3月13日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

サンドイッチデー。
3月13日は、「1」が「3」で挟まれている(サンド1 = サンドイッチ)ことから。この日とは別に、サンドウィッチの生みの親とされるイギリスの貴族で政治家、第4代サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギューの誕生日であり、また「いい(11)サン(3)ド」の語呂合せでもある11月3日が「サンドウィッチの日」となっている。サンドイッチ(サンドウィッチ)は、パンに肉や野菜等の具を挟んだり、乗せたりした料理のことで、アイスクリーム・サンドイッチのように、パン以外の素材に具を挟んだものを指す場合もある。日本においては、具材の名称を前に付して「○○サンド」の略称で呼ばれることがある。食べる時に、食卓やカトラリー(フォークやナイフ)(或いは箸等)を必要とせず、手で掴んで簡単に食べられるので重宝されている。欧米では、職場や外出先で食べる昼食(弁当)として自宅で作って、紙袋に詰めて持参したり、ピクニック等に持って行くことが多い。サンドイッチ店もあり、ファーストフードの一種としても食べられている。列車の車内食や、航空機の機内食として提供されることもある。様々なタイプがあり、また、様々な分類がされており、スライスされた2枚のパンで挟んだタイプと比較しつつ、具を挟まずにパンに乗せただけのタイプは「オープン・サンドイッチ(オープンサンド)」と呼ばれる。細切りした耳なし食パンに、薄切りにした具を乗せ、端から円筒状に巻いたものは、「ロール・サンドイッチ(ロールサンド)」と呼ばれる。棒状(長楕円状)のパンを厚く2つにスライスして具材を挟んだものは、潜水艦に見立てられて「サブマリン・サンドイッチ(サブ)」と呼ばれている。また、温かく(或いは熱く)調理したものは「ホット・サンドイッチ(ホットサンド)」に分類されることがあり(フランスのクロックムッシュ[トーストの一種]や、専用器具で両面を焼いたもの等がある)、それに対して、冷たいパンや具材だけで作るサンドイッチを「コールド・サンドウィッチ」と分類することがある。バリエーションとして、パンに具材を挟んだものに溶き、卵を絡めて油で揚げたモンテクリスト・サンドイッチ(グリルドサンドイッチとフレンチトースト[溶いた鶏卵と牛乳等の混合液をパンに染込ませ、フライパン等で焼き直したもの]を一緒にしたようなサンドイッチ)等もある。日本では、食パンから耳を切落とした柔らかい部分等、柔らかいパンを使ったタイプ(イギリスの幾つかあるタイプの1つに倣ったもの)が主流である。サンドイッチの調理法に因んで、両側から挟まれた状態を「サンドイッチ(された)」ということがある。このことから派生して、広告を書いた板に挟まれた格好で街中で宣伝を行なう者を「サンドイッチマン」と呼ぶ。また、プロレスのタッグマッチで、前後から相手選手を挟む連係攻撃を「サンドイッチ(式)○○」と呼ぶ。経済分野でも例えば、日本、中国の両経済大国の間に位置し、低賃金の中国、高い技術力の日本の間に挟まれた状態で身動きが取れない韓国経済の状況を「サンドイッチ論」と称することがある。なお、英語では「sandwich」を「sand.」と略すことはあるが、日本のように「サンドする」「○○サンド」の意味で「sand」を使うことはなく、いずれの意味でも「sandwich」を用いる。ヨーロッパの街角では、サンドイッチ店であることを明示した店舗も多い。短時間で、比較的安価に食事ができるため、重宝がられている。コーヒー店等も兼ねていることが多い。アメリカ合衆国では、デリカテッセンの主力商品の1つである。デリカテッセン(英語: Delicatessen、ドイツ語: Delikatessen)は、サンドイッチや持帰り用の西洋風惣菜を売る飲食店である。ラテン語(ギリシャ語と並んで西欧の古典語で、古代ローマ帝国の公用語であり、中世から近代の初めに至るまで、カトリック教会を中心とする全ヨーロッパの知識層の、言わば共通の文語として用いられた)のデリカトゥス(delicatus)を祖とし、ドイツ語で「美味しいもの」を意味するデリカテッセ(Delikatesse)の複数形であり(英語においては、ドイツ語からの借用語である)、そこからデリカテッセンを売る商店という意味が派生した。デリカテッセンで扱われる食品は、ハム、ソーセージ、チーズ、パン、オリーブ、サラダ等が主で、量り売りであることが多い。デパートやスーパーマーケット内部のデリカテッセンコーナーである場合と、独立した商店である場合がある。アメリカ合衆国では、独立したデリカテッセンは、ソフトドリンク、低アルコール飲料(ビール等)、生活雑貨等も取扱っており、コンビニエンスストアの役割も果たしている。注文に応じてサンドイッチを作ってくれる店舗が多く、店舗内に飲食設備を設けて、ファスト・フード店、又は、カジュアルレストランとなっているところも多い。高級なデリカテッセンでは、ワイン、パテ、キャビア、フォアグラ等、グルメ食品等も扱い、ヨーロッパでは、むしろグルメ食品店として機能している。カナダとオーストラリアでは、アメリカ風とヨーロッパ風、両方のデリカテッセンが見られる。日本においては、コンビニエンスストア向けに、作り置きの調理済みおかずを製造する会社(○○デリカ等の社名のデリカは、デリカテッセンから来ており、コンビニエンスストア向けでは弁当の製造も行なっていることがある)、スーパーやデパートのそれらを提供する部門、又は、そこで提供される商品を指す用例が多く見られる。近年は、欧米に似た惣菜の販売や、店内飲食を主な業とする店舗も見られる。語義的には、洋風惣菜を指すことになるが、店頭では和洋中の商品が区分されずに売られる場合も多く、日本では、惣菜とほぼ同義となっている。人気の店の中には、チェーン店化に成功しているところもあり、その内の幾つかは、日本にも進出している。日本で生まれたサンドイッチチェーン店もある。1992(平成4)年には、日本にアメリカのファーストフードチェーン店であるサブウェイが進出した。サブウェイは、サブマリンサンドイッチという長楕円形のサンドイッチを主力商品としており、ハンバーガーを主力商品として、世界規模で展開するファーストフードチェーン店であるマクドナルドの店舗数を上回る、世界最大の飲食店チェーンでもある。サブウェイのサンドイッチのパンは、棒状の(長楕円状の)パンを厚く2つにスライスしたもので、アメリカではありふれていても、日本では一般的ではなかったタイプであった。客が具材を指定し、自分好みのサンドイッチを目の前で店員に作ってもらえるのも、日本人にとって新しい体験であった。その後、同チェーン店が増えるにつれ、日本でもそうしたタイプのサンドイッチが次第に定着した。ビジネス街に進出したサブウェイは、忙しいビジネスマンに手軽な昼食の選択肢を増やしたとされる。開業当初は全席禁煙であったが、1992(平成4)年には喫煙席を設置し、当時の店頭には、「喫煙席を設置しました」と堂々と掲示していた。2017(平成29)年現在でも、一部店舗を除いて喫煙席は設置されており、禁煙席とは特に仕切られていないことが多い。なお、喫煙席があるのは日本のみである。日本では、大手飲料メーカーグループのサントリーホールディングスが、子会社として日本サブウェイ株式会社を設立し、1991(平成3)年にアメリカのサブウェイ社とマスターフランチャイズ契約を締結し、直営店、フランチャイズ加盟店の両輪で展開していた。2016(平成28)年3月末でフランチャイズ契約が切れることから、サントリーホールディングスでは、日本サブウェイ株式の65%をサブウェイのオランダ法人に売却した。以後、日本国内展開についてはサブウェイ本社の直轄となるが、サントリーホールディングスも、飲料の納入等での関与を続けるため株式の一部保有は続け、出向している経営陣も、一部残留した。しかし、2018(平成30)年3月に残りの株式も全て売却し、サントリーホールディングスは、日本サブウェイの経営から完全に撤退した。2021(令和3)年12月1日現在、47都道府県の内、サブウェイが出店していない県は、福島県・新潟県・群馬県・岐阜県・福井県・京都府・島根県・鳥取県・徳島県・香川県・愛媛県・佐賀県・長崎県の13県である。鳥取県は唯一、過去に一度も出店したことがない。