、ロサンゼルス・ドジャースの永久欠番に制定された。ジャッキー・ロビンソンの死後、その妻レイチェル・ロビンソンは、非営利財団「ジャッキー・ロビンソン財団」を創設。ジャッキー・ロビンソンの活躍により、メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)への黒人選手受入れを早める役割を果たし、通算本塁打755本を記録したハンク・アーロンや、メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)史上最高の「コンプリート・プレイヤー(全ての能力を兼ね備えた選手)」と称され、史上最高の中堅手と評価されることが多いウィリー・メイズ、42歳の史上最高齢新人投手となったサチェル・ペイジのメジャーデビューの足掛かりとなった。メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)のみならず、人種差別問題そのものに与えた影響も非常に大きい、とされる。メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ) で、その年のシーズンで最も活躍した新人選手に贈られる賞、最優秀新人選手賞(Rookie of the Year Award)の最初の受賞者はジャッキー・ロビンソンであり、1987(昭和62)年には、これを記念して、最優秀新人選手賞(Rookie of the Year Award)に「ジャッキー・ロビンソン賞」という別名が付けられた。
遺言の日。
大阪市北区西天満に所在する、近畿地方6府県の各弁護士会を統轄する組織、近畿弁護士会連合会が制定。日付は、4月15日の「4」と「15」で、「遺言(ゆ[4]い[1]ご[5]ん)」の語呂合わせから。近畿各地で記念行事が行なわれる。2007(平成19)年からは、東京都千代田区霞が関に所在する、弁護士の指導・連絡・監督等の事務を行なう弁護士にとっての強制加入団体、弁護士会の連合会である日本弁護士連合会が主催して、全国で実施されるようになった。これとは別に、「1」と「5」で「遺言(い[1]ご[5]ん)」と読む語呂合わせと、この時期は正月で家族が集まる機会も多く、遺言について話し合えることから、1月5日も「遺言の日」とされ、「11」と「15」で「い(1)い(1)遺言(い[1]ご[5]ん)」と読む語呂合わせから、11月15日が「いい遺言の日」とされている。遺言とは、日常用語としては形式や内容に係わらず、広く故人が自らの死後のために遺した言葉や文章をいう。日常用語としては、「ゆいごん」と読まれることが多いが、法律用語としては「いごん」と読まれることが多い。「民法(明治29年4月27日法律第89号)」上の法制度における遺言は、死後の法律関係を定めるための最終意思の表示をいい、法律上の効力を生じせしめるためには、「民法」に定める方式に従わなければならないとされている。遺言がない場合は、「民法」が相続人の相続分を定めているため、これに従って遺産を分けることになる。これを法定相続と称し、その相続人のことを法定相続人と称する。本来、相続とは被相続人の財産を承継することであり、被相続人自身が自ら築いた財産の行方については、被相続人自身が決めることとなる。また、それを尊重するのは当然のことで、遺言とは、被相続人が亡くなる前に、その最終の意思表示を形にし、死後に実現を図るものである。相続問題で起こる遺産争いを未然に防ぐためには、遺言は重要な要素となる。 
スクフェスの日。
東京都中野区中央に本社を置く、トレーディングカードゲームやデジタルゲーム等の企画、開発、販売等を手掛ける企業、株式会社ブシロードが制定。株式会社ブシロードが提供するスマートフォン向けのゲームアプリケーション「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル(略称:スクフェス)」は2013(平成25)年4月15日に公開され、2023(令和5)年で公開10周年となる。作品のプロモーションと共に、この日が大切な日であることをユーザーと共有し、同じ方向を向いてコンテンツを盛上げていくことが目的。日付は、「スクフェス」が初めてリリースされた日から。「スクフェス」は、オールメディアプロジェクト「ラブライブ! シリーズ」の一端を担う作品で、シリーズの『ラブライブ!』の主人公グループ、μ's(ミューズ)と、同じく『ラブライブ! サンシャイン!!』の主人公グループ、Aqours(アクア)に協力することがゲームの目的である。テレビアニメ版の視聴者が、画面の外からμ'sとAqours(アクア)の活躍を見守る立場であったのに対し、「スクフェス」のプレイヤーは、同じ生徒の1人として接することができる。劇中での「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」とは、スクールアイドルを対象としたフェス形式のコンサートイベントを指す。