3月7日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1948年 - 「警察法(旧法、昭和22年12月17日法律第196号)」、及び「消防組織法(昭和22年12月23日法律第226号)」が施行される。 
1949年 - ドッジ・ライン(日本経済の自立と安定とのために実施された、財政金融引締め政策)が発表される。ドッジ・プランとも呼ばれるドッジ・ラインは、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)経済顧問として訪日した、銀行家のジョゼフ・ドッジが立案、勧告したもので、第二次世界大戦後の物価高騰(インフレーション[インフレ])、及び国内消費の抑制と輸出振興を軸としている。インフレーション(いわゆる「戦後インフレ」)は収まったが、逆にデフレーション(デフレと略される、物価が持続的に下落していく経済現象)が進行し、失業や倒産が相次ぐ「ドッジ不況(安定不況)」が引起こされる。1950年7月6日、東京証券取引所の修正平均株価(現:日経平均株価)は、算出来の安値となる85.25円を記録したが、これは現在に至るまで史上最安値となっている。 
1951年 - 王子朝鮮人学校事件。東京都北区にある東京都立朝鮮人中高等学校(現在の東京朝鮮中高級学校)で、群集が警官隊と衝突する。警察側はこの事件で、28名が重軽傷を負っている。
1965年 - 公民権運動: 血の日曜日事件。アメリカ合衆国南部、アラバマ州セルマで公民権運動のデモ隊が、州知事の命令により武力で鎮圧される。 
1970年 - 神奈川県鎌倉市の大船駅から藤沢市の湘南江の島駅までを結ぶモノレール路線、湘南モノレール江の島線(路線距離6.6km)が開業。湘南モノレール江の島線は、三浦半島の付け根付近にある丘陵地帯を貫き、古都・鎌倉市街を経由せずに、大船と藤沢市片瀬地区を短絡する、沿線から東京方面への通勤と、沿線への通勤の両方の需要がある通勤路線となっている。大船駅と湘南江の島駅の両終端駅には、駅員が常駐して自動改札機が設置され、途中駅の湘南町屋駅や西鎌倉駅には、自動改札機と自動精算機が設置されているが、乗降客数が比較的多いにも係わらず、現状では、路面電車の停留場に似た簡素なものが殆どである。
1971年 - 国鉄(日本国有鉄道、現在の東日本旅客鉄道[JR東日本])長野原線を吾妻線(あがつません)に改称し、長野原駅(現在の長野原草津口駅) - 大前駅間(13.3km)が延伸開業し、全通する。吾妻線の沿線には、草津温泉や四万温泉、沢渡温泉、川原湯温泉、尻焼温泉等、温泉が多く存在し、東京(上野駅)から直通の特急が運行されている。また、普通列車も全て、上越線経由で新前橋駅、又は高崎駅から直通している。
1971年 - 国鉄(日本国有鉄道、現在の東日本旅客鉄道[JR東日本])が、山手線の読み方を「やまのてせん」に統一する。山手線の読み方は「やまのてせん」であり、第二次世界大戦前も「やまのてせん」と読んでいたが、第二次世界大戦終戦直後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指示により、鉄道施設や道路標識等にローマ字併記が進められた際、山手線には、国鉄部内での通称であった「ヤマテ」につられ、「YAMATE = Loop = Line」とローマ字を振ったことがきっかけとなり、その後は、「やまてせん」という読み方が一般に定着してしまう。群馬県内の吾妻線(あがつません)が開通したことでから、吾妻線が「あづません」と読まれないようにするため、国鉄では、全路線の線路名称にふりがなを付けることを決定する。山手線には「やまてせん」ではなく「やまのてせん」というふりがなを振り、吾妻線が大前まで開通した1971年3月7日から実施する。国鉄当局が「やまてせん」ではなく「やまのてせん」を選択し、復活させた理由は、線名の由来・発祥からして、「やまのてせん」の方が伝統的に正しいことと、神奈川県横浜市西区の横浜駅から、磯子区の根岸駅を経て、神奈川県鎌倉市の大船駅を結ぶ根岸線に、山手駅(やまてえき、1964年5月開業)が存在していたことによる、混同を避けるためである。 
1972年 - 連合赤軍山岳ベース事件(日本の新左翼[急進的な革命を志向した左翼的な政治運動]組織、連合赤軍による同志に対するリンチ殺人事件)で、警官隊により最初の遺体が発見される。 
1977年 - 第1回アラブ・アフリカ首脳会議が、アフリカ大陸北東部に位置するエジプトの首都カイロで開催される。 
1980年 - 多くの文化人に「現代を象徴するスター」として語られた、歌手・女優の山口百恵が、俳優の三浦友和との婚約と引退を発表。
2001年 - 陸軍軍人・政治家のアリエル・シャロンが、中東のパレスチナに位置するイスラエル国の首相に就任。 
2007年 - イギリス庶民院(イギリスの議会を構成する議院の1つで、下院に相当する)で、貴族院(イギリスの議会を構成する議院の1つで、上院に相当する)に選挙制導入を求める決議案を可決する。 
2011年 - 「政治資金規正法(昭和23年7月29日法律第194号)」違反(在日外国人からの献金)のため、外務大臣前原誠司が辞任。
2013年 - 沖縄県石垣市に、新石垣空港が開港する。新石垣空港は、石垣島東部にある地方管理空港である。愛称は「南ぬ島 石垣空港(ぱいぬしま いしがきくうこう)」。滑走路が石垣空港(第二次世界大戦中に造られた海軍飛行場を基にしていた旧港)より500m長い2,000mとなったことで、中型ジェット機の離着陸が可能となり、首都圏や関西圏への直行便の運航が可能になる。
2014年 - 『あべのハルカス』が全面開業。『あべのハルカス』は、大阪市阿倍野区阿倍野筋に立地する超高層ビルで、阿部野橋ターミナルビルの中核を担っている。地上60階建て、高さ300mで、現時点では日本で最も高い超高層ビルであると同時に、日本初の「スーパートール」(高層ビル・都市居住協議会[CTBUH]の基準による300m以上の超高層建築物)である。また、日本国内の構造物としては、東京スカイツリー (634m)、東京タワー (332.6m) に次ぐ3番目の高さ(西日本で最も高く、全国においても、東京23区以外で最も高い)である。なお、高層ビル・都市居住協議会(CTBUH)基準では、居住構造物のみを「建築物」と定義しているため、電波塔である東京スカイツリーや東京タワーは「スーパートール」には当たらない。ビル名称の「ハルカス」は、古語の「晴るかす」に由来しており、平安時代に書かれた歌物語(和歌に纏わる説話を集成した、物語文学の総称)『伊勢物語』の第九十五段では、「いかで物ごしに対面して、おぼつかなく思ひつめたること、すこしはるかさん」という一節が記されている。この言葉には、「人の心を晴れ晴れとさせる」という意味があり、ビルの上層階から晴れやかな景色を見渡して爽快感を味わえることや、多彩で充実した施設で来訪者に心地よさを感じてもらいたい、という思いが込められている。2023年11月24日、東京都港区麻布台に所在する麻布台ヒルズ森JPタワー(地上高325m)が開業し、日本一高い超高層ビルとなる。
2015年 - 首都高速中央環状線が全線開通。首都高速中央環状線は、東京都品川区の大井JCTから渋谷区・中野区・新宿区・豊島区・板橋区・北区・足立区・葛飾区を経由して江戸川区の葛西JCTに至る、首都高速道路の路線である。起点側から、中央環状品川線(大井JCT - 大橋JCT間)・中央環状新宿線(大橋JCT - 熊野町JCT間)・中央環状王子線(板橋JCT - 江北JCT間)・東側区間(江北JCT - 葛西JCT間)の4つの区間から構成されている。副都心とのアクセス、及び各放射線の中央付近を接続する役割を担う。また、都心から約8km圏内の、渋谷・新宿・池袋等の副都心エリアを環状に連絡すると共に、放射道路を相互に連絡する、首都圏の3環状9放射の一番内側の環状道路(東京外環自動車道・首都圏中央連絡自動車道と共に、3環状の1つ)と位置付けられている。