3月10日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

水戸の日。
3月10日の「3」と「10」を、「水戸(み[3]と[10、十])」と読む語呂合せから。茨城県の中部に位置する県庁所在地、水戸は徳川御三家(徳川将軍家に次ぐ地位を持っていた3家)の1つ、水戸徳川家所縁の地として、水戸黄門(常陸国水戸藩第2代藩主徳川光圀の別名称で、世直しのため日本各地を漫遊した、という創作物語の題名でもある)や梅の名園でもある日本庭園『偕楽園』で知られる。なお、国の史跡、及び名勝に指定されている『偕楽園』に隣接する千波湖周辺の拡張部を含めた「偕楽園公園」は、都市公園としてアメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州ニューヨーク市のセントラルパークに次ぎ、世界第2位の面積を持っている。また、水戸では、明治時代以降は納豆の生産が盛んになり、「水戸納豆」として親しまれ、納豆に因んだ料理や土産の販売、納豆早食い世界大会も開かれている。水戸市中心部を含む市域の大部分は、旧茨城郡(1878[明治11]年より東茨城郡)であり、茨城県の名称は、県庁が茨城郡水戸に置かれたことに由来する。なお、市域の一部に旧那珂郡域を含む。市内には、関東地方第3の大河で、関東随一の清流として知られる那珂川が流れ、那珂川周辺部は低地であるが、それ以外は概ね台地である。また、日本初の水道専用ダムの楮川ダムがある。水戸市の上水道は、明治時代以降、那珂川から直接取水していた。しかし、那珂川が渇水になると、下流から海水が遡上するために不安定に陥ることが度々あった。また、人口の増加に伴ない、水需要の確保が要求され、那珂川水系の多目的ダム(治水や利水等、複数の機能を兼備したダム)、藤井川ダムの他に、新たなる水源を確保する必要に迫られた。そして、水戸市水道部によって1980(昭和55)年より計画され、1985(昭和60)年、主にコンクリートを主要材料として使用し、コンクリートの質量を利用して、ダムの自重で水圧に耐えることが特徴の重力式コンクリートダム、楮川ダムが完成した。ダム左岸には楮川浄水場が建設され、水戸市に上水道を供給している。 
佐渡の日。
1998(平成10)年に佐渡観光協会(新潟県佐渡市両津夷に事務本部を置く、現在の一般社団法人佐渡観光協会)が制定。日付は、3月10日の「3」と「10」を、「佐渡(さ[3]ど[10、十])」と読む語呂合せから。一般社団法人佐渡観光協会では、この日を中心に「さどの日キャンペーン」を実施しており、3月の土・日・祝日にかけて、協賛の宿泊施設に泊まると、宿泊料金を始め、船・バス・レンタカー・タクシー・観光施設・土産店等を割得な料金で利用することができる。佐渡島は、新潟県西部に位置する周囲262.7kmの島で、その全域が新潟県佐渡市である。本州等の主要4島と北方領土を除く日本の島の中で、沖縄本島に次ぐ面積を持ち、日本海側では最大の島となる。カタカナの「エ」、又は、アルファベットの「S」の字形に似た、特徴的な形の島である。佐渡島全体としては、佐渡島沖を暖流の対馬海流が流れている影響から、冬は新潟県の本土側に比べて、気温が1℃から2℃程度高く、積雪は少ない。西廻り航路が開かれ、西日本や北陸の文化が伝わってきたこと、また、配流者が伝えた文化も含めた貴族文化や武家文化、町人文化が一体となって、佐渡島特有の文化を形成していったと言われる。日本の伝統芸能の1つ、能が有名で、江戸時代には200を超える能舞台があり、現在も30余りの能舞台が残っている。人口当たりの能舞台数は、江戸時代も現在も、全国一となっている。佐渡金山は、最盛期には国内一の金産出量を誇っていたが、江戸時代の終わり頃から衰退し、1951(昭和26)年に商業採掘は終了したため、現在では金の採掘は行なわれていない。残された多くの史跡や博物館等の資料館で、当時の様子を窺い知ることができる。農業は米作りを中心に、おけさ柿、ル・レクチエ(西洋梨)、リンゴ等の果樹栽培が盛んで、畜産業では、古くから幻の牛と言われる佐渡牛がある。漁業では、カニ、エビ、イカ、ブリ、マグロ等、様々な種類の魚介類が水揚げされる他、加茂湖や真野湾で育てられる牡蠣や、日本海の荒波が育んだアワビ、サザエ、海藻類等、まさに海産物の宝庫となっている。 
横浜三塔の日。 
神奈川県横浜市、及び神奈川県を中心とする産業・技術等の情報資源や、歴史的・文化的資源を活用し、国内外からの観光客の 誘致・コンベンションの誘致、及び開催支援等を行なうことにより、横浜市、及びその周辺地域における観光・コンベンションの振興を図ることを目的として設立された、財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー(2011[平成23]年に公益財団法人へ移行)が2007(平成19)年に制定した。日付は、3月10日「3」と「10」を、「三塔(さん[3]とう[10、十])」と読む語呂合せから。神奈川県横浜市中区の関内地区にあるキングの塔(神奈川県庁本庁舎、高さは約49m)、クイーンの塔(横浜税関、高さは約51m)、ジャックの塔(横浜市開港記念会館、高さは約36m)は、地元では「横浜三塔」と呼ばれ、横浜港のシンボルとして長年市民に親しまれている。この日の前後に、ジャックの塔(横浜市開港記念会館)を中心として、三塔で連携したイベントが開催され、記念コンサートや普段は非公開のジャックの塔(横浜市開港記念会館)に登るツアー等が実施される。都市開発が進んだことによって、周りにビルが建ち、目立ちにくくなってしまったが、建った当時は他に目立つものはなく、横浜港に入港してくる船の目印になっていた。塔の愛称は、入港する船の外国人船員達がトランプのカードに例えて名付けたと言われている。現在では、この三塔を同時に見ることのできるスポット(神奈川県庁の正面、横浜赤レンガ倉庫、大さん橋国際客船ターミナル)を全て廻ると願いが叶う、という都市伝説があるとされ、これを「横浜三塔物語」という。
たけのこの里の日。
東京都中央区京橋に本社を置き、乳製品やチョコレート菓子「たけのこの里」等、さまざまな食品を発売する大手食品会社、株式会社明治が2017(平成29)年に制定した。1979(昭和54)年の発売以来、チョコレートとクッキーを組合わせた絶妙な食感と、美味しさで愛されてきた「たけのこの里」から、多くのファンに感謝の気持ちを伝える日。日付は、「たけのこ」の旬が3月からで、「3」と「10」で「里(さ[3]と[10、十])」と読む語呂合わせから、3月10日となった。なお、同じ株式会社明治が制定した、「たけのこの里」の姉妹商品「きのこの山」の記念日、「きのこの山の日」は、チョコレートの部分を縦に2つ並べると「8」に、クラッカーの部分を2つ横に並べると「11」になることと、国民の祝日の「山の日」に合わせて、「山」の名前が付く商品に親しんでもらいたいからとして、8月11日に設定されている。「たけのこの里」の中身はクッキーで、外側にチョコレートのコーティングが掛かっており、このチョコレートは、ミルクチョコレートとビターチョコレートの二層になっている。「きのこの山」と比べ、内容量は若干少ない。また、「きのこの山」に比べ、一粒のチョコレートの量は若干少ない。箱の外側には、竹やぶのある農村風景が描かれている。姉妹品である「きのこの山」と「たけのこの里」は、どちらが人気があるのかが、しばしば競われる。「きのこの山」の方が売上げが多い、という調査結果もあるが、「たけのこの里」の方がよく売れている、という調査結果もあり、定かではない。なお、2015(平成27)年11月に行なわれた、大手通販サイト「Amazon.com」での売上げを競うイベントでは、「たけのこの里」が勝利した。
クラシアンの日。
神奈川県横浜市港北区新横浜に本社を置き、水道(上水道・下水道)全般の工事・修理・リフォームを行なう企業で、一般には水周りの緊急メンテナンス業者として知られている、株式会社クラシアンが制定。1991(平成3)年3月に創業した株式会社クラシアンは、「水のトラブルはクラシアン」を掲げ、水周りの緊急メンテナンス業を中心に活動している。テレビでCMを流している、水周り緊急駆付けの修理業者、というイメージが強いため、意外に知られていないが、便器や浴槽・洗面台の交換等、水道設備のリフォームや法人向けサービスも行なっており、一般の水道業者のサービスを提供している。社名の由来は、「くらしに安心を提供できる企業」を略したものである。2016(平成28)年の創業25年の節目に、「水のトラブルを解決する会社」であることを、より多くの人に広めることが目的。日付は、3月10日の「3」と「10」で、「水(み[3]ず)のト(10、十)ラブル」と読む語呂合わせから。株式会社クラシアンは、24時間受付・365日対応で、水まわりのトラブルにすぐに駆け付け、解決してくれる。