3月17日 できごと その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1984年 - 鹿児島県日置郡伊集院町(現:鹿児島日置市)の伊集院駅から、鹿児島枕崎市の枕崎駅までを結んでいた鹿児島交通枕崎線(路線距離49.6km、通称:南薩線)が、この日限りで廃止。 
1985年 - 筑波研究学園都市で、国際科学技術博覧会(つくば科学技術博)が開幕。9月16日まで。国際科学技術博覧会(略称:科学万博)は、主に茨城県筑波郡谷田部町御幸が丘(現:茨城県つくば市御幸が丘)で、9月16日までの184日間にかけて行なわれた国際博覧会で、筑波研究学園都市のお披露目を兼ねたものである。「人間・居住・環境と科学技術」を博覧会統一主題(いわゆる「テーマ」)とし、日本を含む48ヶ国と37の国際機関が参加。総入場者数は2,033万4,727名で、当時の特別博覧会史上最高入場者記録となる。因みに、1996年までは、国際博覧会は、大きくは「一般博」と「特別博(国際博)」の2種類に分けられており、日本では、この国際科学技術博覧会(つくば科学技術博)が「特別博(国際博)」が該当する。1996年の「2005年愛知万博」は、申請(立候補)時までは新条約が発効できておらず、大規模で総合的な「登録博覧会(登録博)」と会期と規模、テーマに制限が付く「認定博覧会(認定博)」の2つである新しい分類が採用された国際博覧会条約改定前の「特別博(国際博)」に区分されたが、「登録博覧会(登録博)」にも登録されている。また、1990年の「国際花と緑の博覧会(花の万博)」は、国際園芸家協会認定による「大国際園芸博覧会」であり、国際博覧会(特別博)として博覧会国際事務局(BIE)が自動承認したものである。
1987年 - 大手ビールメーカー、アサヒビールが『アサヒスーパードライ』を地域限定で発売開始。『アサヒスーパードライ』は、同時代の日本で販売されていたビールに比べ、苦味を抑え、甘さも少なくしたビールである。甘さを少なくしたことで、それまで主流であったアルコール度数4.5%と比べて、0.5%高い5.0%となっている。また、苦くてコクがあるビールよりも、キレのあるビールを目指して開発されている。使用する麦芽をぎりぎりまで減らして副原料を使うことで、すっきりした味を実現。アサヒビールは、この味を「ドライ」という言葉で表現している。『アサヒスーパードライ』の登場で、日本のビール市場にドライビールというジャンルが定着する。また、日本のビール業界で発生したドライ戦争の引き金となったビールである。1996年6月、『アサヒスーパードライ』はキリンビールの『キリンラガービール』を抜いて月間シェアNo.1の座に付く。1997年には年間シェアもNo.1となり、1998年の年間シェアでは『キリンラガービール』と『キリン一番搾り生ビール』のシェアを合計したよりも多くのシェアを獲得する。2011年には1989年以来、23年連続で年間販売数量1億箱を突破している。発売当初から、基本的な味・パッケージの変更は行なっていない。『アサヒスーパードライ』の登場で、日本のビール市場は拡大された、とも言われている。日本のビール市場は、アサヒスーパードライ発売前の1986年と1990年では、約32%も成長している。1949年、大日本麦酒(第二次世界大戦前、市場占有率が約7割となっていたビールメーカー)の分割により設立されたアサヒビールは、分割後は主に西日本で展開し、1954年から1960年まで、日本のビール市場占有率で2位を維持していたが、1961年に3位になって以降、シェア低下傾向が続き、1980年代前半から中盤は4位寸前の低迷期に陥る。しかし、外部出身の社長主導による社内改革の進展や、現在も主力商品となっている『アサヒスーパードライ』の発売以降、驚異的に経営状態を回復して1988年には2位となり、1998年にはビール単独、2001年には、ビール類(ビールと発泡酒の合計)市場におけるシェアで1位となっている。 
1988年 - 東京都文京区後楽にある東京ドームで、落成式が行なわれる。東京ドームは、後楽園球場の実質的な代替球場として後楽園競輪場の跡地に開場した、日本初の全天候型球場である。建物の高さは56.19m、階数は地上6階・地下2階、建築面積は46,755平方m、容積は約1,240,000立方m。東京では、建物・場所等の面積や大量の物の体積・容積を表現する際に、「東京ドーム何個分(何杯分)」という表現が使われることもある。夜間にはライトアップされている。野球の他にも、格闘技・プロレスの興行やコンサート、商品の展示会等も行なわれている。多目的ホールとして、1990年代半ばまでは首都圏最大級の規模であり、東京中心部のランドマークとして、存在感も大きかったことから、主に関東域外の地方自治体や観光協会が開催する地方物産展等の物販催事、大手企業の新製品展示会等、いわゆる見本市会場的な用途としても、コンスタントな需要があったが、東京ドームでコンサートをする場合、音がかなり籠るために、スピーカーの設置等には注意を要する。コンサートで利用する場合、「消防法(昭和23年7月24日法律第186号)」と警視庁からの指導、及び、観客の転落防止のため、2階席と外野席の最前列(1列目)は、緩衝地域となり、原則として客席として利用できない。但し、近年は、一部の公演で客席として使用する場合がある。演奏は、近隣住民の騒音への配慮により、原則として午後9時30分(年末のカウントダウン公演は、午前0時30分)以降は音を出さない。それでも、終演が規定時刻を超過した公演もある。   
1991年 - 北ヨーロッパに位置するフィンランドで総選挙が行なわれる。エスコ・アホ率いる中央党が議席を増やし、第1党となる。 
1992年 - 南アメリカ南部に位置するアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスにあるイスラエル大使館で自爆テロ事件が発生し、29名が死亡する。 
1999年 - 安室奈美恵実母殺害事件。沖縄県国頭郡大宜味村で、歌手の安室奈美恵の実母が、義弟(安室奈美恵の叔父に当たるが、安室奈美恵の実母の再婚相手の実弟であるため、安室奈美恵との血縁関係はない)に車で轢かれた後、ナタで殴られる事件が発生。実母は病院に搬送されたが死亡が確認される。殺害を犯した義弟は、事件から約4時間後に山中で死亡しているところを発見される(農薬による服毒自殺とされる)。
2003年 - アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュによる、イラク大統領サッダーム・フセインへの最後通牒演説。 
2004年 - コソボ暴動。形式的にはセルビア領でありながら国際連合コソボ暫定行政ミッション(UNMIK)の統治下にあったコソボ(ヨーロッパ南東部にあるバルカン半島中部の内陸部に位置する地域、コソボ・メトヒヤ自治州で、2008年に独立を宣言してコソボ共和国を名乗る)で暴動が発生。少なくとも8名が死亡する。 
2008年 - アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州の知事エリオット・スピッツァーが、売買春スキャンダルのため辞職する。
2011年 - リビア情勢(政治社会的要求を掲げた大規模な反政府デモを発端とする武装闘争、2011年リビア内戦による混乱)に関して、「国際連合安全保障理事会決議1973」が採択され、北アフリカに位置するリビアにおける停戦の即時確立を要求し、文民を保護する責任を果たすために、国際社会によるリビア上空の飛行禁止区域の設定と、外国軍の占領を除いたあらゆる措置を講じることを加盟国に容認する。
2018年 - 国鉄コキ50000形貨車が運用終了。国鉄(日本国有鉄道、現在のJRグループ)がフレートライナー輸送(1965年、イギリスにおいて採用された新輸送方式で、貨物基地にトラックで集められたコンテナを、目的地まで直行便貨物列車で運搬し、さらに、トラックで戸口まで届ける合理化輸送方式)用として、1971年度から1976年度にかけて製作した貨車(コンテナ車)、国鉄コキ50000形貨車は、1976年までに3,631両が製作され、輸送体系の変遷により種々の改造を受けながらも、後発のコキ100系コンテナ車と共に、広汎に使用される。国鉄コキ50000形貨車の老朽取替を目的とする次世代標準車として、コキ107形貨車が開発され、2008年から2017年までに量産車の2,162両が製作される。2018年3月17日のダイヤ改正をもって、コキ50000形貨車のコキ107形貨車との取替が完了している。