3月7日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

未成年者喫煙禁止法制定の日。
1900(明治33)年3月7日、満20歳未満の者の喫煙禁止を目的とする法律「未成年者喫煙禁止法(明治33年3月7日法律第33号)」が制定された。法が独自に年齢を定めているので、「民法(明治29年4月27日法律第89号)」の成年年齢に依存しない(民法改正の影響を受けない)、独立規定型の法律となっている。1899(明治32)年12月、「幼者喫煙禁止法案」が衆議院に提出されたが、法案は4つの条文と附則からなっており、第1条は「十八歳未滿ノ幼者ハ煙草ヲ喫スルコトヲ得ス」と規定していた。委員会審議を経て、法案は衆議院の段階で修正が行なわれ、「十八歳未満ノ幼者」が「未成年者」(提出・制定当時は20歳以上)と改められ、法案の名称も「未成年者喫煙禁止法」となり制定された。1947(昭和22)年には「民法」改正(「民法の一部を改正する法律[昭和22年12月22日第222号]」)に伴ない、第1条の「未成年者」が「満二十年ニ至ラサル者」と改められた。その後は、長らく改正がなかったが、『未成年者』の喫煙は、飲酒と並び、青少年の非行の温床になるという懸念等を背景に、取締りを強化することを目的に、満20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律、「未成年者飲酒禁止法(大正11年3月30日法律20号)」と共に、2000(平成12)年、2001(平成13)年の2度に亘って、相次いで改正された。2000(平成12)年に制定された「未成年者喫煙禁止法及び未成年者飲酒禁止法の一部を改正する法律(平成12年12月1日法律第134号)」では、罰金の最高額が50万円に引上げられ、対象が販売行為者のみから、経営者、経営法人、役員、従業員等へと拡大され、さらに、販売者は「未成年者」の喫煙の防止に資するために年齢の確認その他必要な措置を講じるものとされた。日本内外での公共スペースでの禁煙対策の広がり、国内における未成年者の喫煙に対する防止対策への要求の高まり等から、業界団体では、1996(平成8)年4月より自主規制として、深夜・早朝(23時から5時)の自動販売機での販売を停止する対策を行なってきた。なお、2008(平成20)年8月より、「たばこ自動販売機専用」の電子マネー機能付き成人識別カード、「taspo」による自動販売機認証が全国に導入されたことから、自主規制が販売店の判断によって廃止されることが委ねられ、「taspo」搭載のたばこ自動販売機では、24時間稼働の自動販売機での販売が開始されている。厚生労働省、財務省、警察庁等、関係各省庁は、それぞれ、年齢確認以外にも、未成年者の喫煙防止のための措置(ポスター・ポップの掲示、年齢確認機能付きの新型自動販売機[成人識別自動販売機]の設置等)を行なうこと等、コンビニエンスストア、百貨店、スーパーマーケット等の業界団体に対して、指導を続けている。これを受けて、それぞれの業界団体は、未成年者の喫煙防止の各種キャンペーンを行なっている。なお、2018(平成30)年6月13日、「民法(明治29年4月27日法律第89号)」の成年年齢を20歳から18歳に引下げること等を内容とする「民法」改正が成立し、「民法の一部を改正する法律(平成30年6月20日法律第59号)」として公布され、2022(令和4)年4月1日以降は、満18歳で成年となるため、基本的に「民法」上の未成年者は、満18歳に達しない者(満17歳以下)となる。「未成年者喫煙禁止法」や、満20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律、「未成年者飲酒禁止法(大正11年3月30日法律20号)」での「成年の定義」を、「民法」に準拠して変更することには、慎重な意見もある。 
サウナの日/サウナ健康の日。
東京都千代田区九段南に事務局を置き、サウナ、及びスパに関係する調査研究、サウナとスパの正しい知識の普及等を行なっている日本サウナ・スパ協会(1990[平成2]年に社団法人日本サウナ協会として設立され、2006[平成18]年には社団法人日本サウナ・スパ協会と改称し、さらに、2012[平成24]年より、公益社団法人日本サウナ・スパ協会となっている)が制定した。サウナで疲れている人々に、健康な生活を送ってもらうことが目的。日付は、3月7日の「3」と「7」で、「サ(3)ウナ(7)」と読む語呂合わせから。この日には、公益社団法人日本サウナ・スパ協会の加盟店において、満37歳の客と同伴の1名をサウナに無料招待する、等のイベントを実施している。一般に、サウナの発祥は北ヨーロッパのフィンランドとされる。1,000年以上の歴史があり、フィンランドの各家庭には必ずといってよい程サウナがある。体への負担を考慮し、週1回程度の利用が多いようである。日本では、健康ランドやカプセルホテル、スポーツクラブ等に設置されている。また、単独でサウナと称している施設もあり、それらの中には簡易な宿泊施設として利用できるものもある。フィンランド式サウナ等の乾式のもの(狭義には、これのみをサウナという)と、スチームバス、ミストサウナ等、湿式のものがある。日本古来のかま風呂や、温泉の蒸気を利用した蒸し湯等も湿式サウナの一種である。乾式の場合、室温は約80℃から約100℃もあるが、乾燥しているために火傷を起こさずに済む。但し、金属性の装身具を身に付けたまま入ると、熱くなって危険である。また、壁に触れると低温やけどをし易いため、壁にもたれてはいけない。口で息をすると、内臓に悪影響が及ぶため、鼻で息をしないといけない。サウナに入ると、血流は安静時の2倍近く亢進する。その結果、酸素の摂取量が増え、筋肉疲労物質を分泌する等、肉体疲労を回復し、エネルギー再生産がなされて疲労回復の効果が上がる。サウナによる高温の空気が全身の皮膚を刺激し、中枢神経の興奮が高められる。これによって、神経による身体機能の調整が促され、ストレスの解消ともなる。低温のサウナにゆっくり入ると、鎮静作用が働く。活動的な昼のリズムから休息のリズムへの自然な転換が図れ、快適な睡眠に役立てることができる。肩こりや筋肉痛の原因は、主に筋肉の過度の緊張や血流の不足である。サウナ浴をすると自律神経の調節力が高まって血行が良くなり、筋肉内を循環する血液量が増え、汗と共に疲労物質(乳酸)が排出されるため、肩こりや腰痛等の神経感覚的症状の改善が期待できる。日本初のサウナ施設は、1951(昭和26)年、東京都中央区銀座にオープンした「東京温泉」とされる。「東京温泉」は、1993(平成5)年まで運営されていた入浴レジャー施設であり、蒸し風呂やミルク風呂等の他、キャバレー、ホール、麻雀クラブ、食堂酒場と娯楽施設を備え、はとバスのコースになったこともあったという。
十歳(ととせ)の祝いの日。
10歳の節目を迎える子ども達の健全な成長を願い、未来像を描いてもらう日をと、京都市下京区四条通高倉西入ルに事務局を置く「十歳(ととせ)の祝い普及促進協議会」が制定。七五三のような、子どもの成長を祝う行事である10歳の「二分の一成人式」「立志式」に倣い、通過儀礼の1つとして和装、洋装の晴れ着を着る機会の提供、親子の絆、地域で子どもを見守る風土の醸成等が目的。日付は、3月は年度替わりの月で、対象の子どもの多くが10歳を迎え終わることと、3月7日の「3」と「7」を足すと「10」になることから。十歳を「ととせ」と読むことで、日本らしさ、祝いの日らしさを表現している。10歳の年に、「二分の一成人式」を開催する学校や地方自体が増えている。その起源は、重い病気に罹っていて、とても20歳は迎えられないのではないかと思われる子どもを持った両親が、10歳の時に成人式をやってあげようという、「親心」の籠ったものと言われている。
すたみな太郎の日。
東京都足立区西綾瀬に本社を置く、ファミリーレストランチェーン店「すたみな太郎」を全国展開する企業、株式会社江戸一が制定。豊富なメニューを食べ放題で楽しめる「すたみな太郎」をアピールすることが目的。日付は、3月7日の「3」と「7」で、「すたみ(3)な(7)太郎は、老若男女みん(3)な(7)で楽しめるお店」と読む語呂合わせから。また、3月の新たな出会いの時期に、「すたみな太郎」の店で楽しい時間を過ごしてもらいたい、との願いが込められている。「すたみな太郎」は、焼肉・寿司・デザートを中心とした最大130種以上の豊富なメニューを提供するセルフバイキングの店で、1978(昭和53)年に寿司と焼肉食べ放題の「すたみな太郎」1号店(環七店)が開店している。現在では、バイキングレストランとしてトップレベルの売上げを誇っているという。なお、株式会社江戸一は、「おなかイッパイ(18)、しあわせイッパイ(18)」と読む語呂合わせから、毎月18日も「すたみな太郎の日」に制定している。