4月13日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1941年 - ソビエト連邦の首都モスクワで、「大日本帝國及ソヴイエト社會主義共和國聯邦間中立條約(日ソ中立条約、昭和16年条約第6号)」が締結される。その内容は、相互不可侵、及び、一方が第三国の軍事行動の対象になった場合の他方の中立等である。 
1943年 - 第二次世界大戦: ドイツのラジオ放送が、ソビエト連邦西部のグニェズドヴォ近郊の森で、ポーランド将校等、多数の遺体を発見と報じる(カティンの森事件)。 
1945年 - 第二次世界大戦・ウィーン攻勢: 赤軍(ソビエト連邦の地上軍[陸軍])がウィーン(現在のオーストリアの首都)を占領。 
1948年 - ハダサー医療従事者虐殺事件。アラブ人の非正規軍が、中東のパレスチナに位置するイスラエル東部、エルサレムにあるヘブライ大学の医療スタッフ(非武装のユダヤ人医師、看護婦、教授、講演者達からなる一行)を虐殺する。およそ70名以上の病院関係者が虐殺され、数台の車両が破壊される。
1950年 - 熱海大火。静岡県熱海市の沿岸部で出火し、海から吹付ける強風により周囲に延焼して、47軒の温泉旅館や、市役所、郵便局、公会堂、警察署、消防署、病院、百貨店、住宅等を含む1,015棟が焼失する等、1,461世帯4,817名が被災、979名が重軽傷を負ったが、幸い死者は出ずに終わる。 
1960年 - アメリカで、世界初の衛星測位システム『トランシット1-B』が打上げられる。最初に運用された衛星測位システム「トランシット」は、アメリカ海軍のポラリスミサイル(正式名称は「UGM-27 ポラリス」で、アメリカ合衆国で最初に配備された2段式の潜水艦発射弾道ミサイル[SLBM]となる)搭載潜水艦に正確な位置情報を提供するために、また、海軍の海上艦の航行システム、水路や土地の測量測地に利用される。「トランシット」は、1964年から継続的に航行補助システムとして提供され、初期は軍用であったが、3年後に民間へ解放されている。「トランシット」のシステムは、全地球測位システムとも呼ばれるグローバル・ポジショニング・システム(GPS)の登場によって廃止され、1996年にはナビゲーションサービスを終了する。衛星測位システムとは、人工衛星を利用して、現在位置を計測するシステムのことである。代表的なシステムとして、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)がある。衛星測位システムは、複数の衛星から発信された時刻信号を地上で受信し、その電波の僅かな遅延の差を測ることで地上の座標を測定する。座標測定には、3基から4基の衛星が用いられる。グローバル・ポジショニング・システム(GPS)のように全地球を測位対象とするシステム(全地球測位システム)の場合、常に地球全体を対象とするために計30基前後の衛星が必要となる。グローバル・ポジショニング・システム(GPS)は、1990年代半ばに全地球測位を実現し、カーナビゲーション(カーナビと略される、電子的に、自動車の走行時に現在位置や目的地への経路案内を行なう機能)やスマートフォンの地図アプリ(現在地の確認等が可能なソフトウェア)等で広く利用されている。
1970年 - 発射されてから2日後のアポロ13号(3度目に行なわれた有人月飛行)で、機械船の酸素タンクが爆発する。アポロ13号は月面着陸を断念し、地球への帰還を企図するが、飛行士達は深刻な電力と水の不足に見舞われることになる。そこで、飛行士達は着陸船を救命ボートに見立てて乗移り、電力消費を限界まで抑え、よって生成量が激減した飲料水の消費を極力控える負荷に耐え、無事地球に生還する。この危機対応の鮮やかさにより、この一件は「成功した失敗」、或いは、「栄光ある失敗」等と称えられる。 
1975年 - 約2年半という短期間の活動ながらも強いインパクトを残し、以降の日本のロックシーンに大きな影響を与えた、伝説のバンドと称される『キャロル』が解散。解散ライブは、東京都千代田区の日比谷公園内にある野外音楽堂『日比谷野外音楽堂』で開催されたが、特殊効果用の火がセットに燃え移り、「CAROL」と書かれた電飾が焼けて崩れ落ちるというハプニングが発生する。それを演出と思った観客も多く、この余りにも象徴的なハプニングが、伝説を一層掻き立て、現在もなお、歴史的名シーンとなっている。また、この解散ライブは「ロックのメッカ」としての、その後多くの「野音伝説」を生むきっかけともなる。『キャロル』の解散後、ベース・ボーカルを担当し、リーダーであった矢沢永吉はソロ活動に転じ、日本を代表するロック・ミュージシャンに成長する。サイドギター・ボーカルのジョニー大倉は、ソロ活動の傍ら、俳優としても活躍している。 
1982年 - 毎年8月15日を、「戦歿者を追悼し平和を祈念する日」とすることが閣議で決定。 
1986年 - ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が、ローマ教皇として史上初めて、シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)を訪問。他宗教や他文化との交流にも非常に積極的なローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が訪れたのは、イタリアの首都ローマにあるシナゴーグ(大神殿[大シナゴーグ])である。
1986年 - 冒険家の長江裕明一家3名が、ヨットでの約4年9ヶ月の世界一周を経て、愛知県東部の蒲郡港に帰港する。 
1987年 - 1999年12月20日にポルトガルが、中国大陸南部にあるマカオを中華人民共和国に返還する共同声明に、ポルトガルと中華人民共和国の両国が調印する。 
1990年 - ソビエト連邦大統領ミハイル・ゴルバチョフが、カティンの森事件がソビエト連邦秘密警察の犯行であったことを認め陳謝する。カティンの森事件とは、第二次世界大戦中にソビエト連邦西部のグニェズドヴォ近郊の森で約22,000名のポーランド軍将校、国境警備隊員、警官、一般官吏、聖職者が、内務人民委員部(NKVD)によって銃殺された事件である。  
1991年 - 東海大学安楽死事件。病院に入院していた末期がん症状の患者に塩化カリウムを投与し、患者を死に至らしめたとして、担当の内科医であった大学助手が殺人罪に問われる。 
1992年 - テレビ朝日系テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』放送開始。『クレヨンしんちゃん』は、漫画家、臼井儀人の同名の漫画作品を原作としたテレビアニメで、放送初回は4.0%と低視聴率であったが、その後は急速に人気を獲得し、現在は国民的な人気を得ている。日本のみならず、世界各国でも放映されており、現在も放送中である。初期の頃は、視聴率が上昇するにつれて、実際に主人公の野原しんのすけのギャグや口調を、子どもが真似するという苦情が殺到する。「子どもに見せたくない番組」アンケートでは、調査が中止になる2012年まで毎年上位にランクインされていたが、「幼児の本音を表わす国民的漫画」等と評される場合もあり、教科書や子育て参考書への掲載、映画の評価も高まっていることもあって、「子どもと一緒に見たいアニメ」という再評価もある。 
1994年 - フジテレビ系刑事ドラマ『古畑任三郎』放送開始。『古畑任三郎』シリーズは、2006年の正月の特番で終了するまで約11年続く。『古畑任三郎』はドラマ冒頭で、ゲスト俳優演じる犯人によって殺人事件が起こり(一部、殺人以外の事件の回もあり)、視聴者は予め「犯行の全容」を知ることができる。完璧と思われていた犯行を、俳優の田村正和演じる警部補の古畑任三郎が、巧みな話術と卓越した推理力で、犯人のアリバイやトリックを崩していき、真相を解明していくストーリーである。 
1997年 - アメリカのプロゴルファー、タイガー・ウッズが、史上最年少の「21歳3ヶ月」でマスターズ・トーナメント(「ゴルフの祭典」として敬愛されている、アメリカ南東部、ジョージア州にあるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブを会場に開かれているゴルフのメジャー選手権の1つ)初優勝。 
2001年 - 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法、平成13年4月13日法律第31号)」が公布される。後の2014年には、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する法律(平成25年7月3日法律第72号)」により、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」と改題され、生活の本拠を共にする交際(婚姻関係における共同生活に類する共同生活を営んでいないものを除く)をする関係にある相手からの暴力についても、この法律を準用することを追加している。