3月28日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

三つ葉の日。
3月28日の「3」と「28」で、「三つ葉(み[3]つ[2]ば[8])」の語呂合せから。三つ葉はセリ科の多年草で、和名の由来は葉が3つに分かれている様子からとされる。北海道から沖縄までの日本各地、及び中国、朝鮮半島、サハリン(ユーラシア大陸の東方 、オホーツク海の南西部にある島)、南千島(太平洋の北東にある列島、千島列島の択捉島以南)等の東アジアに広く分布し、山地の日陰に自生する。高さは40cm程度で、6月から8月に5枚の花弁からなる白い小さな花を咲かせる。葉の形状は卵形で、先が細くなり尖っている。互生(植物の葉が、茎の1つの節に1枚ずつ方向を違えて付くこと)し、3枚からなる複葉である。縁にはぎざぎざとした重鋸歯がある。おひたし(食材に火を通して出汁に浸したもの)や和え物とする他、吸い物や鍋物、丼物の具として広く用いられる。江戸時代から栽培され、今日では、主にハウス水耕栽培したものが周年出荷されており、茎と葉が食用とされる、爽やかな香りが特徴の香味野菜(ハーブ)で、植物に豊富に存在する赤橙色色素の1つ、β-カロテンを多く含む緑黄色野菜である。山菜としては、春から初夏が旬である。野生のものは一般的に、ハウス栽培のものよりも大きく香りも強いが、筋張っているものもある。また、アントシアニン(紫外線やウイルス等の外敵から実[身]を守るために植物が作り出した成分、ポリフェノールの一種で、青紫色の天然色素)を含む、赤色の三つ葉も存在する。 
グリーンツーリズムの日。
大分県宇佐市安心院町に本拠を置き、大分県各地で活動を行なう特定非営利活動(NPO)法人、大分県グリーンツーリズム研究会が2013(平成25)年に制定。グリーンツーリズムとは、農山漁村地域において、自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動のことで、その振興と発展が目的。日付は、大分県宇佐郡安心院町(現在の大分県宇佐市安心院町)で、日本におけるグリーンツーリズムの発祥と言われるグリーンツーリズム研究会が、1996(平成8)年3月28日に発足したことから。日本では、一般にグリーンツーリズムと呼ばれるが、世界的には、アグリツーリズムと呼ばれている。アグリツーリズムとは、都市居住者等が農場や農村で休暇・余暇を過ごすことである。「グリーン」は、緑の意味の他、エコロジー(生態学[生物と環境の間の相互作用を扱う学問分野]的な知見を反映しようとする、文化的・社会的・経済的な思想や活動の一部、又は全部を指す言葉)の意味もあるので、自然環境の他、文化・歴史等を観光の対象としながら、環境の保全性と持続可能性を考慮するツーリズム(旅行、リクリエーションのあり方)、エコツーリズムとは、混同され易いが異なる。「農村民泊」等とほぼ同義で、地域行政では、アグリツーリズムによって都市と農村が交流し、地域振興が図られる。グリーンツーリズムの基本は、農山漁村に住む人々と都市に住む人々とのふれあい、つまり、都市と農山漁村との住民同士の交流である。その媒体としては、体験、産物、生活、文化等、農林水産業を中心とした生活の営みそのものと言える。ヨーロッパが発祥地で、アグリツーリズモ(イタリア語)、ルーラルツーリズム(英語)ともいう。思潮としては、主として18世紀末から19世紀前半にヨーロッパで、その後にヨーロッパの影響を受けた諸地域で起こった精神運動の1つであるロマン主義の影響を受けた民俗学が挙げられる。ロマン主義は、それまでの理性偏重、合理主義等に対し、感受性や主観に重きを置いた一連の運動であり、古典主義(ヨーロッパで、ギリシャやローマの古典古代を理想と考え、その時代の学芸・文化を模範として仰ぐ傾向)と対をなす。民俗学では、農村や地方で残っているという民俗資料が重視された。そこで、しばしば近代化進行によって失われつつあった自然調和の生活が、後に再評価された。ヨーロッパでは、都市の人が農村に長期滞在してのんびりと過ごすというものであるが、日本は、都市と農村の距離が比較的近いこと、長期休暇が取りにくい労働環境のため、日帰りや短期滞在が多い。団体行動を中心とした旅行形態が好まれることや、祝祭日は別として、長期休暇が取りにくいこと等、日本人の価値観・生活様式に合致したグリーンツーリズムが模索されている。このため、敢えて「日本型グリーンツーリズム」と表現することもある。実際の内容としては、農林水産物を介した通じた活動(産直・直売所等)、イベント(ふるさとまつりや農林まつり等)等、従来のものから、農業体験・農村体験(市民農園、田植え・稲刈り、乳搾り等)、学校教育における農村や農業とのふれあい、自然の営みとのふれあいまで、幅広く都市と農山漁村との交流一般を指すことが多くなっている。1992(平成4)年度に農林水産省により、「グリーンツーリズム」という言葉が提唱された。1996(平成8)年度までに、全国205ヶ所をモデル地区として指定し、振興を図った。農林水産省では、グリーンツーリズムを、農山漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動として位置付けている。「滞在型」とは、「周遊型」に対する概念であり、必ずしも宿泊に限定されるものではない。根拠法は、2006(平成18)年5月1日に施行された「農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律(農山漁村余暇法、農村休暇法、平成6年6月29日法律第46号)である。近年、スローフード、スローライフ等、効率万能、規格量産化に疑問を覚える人が増えている。また、生物の営みとのふれあいが希薄となり、自然と人間の係わりが縁遠くなってしまった。そのため、グリーンツーリズムに関心が寄せられている。農山漁村も、地域活性化のため導入を図ろうとしているが、単なる簡易宿泊施設や農産物加工施設等、箱物の整備に終わってしまうケースもある。なお、漁村に滞在する漁村滞在型余暇活動の場合は、「ブルーツーリズム」と呼ばれ、離島や漁村の振興が図られる。海の沿岸や島等に滞在し、海辺ならではの生活体験を通じて、心と体をリフレッシュさせる余暇活動が「ブルーツーリズム」で、海のブルーを象徴に、島国の日本ならではの休暇の過ごし方を提案している。実際の漁労や養殖作業を体験したり、漁業の現場や市場等を見学する「漁業体験」、干物等の加工食品作りを体験したり、汁・鍋・丼等、伝統的な漁師料理を作ったり味わったりする「加工体験・食文化体験」、漁村に伝わる祭りや行事、芸能等の伝統文化に触れる「伝統文化体験」、海岸や磯場で、生物の観察やゲームを楽しんだりする「自然観察体験」等、活動も多彩である。そして、体験の中で現地の人々と交流し、海への理解を深めることも大きな目的とされている。
みつばち保険ファームの日。
来店型保険ショップを全国展開する株式会社VLフィナンシャル・パートナーズ(現在は、東京都豊島区東池袋に本社を置く、みつばち保険グループ株式会社となっている)により、自社の保険ショップブランドである「みつばち保険ファーム」が、2010(平成22)年4月に100店舗の出店を達成したことから、「あなたの保険相談窓口」として、さらなる発展を目指すことを目的に制定。日付は、3月28日の「3」と「28」で、「み(3)つ(2)ばち(8)」と読む語呂合わせから。生命保険、損害保険の隔てなく、複数社の保険商品を取扱う来店型の保険代理店、保険ショップ(ほけんショップ)により、保険会社直販が中心の保険の流通は大きく変化した、とされる。なお、日本初の保険ショップ(ほけんショップ)がオープンした2000(平成12)年3月23日を記念して、「ほけんの窓口」等を展開する株式会社ライフプラザホールディングス(現在のほけんの窓口グループ株式会社)が制定した「ほけんショップの日」は3月23日、「9」と「29」で「ク(9)リニック(29)」と読む語呂合わせから、保険ショップ「保険クリニック」を全国展開する株式会社アイリックコーポレーションが、「保険クリニック」のオープン15周年を記念して制定した「保険クリニックの日」は、9月29日とされている。   
ナッツのミツヤの日。
福岡市南区柏原に所在する豆菓子・ナッツの製造メーカー、株式会社ミツヤが制定。2023(令和5)年で自社が創業75周年を迎えたことを記念すると共に、多くの人に豆やナッツが持つ素材本来の素晴らしさと、自社の歴史が培った確かな技術を融合させ、これまで誰も経験したことがないような「驚き」を届けることが目的。日付は、「ミ(3)ツ(2)ヤ(8)」の語呂合わせから3月28日を記念日としたもの。