3月4日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

三線の日。
沖縄県を放送対象地域として中波放送(AM放送)とテレビジョン放送をする特定地上基幹放送事業者、琉球放送(RBC)のラジオパーソナリティ上原直彦が、1993(平成5)年に提唱し、沖縄県と琉球放送(RBC)が制定。日付は、3月4日の「3」と「4」で、沖縄楽器の「三線 = さん(3)し(4)ん」とする語呂合わせから来ている。この日は、三線の音に合わせて琉球音楽を歌って、踊って楽しむ日、としている。三線(さんしん)は、弦楽器の一種で、日本の三味線(弾いて演奏される有棹撥弦楽器)の起源の1つとされる。中国東部、福建省の弦楽器「三弦」を原型とする撥弦楽器であり、15世紀以降琉球王国(現在の沖縄県、及び鹿児島県奄美群島)で独自に発展した。音を出す胴の部分に蛇皮を張り、胴の尻から棹の先(天部)に向けて3本の弦を張り渡して、弦を弾いて鳴らす。かつては琉球王国領内において、宮中での琉球舞踊に用いる琉球古典音楽や、士族や農民達が歌う民謡(沖縄民謡や奄美民謡)のために男性が三線を弾いた。現代では、古典音楽や民謡の他、ポップスやクラブミュージック等、様々なジャンルで用いられ、演奏するアーティストも沖縄音楽や沖縄文化圏に留まらないが、今日でも沖縄文化(琉球文化)を象徴する存在の1つである。沖縄県は、近代以降移民が盛んで、日本本土に移り住む人や、太平洋中央部の洋上にあるアメリカ合衆国ハワイ州、南アメリカ中部のブラジル、ボリビア等の沖縄人コミュニティーを通して琉球文化圏外にも広まった。日本の音楽界では長く注目されなかったが、第二次世界大戦前に、沖縄県の八重山諸島の竹富島に伝わる古謡『安里屋ユンタ』(1934[(昭和9]年録音、歌詞は日本語標準語の「新民謡」)がラジオ放送で人気を博したり、1970年代にルポライターの竹中労らが沖縄音楽を紹介したりした後、1990年代の「沖縄ブーム」の到来により、全国的に知られるようになった。三線を前面に押出した楽曲として初めてのミリオンセラーは、4人組ロックバンド、THE BOOMの『島唄』(1993[平成5]年全国発売)である。 
三姉妹の日。 
女性ばかりの姉妹の中でも、一際華やかで絆が強いとされる長女、次女、三女の三姉妹。その三姉妹に焦点を当て、多岐に亘る情報を収集・分析し、「きょうだい」や家族のあり方を解き明かす研究・調査機関、三姉妹総合研究所が2011(平成23)年に制定。日付は、「ひなまつり」「国際女性デー」等、女性の月とも言える3月で、「3」と「4」で「三姉妹(さん[3]し[4]まい)」と読む語呂合わせから。三姉妹総合研究所では、「QLQL Cafe」(東京都千代田区外神田に所在する、カフェと写真館との融合スペース)とコラボレーションし、「三姉妹」のポートレートを無料で撮影する、「三姉妹写真館」プロジェクトを行なっている。日本史上で有名な三姉妹の代表的な存在として、浅井三姉妹が挙げられる。浅井三姉妹は、戦国時代の武将で、北近江(現在の滋賀県北部)の戦国大名、浅井長政とその正室、市(織田信長の妹)との間に生まれた3人の娘、茶々、初、江で、それぞれ、天下人となった豊臣秀吉、若狭国(現在の福井県南部[嶺南地域]から敦賀市を除いた部分)小浜藩の初代藩主となった京極高次、江戸幕府第2代将軍徳川秀忠の妻(正室・側室)となった。天下統一を進めた織田信長の姪という血筋に生まれ、2度の戦国大名家の没落・落城や両親の死を経験し、その後天下を巡る豊臣家(羽柴家)と徳川家の天下の覇権争いに深く関わったことから、母の市と並んで、戦国の女性の代名詞として語られることが多い。  
酸蝕歯の日。 
エナメル質は、歯の一番表側にある普段目に見えている部分で、身体の中で最も硬い組織である。熱や電気の不良導体で、歯に対する様々な外部刺激から歯髄(歯の神経)を守るのが、エナメル質の最大の役割となっている。食事中の酸により、歯のエナメル質が摩耗した状態を酸蝕歯と呼ぶ。「酸蝕歯の日」は、歯の健康のために、酸蝕歯の改善に取組んできた、イギリスに本社を置く、世界有数の規模を持つグローバル製薬企業、グラクソ・スミスクライン(日本法人は、東京都港区赤坂に本社を置く、グラクソ・スミスクライン株式会社)のブランドである「シュミテクト」が制定した日で、酸蝕歯を広く社会的にアピールすることが目的。日付は、3月4日の「3」と「4」で、「酸蝕歯(さん[3]しょくし[4])」の語呂合わせから来ている。歯の健康のためには、酸蝕歯の改善が大切で、「酸」の多い現代の食生活が、エナメル質のダメージを引起こす原因になっている。「酸」を多く含む飲食物とは、ワインやスポーツドリンク、ドレッシング等で、健康に良いと言われるフルーツやジュースも含まれる。歯のエナメル質のダメージは、年齢と共に進行することが分かっている。エナメル質が「弱くなる」「薄くなる」「透けてくる」「黄ばむ」「光沢がない」ことがダメージのサインであるが、特に初期段階は自分では分かりにくく、歯科医に相談するのが良い。
オーミケンシ・レーヨンの日。
大阪市中央区南本町に本社を置き、レーヨン綿や紡績糸等の繊維事業を中心に製造販売を行なう企業、オーミケンシ株式会社が制定。自社の多彩な機能を付加したレーヨン綿から、その製品までの販売促進が目的。日付は、3月4日を「0304」として、「オー(0)ミ(3)レーヨン(4)」と読む語呂合わせから。レーヨンは、石油系を原料とする合成繊維と異なり、木材等の天然原料からできており、地球環境にも優しい繊維として世界から注目を集めている。昔は人絹(じんけん、人造絹糸)、ステープル・ファイバーから、スフとも呼ばれていた。レーヨンは、光線(英:ray)と綿 (英:cotton) を組合わせた言葉である。レーヨンは、石油系を原料とする合成繊維と異なり、木材等の天然原料からできており、地球環境にも優しい繊維として、世界から注目を集めている。1917(大正6)年、滋賀県彦根市で近江絹綿株式会社として創業されたオーミケンシ株式会社は、1950(昭和25)年に本社を大阪市に移転し、1968(昭和43)年に商号変更して、現在の社名となっている。オーミケンシ株式会社の女性用アパレル部門の1つであったが、1969(昭和44)年にその部門が独立して設立された女性用アパレルメーカー、ミカレディ株式会社は、後に東京都中央区銀座に本社を移すが、現在もミカレディ株式会社の株式は全て、オーミケンシ株式会社の100%子会社、オーミ・リアルエステート株式会社が保有している。
差入れの日。
東京都新宿区西新宿に事務局を置き、仕事を頑張る人達が、前向きな気持ちになることで効率を上げ、日本を明るく元気にすることを目指す任意団体、日本残業協会が制定。会社で疲れている時に嬉しい応援方法である「差入れ」を啓蒙することで、社内コミュニケーションの活性化を促し、業務効率のアップやモチベーションアップ等を図ることが目的。日付は、この頃が多くの会社で決算前の繁忙期であることと、3月4日の「3」と「4」で、「差入れ(さ[3]し[4]いれ)」の語呂合わせから。なお、日本残業協会は、残業の是非を問う団体ではない。この日には、残業美人候補達による差入れイベント等を行なっている。また、日本残業協会では、勢いを感じる残業LINEスタンプを販売している。   
サンヨーの日。
山口県岩国市室の木町に本社を置く、産業廃棄物のリサイクル等を手掛ける企業、株式会社サンヨーが制定。日付は、3月4日の「3」と「4」で、社名の「サン(3)ヨー(4)」と読む語呂合わせから。未来の子ども達へ「この素晴らしい地球」を遺していく、という初心を忘れないようにと、地域の清掃活動等を行なう。株式会社サンヨーでは、産業廃棄物として搬入された燃え殻や煤塵、無機性汚泥を、人工砕石や再生土等の建設資材にして、顧客へ届けている。また、木くずや瓦礫類の100%リサイクルにも取組んでいる。
34山陽不動産の日。
広島県福山市東町で1969(昭和44)年に創業した不動産業を営む企業、有限会社山陽不動産が制定。有限会社山陽不動産では、長年に亘り不動産という観点から、地域に根差した事業を展開し、福山を盛り上げてきただけでなく、若手起業家を支援する事業「Dioporte(ディオポルテ)」等を手掛けてきた。記念日を通して、自社と共に「福山」や「山陽地域」の認知度向上が目的。日付は、3月4日の「3」と「4」で、社名の「山陽(さん[3]よ[4]う)」と読む語呂合わせから。なお、記念日名の初めにある「34」は、「サンヨン」と読む。
パチンコ・パチスロメーカー「SANYO」の日。
愛知県名古屋市千種区今池に本社を置く、「SANYO」ブランドで遊戯機を開発・製造している企業、株式会社三洋物産が制定。株式会社三洋物産は、パチンコ・パチスロを通じて「人々の心、日常に遊び心と驚きの喜びを提供すること」を目指しているエンターテイメント企業。「海物語」や「大工の源さん」等のロングセラーコンテンツを数多く生み出しているパチンコ・パチスロメーカー「SANYO」の、さらなるブランドの向上とPRが目的。日付は、3月4日の「3」と「4」で、「SAN(3)YO(4)」の語呂合わせから。