3月1日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

マヨネーズの日。
東京都渋谷区渋谷区に本社を置き、マヨネーズを始めとして、ドレッシング、ジャム等、数多くの食品を製造販売する企業、キユーピー株式会社が制定。おいしく、栄養があり、安心して食べられ、さまざまな料理に活用できるマヨネーズをアピールすることが目的。日付は、キユーピー株式会社が1925(大正14)年3月に、日本で初めてのマヨネーズを製造販売したことと、「日本初(1)」に因んで1日としたもの。初めて発売されたマヨネーズは瓶詰めタイプで、当時からラベルにはキユーピーちゃんが描かれていた。ロゴマークのキユーピーちゃんは、1909(明治42)年にアメリカのイラストレーターであるローズ・オニールが、ローマ神話の愛の神、キューピッドをモチーフとしたキャラクターとして発表した「キューピー(Kewpie)」に由来する。大正時代には、日本でもセルロイド(人類が開発した最初のプラスチックで、植物細胞の細胞壁、及び植物繊維の主成分で、天然の植物質の約3分の1を占め、地球上で最も多く存在する炭水化物、セルロースを、硝酸と硫酸との混酸で処理して得られる化合物)製の国産「キューピー人形」が大流行していた。社名、及び商標は、「キューピー」ではなく、小文字を用いない「キユーピー」である。この理由は、「デザイン上のバランス」としている。キユーピー株式会社の母体は、現在の株式会社中島董商店(主に、海外ブランドの食品を自社で輸入し販売している食料品販売会社で、本社はキユーピー株式会社と同じである)で、創立者で、代々眼科医の家系に生まれた中島董一郎が、若い頃のアメリカ留学時代にマヨネーズと出会い、1919(大正8)年、東京都中野区小滝町(現在の東京都中野区東中野)に食品工業株式会社を設立する。1957(昭和32)年には、社名を「キユーピー株式会社」に変更。現在も、株式会社中島董商店が、同じ母体のキユーピー株式会社と、「アヲハタ」ブランドで、缶詰・ジャム類を製造している広島県竹原市に本社を置く食品会社、アヲハタ株式会社(元々は、株式会社中島董商店に勤務していた廿日出要之進[実家が果物農家を営んでいた]が、株式会社中島董商店の全額出資を得て株式会社旗道園として創業し、後に地元企業出資の下、青旗缶詰株式会社として再度設立されている)と共に、キユーピー・アヲハタグループの中核となっている。キユーピー株式会社は、有名なマヨネーズの他にも、様々な食品、調味料、業務用製品も手掛けている。東京都調布市調布ケ丘に本社を置く、食品流通トップの運送会社、キユーソー流通システムは、キユーピー株式会社から独立した会社で、キユーピーグループの物流を一手に請け負っている他、グループ以外にも積極的に営業展開を行なっており、現在、売上高に占めるキユーピーグループ関連の比率は30%程度である。マヨネーズは、食用油・酢・卵を主材料とした半固体状ドレッシングで、卵は卵黄のみ使用するものと、全卵を使用するものがある。当初、卵やオリーブ油などで作られるスペイン料理のソースの一種であったが、現在では、サラダ等の料理における調味料として利用されている。日本のメーカーが販売しているマヨネーズは、全卵タイプのものも存在するが、最もシェアの高いキユーピー株式会社の製品は卵黄タイプである。一方、世界では、全卵タイプのものが主流である。また、日本人の好みに合うよう、菜種油、大豆油等のくせのない植物油と米酢を主原料にしており、この点でも欧米のものとは風味が異なる。欧米の人々には、日本でマヨネーズを使用したピザが売られていることや、何にでもマヨネーズを使用する「マヨラー」の存在は奇異に映るが、日本製のものを使用すると理解を示すという。油分を少なくしてカロリーやコレステロールを抑え、「肥満防止」を謳った製品や、アレルギーへの配慮から、卵を使用せずに大豆等植物性原料のみで作った「大豆マヨネーズ」、或いは「豆腐マヨネーズ」も販売されている。「マヨ」と略されて呼ばれることがあるが、英語でも「mayo」と略されることが多い。海外産のマヨネーズの多くは、日本農林規格(JAS規格、農・林・水・畜産物、及びその加工品の品質保証の規格)の基準では「マヨネーズ」に該当せず、マヨネーズという商品名にも拘らず、「半固体状ドレッシング」という分類で販売されている。日本では、ソフトチューブ入りのものが多く出回っているが、欧米では瓶入りのものが普及している。因みに、ロシアが世界で最も多く、マヨネーズを消費しているという。
マヨサラダの日。
マヨネーズ等の調味料を主力としている食品メーカー、キユーピー株式会社、キユーピー株式会社の源流企業で、母体でもある食料品販売会社、株式会社中島董商店、缶詰・ジャム類等を主力としている食品メーカー、アヲハタ株式会社が形成している企業グループ、「キユーピー・アヲハタグループ」に属する、東京都調布市仙川町に本社を置き、サラダ、総菜、麺とパスタ、デザート等の食品を製造販売する企業、デリア食品株式会社が、2017(平成29)年に制定した。幅広い世代に愛されている「マヨサラダ」(マヨネーズ類を使用したサラダ)の魅力や美味しを、さらに多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、3月1日がキユーピー株式会社が制定した「マヨネーズの日」であることから、関連が深い「マヨサラダ」も同じ日に。「マヨサラダ」は、定義が「マヨネーズ類を使用していること」のみであるため、「鶏ごぼうのごまマヨサラダ」「ツナとアボカドのマヨサラダ」「スモークサーモンとオニオンのマヨサラダ」等、実際に作られるマヨサラダの種類は豊富である。また、作るのも混ぜるだけ等、手間の掛からないものが多い。デリア食品株式会社は、1975(昭和50)年7月にキユーピーグループの惣菜会社として誕生し、社名はスペイン語の毎日を意味する「デアリア」を由来とする。また、デリア食品株式会社は、1月11日を「マカロニサラダの日」、10月10日を「ポテトサラダの日」にも制定している。 
ファミリーファーストの日。 
東京都渋谷区千駄ヶ谷に本社を置き、『ライオンズマンション』シリーズで知られ、マンションの分譲、不動産販売、都市開発等を手掛ける企業、株式会社大京が制定。家族想いの象徴として、ライオンのブランド名を掲げる株式会社大京は、いつも「家族の幸せを第一に」と考え、商品やサービスの提供を心掛けている。そんな「Family First(ファミリーファースト)」の気持ちの大切さを、広く伝えることが目的。日付は、「Family First」のブランドタグラインを「初めて(1)立上げた3月(3)」と、「家族みんな(3)のことを一番(1)に想う気持ち」の語呂合わせから。この日には毎年、家族をテーマにしたフォトコンテストを開催している。株式会社大京は、東京圏、名古屋圏、大阪圏の三大都市圏を中心に、6,000棟以上の『ライオンズマンション』シリーズを展開する。『ライオンズマンション』のエントランス前には、必ずライオンの銅像を設置しているが、沖縄県の『ライオンズマンション』に限り、ライオンの銅像の代わりにシーサーが置かれている。2005(平成17)年に株式会社大京は、大阪市西区西本町に本社、東京都港区浜松町に本店を置く大手総合リース企業で、多くの事業も手掛けているオリックス株式会社と資本提携し、その関連会社となり、2018(平成30)年には、オリックス株式会社の完全子会社となっている。また、株式会社大京は2013(平成25)年、2007(平成19)年度に国内の事業主別マンション供給戸数ランキングで首位を獲得した、香川県高松市藤塚町に本社を置く不動産会社(デベロッパー)、株式会社穴吹工務店を完全子会社化している。さらに、同じオリックス・グループのプロ野球球団、オリックス・バファローズのオフィシャルスポンサーも務める。
冠元顆粒の日。
東京都中央区日本橋に本社を置く、漢方製剤や生薬製剤を薬局等を通じて全国に販売する企業、イスクラ産業株式会社が制定。「冠元顆粒(かんげんかりゅう:正式名称はイスクラ冠元顆粒)」とは、イスクラ産業株式会社が日本で初めて許可を取得し、発売した漢方薬で、血液の流れが悪く滞ることで汚れたり、粘度が高まり流れにくくなった「瘀血(おけつ)」を改善する働きがある。日付は、「冠元顆粒」の発売を開始した日、1991(平成3)年3月1日から。「冠元顆粒」で様々な病気の原因となる瘀血状態を解消し、血液循環を良くすることで、健康で長生きしてほしい、との願いが込められている。「冠元顆粒」は、タンジン、コウカ等、6種類の植物性生薬から抽出したエキスを顆粒としたもので、中年以降、又は、高血圧傾向のある人の頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸の改善を目的としており、10年もの歳月をかけて研究、製品化された。イスクラ産業株式会社の設立年月日は1960(昭和35)年3月1日で、ロシア・独立国家共同体(CIS)諸国(ソビエト連邦の崩壊時、ソビエト連邦構成共和国が独立した15ヶ国の内、バルト三国[エストニア、ラトヴィア、リトアニア]を除く12ヶ国[発足当初は10ヶ国]によって結成された国家連合体)・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入中成薬(中国漢方製剤)の製造・販売等を行なっている。