3月7日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

花粉症記念日。 
1993(平成5)年3月7日、気象庁が花粉飛散情報の発表を始めた、という情報があることから。但し、気象庁では、花粉飛散情報を発表しておらず、これまでも発表したことはないという。制定した組織、或いは団体等は不詳である。なお、環境省が「環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)」を稼働させ、ホームページで花粉飛散情報の提供を行なっている。「環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)」では、花粉自動計測器を全国120地点に配置し、リアルタイムで観測した花粉の飛散状況を確認することができる。花粉症とは、I型アレルギー(哺乳類にのみ存在する糖たんぱく質である免疫グロブリンE[IgE]が原因とされるもの)に分類される疾患の1つである。植物の花粉が、鼻や目等の粘膜に接触することによって引起こされ、発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ等の一連の症状が特徴的な症候群のことである。日本においては、北海道の大半を除いてスギ花粉が抗原となる場合が多い。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり等は、アレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)の症状であり、花粉の飛散期に一致して症状が起こるため、季節性アレルギー性鼻炎(対義語は通年性アレルギー性鼻炎)に分類され、その代表的なものとなっている。目のかゆみや流涙等は、アレルギー性結膜炎の症状であり、鼻炎同様に季節性アレルギー性結膜炎に分類される。花粉症は、水のようなサラサラした鼻水と目のかゆみが特徴的であり、感染症である鼻風邪との鑑別点になる。鼻風邪であれば、一般的には目のかゆみはなく、数日の内に鼻水は粘性の高いものになり、さらに、黄色や緑等、色の付いたものとなる。また、屋外の方が花粉が多いため、おのずと症状も強くなるという点も風邪との違いである。スギ花粉飛散の前から症状を呈する患者も多くいるが、実際にごく微量の花粉に反応している場合だけでなく、季節特有の乾燥や冷気によるものもあると考えられている。患者により、くしゃみや鼻水がひどいタイプと、鼻詰まりがひどいタイプ、両方ともひどいタイプ等に分けられる。症状の程度も個人により異なる。花粉飛散量が2倍になったからといって、症状も2倍ひどくなる訳ではない。多量の花粉に曝露されると症状も悪化するが、少量であっても連続すると重症化していくのも特徴である。また、一旦最重症化すると、少々の花粉量の変化では症状は変化しなくなる傾向があり、花粉飛散期が終了しても、症状はなかなか改善しない。目覚めの時に強く症状が出ることもあり、俗にモーニングアタックと言われる。就寝中に吸込んだ花粉が、目覚めと共に症状を引起こしたり、自律神経(循環器、消化器、呼吸器等の活動を調整するために、24時間働き続けている神経で、体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経がある)の切替えがスムーズにいかないのが、鼻粘膜における高まった過敏性と相まって症状が出ると考えられている。緊張すると症状が治まる、リラックスすると症状が出てくる等のことも、自律神経のバランスの具合によって説明されている。リラックス時や就寝時には副交感神経が優位となるが、その場合に症状が出易いという。花粉症を引起こす植物は60種以上が報告されている。報告されていないものも含めれば、さらに多いであろうということは、容易に想像できる。春先に大量に飛散するスギの花粉が原因であるものが多いが、ヒノキ科、ブタクサ、マツ、イネ科、ヨモギ等、他の植物の花粉によるアレルギーを持つ人も多くいる。特に、スギ花粉症患者の7割から8割程度はヒノキ花粉にも反応する。よって、スギ・ヒノキ花粉症と呼んだ方がよいとの指摘もある。また、「イネ科」と総称されることからも分かる通り、その花粉症の患者は個別の植物ではなく、幾つかのイネ科植物の花粉に反応することが知られている。○○科と総称されるのは、光学顕微鏡による肉眼観察では区別が付かないためでもある。これらは、花粉に含まれているアレルゲン(アレルギーの原因となる抗原物質)が極めて類似なため、交差反応を起こしているからである。スギの少ない北海道ではスギ花粉症は少なく、イネ科やシラカバ(シラカンバ)による花粉症が多い等、地域差もある。花粉症の原因となる植物は、風に花粉を乗せて飛ばす風媒花が一般的であるが、職業性の花粉症(栽培農家等)にみられるように、その花粉を大量、かつ長期に亘って吸込んでいれば、どんな植物の花粉でも花粉症になり得る、と考えられている。日本人の主食となっている米を取るイネは、花粉症の原因になることは少ない。開花期が早朝でごく短く、水田で栽培されるためである。元々、日本の森林は広葉樹を主体とした多種多様な樹木が分布しており、森林の90%近くが広葉樹であった。しかし、高度経済成長による建築用木材の需要増大で、生育が早く加工が容易であり、真っ直ぐに成長するスギやヒノキ等の針葉樹の植樹が各地で行なわれた。その結果、森林全体では針葉樹が約50%を占めるようになった。人工林では約99%が針葉樹となっている。高度経済成長の終息や、海外から安い木材が輸入されるようになると、日本の針葉樹林は放置され、大量の花粉を排出するようになった。スギやヒノキは樹齢30年を過ぎると子孫を残す段階に移行するため、特に多くの花粉を排出するようになる。近年の花粉症患者の増大は、そのためと考えられる。針葉樹は動物の食糧となる木の実が成らず、針葉樹林は緑の砂漠と言われる。針葉樹林の増加は人間だけではなく、森に住む動物にとっても深刻な問題である。ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる微粒子(DEP)や、ガソリンエンジンからも排出される窒素酸化物(NOx)、オゾン(O3)等に長期間暴露されることにより、花粉アレルギー反応の閾値(特定の作用因子が,生物体に対しある反応を引起こすのに必要な最小、或いは最大の値)を下げる、アレルギー反応を増幅する等の影響が指摘されており、様々な実験・調査がされている。大気汚染物質としては、自動車排ガスの他、自動車タイヤと道路の摩擦から発生する道路粉塵、煙草の煙や換気の悪い室内での暖房時に出るガス状物質、黄砂(特に、中国を中心とした東アジア内陸部の砂漠、又は乾燥地域の砂塵が、強風を伴なう砂塵嵐等によって上空に巻上げられ、春を中心に東アジア等の広範囲に飛散し、地上に降り注ぐ気象現象)や土埃等も、症状を悪化させるという報告がある。その他、従来からの日本式家屋とは異なる高気密の住宅が普及したことも、花粉症が増えた原因の1つではないかという考えがある。高気密ではあるが高断熱ではない住宅では、局所的に湿度が蓄積され易く、不十分な換気等によってダニやカビが繁殖し易い環境になる。これによって、幼少児期の内からハウスダスト(室内塵のことで、アレルギーを引起こす幾つかのアレルゲンが混合したもの)に対するアレルギー性鼻炎や小児喘息等を発症し、中には、それが原因で花粉症にもなり易くなっている人もいる、との考え方である。即ち、何らかのアレルギーになると、それがきっかけで、違うアレルギーにもなり易くなるというものである。日本においては、1960年代に次々と報告されたブタクサ、カモガヤ、スギ、ヨモギ等によるものが、花粉症の始まりである。しかし、その正確な出現時期は判っていない。1960年代後半からおよそ10年は、帰化植物であるブタクサによる花粉症が多かったが、1970年代中頃からスギ花粉症患者が急増した。原則的に自然治癒は期待できないため、毎年のように患者数は累積し、現在では、花粉症と言えばスギ花粉症を指す、と思われる程になっている。花粉症の約80%はスギ花粉症と言われ、新たな国民病とも呼ばれる。 
ななつのしあわせミックスナッツの日。
宮崎県都城市平江町に本社を置き、自然食品のインターネットショップ「タマチャンショップ」等を運営する企業、有限会社九南サービスが制定。有限会社九南サービスでは、クルミ、アーモンド、ピーカンナッツ、カシューナッツ、マカデミアナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオの7種類のナッツをミックスした、「ななつのしあわせミックスナッツ」を販売している。それぞれのナッツの栄養素を一度に摂取できる、このミックスナッツの魅力をより多くの人に知ってもらい、利用してもらうことが目的。日付は、3月7日の「3」と「7」で、「ミ(3)ックスナ(7)ッツ」と読む語呂合わせから。有限会社九南サービスのナッツは、無塩・無油に拘った「自然派」で「無添加」商品。そのため、自然の甘みが広がり、栄養が身体の内側から肌までを、隅々まで元気一杯にしてくれる。自然が生み出した「バランス栄養食」ナッツは、美容にも健康にも良いスーパーフードと言える。