4月8日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1946年 - 国際連盟が第21回総会を開催し、国際連盟の解散と、資産等の国際連合への移行を決議する。 
1946年 - フランス最大の電力会社で、世界最大級の電力会社でもある、フランス電力が設立される。「電気・ガス事業国有化法」によって、複数の発電、送電、配電会社が合同したもので、2004年11月19日までは完全な国有会社であったが、それ以後は株式を公開し、民間会社となっている。但し、2020年には、フランス政府が株式の80%以上を所有し続けている。その後の2022年7月、フランス政府はフランス電力の完全国有化の計画を発表し、2023年2月現在、フランス政府が株式の90%以上を所有している。
1948年 - 映画・演劇の製作配給等を手掛ける企業、東宝が270名の解雇を通告し、撮影所をロックアウト(事務所、工場、店舗等の作業所を一時的に閉鎖[封鎖]して、労働者の就業を拒み、賃金を支払わないことで労働者が起こしたストライキ等の争議行為に対抗するもの)。労組側は、会社の解雇案を拒否し、東宝争議が勃発する。東宝争議は、1946年から1948年にかけて三次に亘り、大手映画製作会社、東宝で発生した労働争議を指す。特に、1948年の第3次争議は大規模なもので、最終的には、撮影所の接収に警視庁予備隊(1957年以降は機動隊に改称されている)、及び、連合国軍の一員として日本の占領業務に当たっていたアメリカ陸軍の部隊までもが出動し、第二次世界大戦後最大の労働争議と言われる。
1949年 - 民俗学研究者の全国的な学会、日本民俗学会が設立される。民俗学の研究と普及、及び会員相互の連絡を図ることを目的として発足しているが、その前身は、1935年に、日本の民俗学研究にあって、その初期に大きな影響を与えた農商務官僚(農商務省[現在の農林水産省と経済産業省の前身]の官僚)・民俗学者の柳田國男の還暦を機に開催された、民俗学講習会に参集した、全国の研究者の要望によって結成された「民間伝承の会」である。日本民俗学会は、市民や社会に対する学会の公共性を推進するために法人化され、2014年11月1日からは、一般社団法人日本民俗学会に移行している。 
1954年 - コメット連続墜落事故: 南アフリカ航空201便墜落事故。イギリスの首都ロンドンを出発して、南アフリカ共和国北東部のヨハネスブルグに向かっていた南アフリカ航空201便デ・ハビランドDH.10コメット1型機が、イタリア半島の西側にあるティレニア海上空で空中爆発し墜落。この事故で、乗客14名と乗員7名の21名全員が死亡する。なお、コメット連続墜落事故は、1950年代中期、世界最初のジェット旅客機であるイギリスのデ・ハビランドDH.10コメット1型機に連続して発生した、構造上の欠陥による航空事故(空中爆発)の総称である。事故原因の調査過程で、最先端の航空機であったコメット機に内在した、当時の航空工学、及び金属工学の分野で未知の領域にあった重大な欠陥が解明される。この事故を契機に、故障の拡大を食い止めるフェイルセーフ思想が発展普及し、その後の航空機の安全性を著しく向上させ、かつ、航空事故の科学的検証手法の雛形が構築される。航空分野に限らず、技術欠陥の防止や事故検証のあり方において、多くの貴重な教訓を残した重要な歴史的事件とされる。
1959年 - 大手出版社、文藝春秋の発行する週刊誌『週刊文春』が創刊される。『週刊文春』は、出版社系週刊誌の老舗とされ、「新聞・テレビが書かない記事」を書く週刊誌というスタンスを取る。政治問題や経済問題、並びに企業の不祥事については、政治家・官僚や実業家の「金」絡みのスキャンダルが中心であるが、直接取上げている記事もある。芸能人のスキャンダル、殺人事件等の社会事件も数多く取上げており、近年では、『週刊文春』にスクープされたことにより社会問題化した、事件や不祥事が増加傾向にある。 
1961年 - 日本放送協会(NHK)テレビで、バラエティ番組『夢であいましょう』が放送開始。生放送の『夢であいましょう』は、日本のテレビ放送初期に作られたバラエティ番組である。番組には毎回毎のテーマが設けられて、これに沿ったショートコントで進行し、その合間に踊りやジャズ演奏、外国曲の歌唱等が挿入される。歌手のコント出演や、コメディアンの歌唱等の企画は、後続のバラエティショー番組の原型となる。 
1970年 - 天六ガス爆発事故。大阪市大淀区(現:大阪市北区)国分寺付近の大阪市営地下鉄(現在は、大阪市が全額出資する新会社、大阪市高速電気軌道[Osaka Metro]による運営へ移管)谷町線天神橋筋六丁目駅工事現場で、地下に露出した都市ガス用中圧管と低圧管の水取器の継手部分が抜け、都市ガスが噴出する。たまたま通り掛かった大阪ガスのパトロールカーが通報し、事故処理車が出動するものの、現場付近でエンストを起こす。処理車はエンジン再始動のためにセルモーターを回すが、その火花にオープンカット方式の覆工板の隙間から漏れたガスが引火して炎上。この時には、騒ぎを聞き付けた野次馬達と大阪ガスの職員、消防士、警察官等が現場に集まっていたが、事故処理車の火が覆工板直下の地下部分に充満していた都市ガスに引火して大爆発を起こす。工事現場の道路上に長さ約200m×幅約10mに亘って約1,000枚が敷設されていた覆工板の殆どが、上に乗っていた人間もろとも吹飛ばされる。結果、死者79名、重軽傷者420名の大惨事となる。家屋の被害は全半焼が26戸、爆風を受けての損壊336戸、やはり爆風で、ドアや窓ガラスが壊れた近隣の家屋は1,000戸以上ともされる。この事故は今なお、「史上最大の都市災害」とされている。
1975年 - ボエジャーズ国立公園が設置される。ボエジャーズ国立公園はアメリカ合衆国中西部、ミネソタ州の北部に位置している。見事な水資源で有名で、カヌー、カヤック、その他のボート乗り、漁師や釣り人に人気がある。 
1978年 - 宇宙開発事業団(NASDA、現在のJAXA[宇宙航空研究開発機構])が実験用放送衛星「ゆり」を打上げる。
1981年 - フジテレビ系列で、テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の放送が開始される。平均視聴率22.7%を記録し、その人気は、同時間帯に放送された民間放送局の番組を次々と終了に追込んでいる。
1986年 - アイドル歌手の岡田有希子が東京都新宿区のビル屋上から飛降り自殺。ウェルテル効果(マスメディアの自殺報道に影響されて自殺が増える事象)により、日本各地で少年・少女の自殺が相次ぐ。 
1988年 - 中国人民解放軍に大きな影響力を及ぼし、最高軍事指導機関となる国家中央軍事委員会の副主席を務めた楊尚昆が、中華人民共和国主席に就任。 
1988年 - 1988年4月8日の大雪。南岸低気圧(概ね毎年1月から4月にかけてよく発生する、日本列島南岸を発達しながら東に進んでいく低気圧で、日本に寒気を運ぶことが多い)と強い寒気の影響で、関東甲信地方では前日からの雨が雪に変わり、季節外れの大雪となる。東京都心では、4月としては歴代2位となる積雪9cmを記録した他、埼玉県秩父で19cm、神奈川県の横浜市でも7cmを観測する。この大雪で、埼玉県で1名が死亡し、東京都や神奈川県等で60名以上が負傷した他、長野県では5,800回線以上に通信障害が発生し、首都圏の交通機関にも大きな影響が出る。 
1993年 - 東ヨーロッパのバルカン半島に位置するマケドニア共和国が国際連合に加盟。 
1993年 - 東南アジアのインドシナ半島南部に位置するカンボジアで、国際連合ボランティアの選挙監視団員、中田厚仁が銃撃され死亡する。 
1994年 - 政権内部の対立や、自身の借入金処理問題(大手運送会社、東京佐川急便からの献金疑惑)等により、細川護熙首相が退陣を表明。「非自民・非共産連立政権」として、国民の大きな期待を背負って誕生した細川護熙内閣は、1年に満たない(約9ヶ月)短命政権に終わる。
2001年 - 福島駅駅ビル衝突事故。福島交通飯坂線福島駅で、飯坂温泉駅発福島駅行き上り列車(7000系、東急7000系の譲渡車両)のブレーキが作用せずホームを通過し、車止めを乗越えて、駅ビル「イーストビル」に突入する。乗客・乗員4名が負傷し、この影響で当該車両は廃車となる。
2014年 - アメリカに本社を置く世界最大のコンピューター・ソフトウェア会社、マイクロソフトのオペレーティングシステム(OS)『Microsoft Windows XP』のサポートが終了する。マイクロソフトが2001年に発表した『Microsoft Windows XP』の登場により、一般市民が初めて安定に動作するオペレーティングシステム(OS)を手軽に入手・利用することができるようになる。『Microsoft Windows XP』は、2008年にマイクロソフトからの出荷が終了しているが、低スペックであるためや、アプリケーションソフトによっては、後継のWindowsに対応していない等の理由から、依然として根強いシェアがあるという。 
2021年 - 日本国内において、1968年に統計を取り始めてから初めて、全国の交通事故による死者が0人となる。